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シラバス

電気工事技術科 2024年度入学生

科目名 配電理論および配線設計 作成日 2024/03/05
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 第2種電気工事士試験の配電理論・設計分野の内容を理解し、低圧需要家の配線設計を行えるようになる。
到達目標 第2種電気工事士試験の配電理論・設計分野の問題に正答を回答できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 80%  %  %  %  %  %  % 20%
評価基準
第2種電気工事士試験の配電理論・設計分野の問題に正答を回答できること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 大木健司
テキスト・参考文献 第二種電気工事士筆記完全マスター、内線規定
実務経験有無  
電気工事作業者として、大規模建設工事における仮設電源の設計に従事した経験がある。その経験から本科目の配線設計に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 電気工事実習、電気に関する基礎理論Ⅰ・Ⅱ、一般電気工作物の保安に関する法令、配線図、電気工事の施工方法、電気工事用の材料および工具  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 配電に使用される電気方式・配電方式、屋内電路の対地電圧について、説明することが出来る。  ・電気方式  ・配電方式  ・対地電圧 
【理解度確認】口頭質問
2 屋内配線に使用する電線の太さのきめ方について、説明することが出来る。  ・機械的強度  ・許容電流  ・電圧降下 
【理解度確認】口頭質問
3 配電方式としての単相3線式の電圧と電流の関係について、説明することが出来る。  ・単相3線式の特徴  ・各線の電圧、電流 
【理解度確認】口頭質問
4 引込口配線、屋内配線の技術的要件について、説明することが出来る。  ・引込口  ・幹線  ・分岐回路 
【理解度確認】口頭質問
5 開閉器の技術的要件について、説明することが出来る。  ・開閉器の種類と用途  ・取付場所  ・省略出来る場所 
【理解度確認】口頭質問
6 過電流保護に関する技術的要件について、説明することが出来る。  ・過電流保護の種類 ・過電流遮断器の仕組み ・過電流遮断器の施設 
【理解度確認】口頭質問
7 地絡保護に関する技術的要件について、説明することが出来る。 接地(アース)に関する技術的要件について、説明することが出来る。  ・地絡保護の目的  ・漏電遮断器の仕組み  ・漏電遮断器の施設 ・接地の目的 ・接地の種類 ・接地が必要な場所 ・省略出来る場所 
【理解度確認】口頭質問
8 中間試験において6割以上の得点を獲得できる。  ・7回目授業までに取り上げた全ての項目 
【理解度確認】筆記試験
9 引込口配線の設計に関する技術的要件について、説明することが出来る。  ・引込線取り付け点の選定 ・引込電線の太さの選定・配線工事の種別 ・使用電線の種別 
【理解度確認】口頭質問
10 幹線の設計に関する技術的要件について、説明することが出来る。   ・最大電流の想定 ・需要諸係数と適用 ・電圧降下の制限と電線の太さ   ・幹線を保護する過電流遮断器の容量の選定 
【理解度確認】口頭質問
11 分岐回路の設計に関する技術的要件について、説明することが出来る。  ・過電流遮断器の容量  ・回路に使用される電線の最小太さ     ・コンセントなど配線器具   ・分岐回路の種類による施設方法・屋内に施設する電動機の過負荷保護 
【理解度確認】口頭質問
12 一般住宅の屋内配線設計に必要な要件について、内容を説明することが出来る。  ・一般住宅の屋内配線設計に必要な設計要素 
【理解度確認】口頭質問
13 電動機のある屋内配線設計に必要な要件について、内容を説明することが出来る。  ・電動機の屋内配線設計に必要な設計要素 
【理解度確認】口頭質問
14 屋側配線、屋外配線設計に必要な要件について、内容を説明することが出来る。  ・屋側配線  ・屋外配線の長さ  ・屋内電路保護用過電流遮断器の関係  ・架空部分の施設  ・屋外灯または点滅器に至る引き下げ線の施設  ・地中部分の施設 
【理解度確認】口頭質問
15 屋内配線設計に必要な要件について、内容を説明することが出来る。  ・一般住宅の配線設計に必要な設計要素  ・計算方法 
【理解度確認】口頭質問