授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
システムで動作しているプログラムを管理するプロセス管理、ジョブ管理が説明できる。
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プロセスとジョブの管理を行うための確認コマンドを練習する。
ps、top、jobs、fg、bg |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
2 |
異常を起こしたプロセスに対して、制御シグナルを送ることでプロセスが強制終了や再起動、停止状態になる子をが説明できる |
プロセスに送信する制御シグナルを学習し、killコマンドでシグナルを指定する演習を行う。
kill、killall |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
3 |
アクセス権や所有者、グループに対する権限が説明できる |
ファイルやディレクトリについている属性の確認と変更方法を演習する。
chmod、chown、chgrp、umask |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
4 |
特殊なアクセス権が何か、SUID,SGID,stiky bitの意味や設定方法、違いが説明出来る。 |
SUID,SGID,stiky bitを設定することでどのような特性が現れるのか、ファイルとディレクトリでは同じ属性を設定しててもその振る舞いが違うのを確認演習する。 |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
5 |
正規表現とは何か、どのように使用するのか説明できる。 |
正規表現の意味と正規表現を利用したgrepコマンドの使用法を演習する。
grep |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
6 |
一般正規表現と拡張正規表現とは何が違うのかを説明できる。 |
grepとegrep、fgrep、zgrepの違いを練習しながらそれぞれのコマンドで正規表現をどのように使用するか学習する。 |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
7 |
リンクとは何か、ハードリンクとシンボリックリンクが説明できる。 |
Linuxのファイル管理の原理を理解し、i-nodeとは何か、その確認方法とリンク作成を行うことでハードリンクとシンボリックの差がわかるような演習を行う。
ln、cp -s |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
8 |
1-7までの内容をまとめ、中間試験を行う。 |
中間試験 |
【理解度確認】中間試験 |
9 |
シェルの機能とLinuxの起動シーケンスが説明できる |
Linuxが起動する際読み込む各種設定ファイルを確認し、ユーザ環境を実現するシーケンスを学習する。
/etc/profile、~/.bash_profile、~/.bashrc、/etc/bashrc |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
10 |
bashシェルがユーザ環境をどのように実現するのか、シェル変数と環境変数は何が違うのか説明できる。 |
シェル変数の作成と環境変数化する方法、環境変数を再定義することで環境にいどのような変化が現れるかを演習を通して学習する。
PS1、PATH、HOME、set、exportなど |
【理解度確認】小テスト |
11 |
通信やデータ管理に欠かせないファイルの圧縮と解凍が説明できる |
大きいデータを小さくできれば通信やデータ管理で便利である。Linuxではいろいろな圧縮コマンドがあるがその中でgzipとbzip2を利用してファイルを圧縮、解凍する練習を行う。
gzip,bzip2,compress |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
12 |
アーカイブとは何か、その利用方法は何か説明できる。 |
複数ファイルを1つにまとめることをアーカイブという。tarコマンドを利用してアーカイブの作成、確認、アーカイブからファイルを抽出、圧縮、解凍する演習・学習する。
tar |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
13 |
rpmコマンドによるインストール作業が説明できる。 |
rpmパッケージによるインストール管理を演習する
rpm |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
14 |
ユーザ管理に必要な基本データベースとコマンドが説明できる。 |
新規ユーザ作成や削除、モード変更などをコマンドとデータベース編集で実現できるように演習する。
useradd、userdel、usermodなど
/etc/passwd、/etc/shadowなど |
【理解度確認】実習レポートの確認 |
15 |
これまでの内容の総まとめと期末テスト |
期末試験 |
【理解度確認】期末テスト |