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シラバス

電気工事技術科 2024年度入学生

科目名 電気製図 作成日 2024/03/08
区分 必修 実習
開催時期 2年次 通年
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 120時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 建設業界で広く使用されているオープンソースのCADである"Jw_CAD"の操作を通して電気設備図面作図作業を体験し、電気製図の基本的なスキルを身につけることを目的とする。
到達目標 Jw_CADの基本操作ができる。 配線図や回路図を作成できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 90%  %  %  % 10%
評価基準
授業内で提出指示のあった課題をすべて提出しているものを成績評価対象者とする。 課題点の評価基準は下記とする。  1.提出された作品は課題毎に必要な仕様を満たしているか。  2.提出された作品の内容は整然としているか。  3.課題毎に提出期限を守れているか。 ※未完成の作品や盗用・その他課題の指示を著しく逸脱した作品は、提出されても未提出扱いとする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 磯谷 祥之
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト プリント配布
実務経験有無  
電気工事作業者として、Jw_CADを使用した図面作成の業務に従事した経験がある。その経験から本科目のJw_CAD操作における職業実践的な教育を行う。 
関連科目 配線図  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 授業ガイダンスを受ける。 Jw_CADの基本設定及び基本コマンドで作図ができる。 トレーニングドリル1の作図ができる。  ・授業の進め方、課題の作成例、評価方法を説明する。 ・作業ツールバーの構成、マウス操作、基本設定を行う。 ・基本コマンド( 直線・円・四角・複線・消去)を説明する。 
【理解度確認】課題提出による確認
2 トレーニングドリル2、3の作図ができる。 図枠を作成することができる。  ・基本コマンド( コーナー・角度・多角形・面取り)を説明する。 ・今後作図で使用する図枠について意味を説明する。 ・レイヤ切替え(編集可、表示のみ、非表示)の説明をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
3 高圧受電設備の電気図記号を作成できる。  ・見本を見ながら寸法指定された電気図記号の作図をする。 ・第一種電気工事士の資格試験より高圧受電設備の構成を見る。 
【理解度確認】課題提出による確認
4 電気図記号一覧の完成と提出ができる。 高圧受電設備(単線図)の作図ができる。  ・高圧受電設備の単線図を作図する。 ・電気図記号一覧から複写コマンドを使い作図する。 
【理解度確認】課題提出による確認
5 高圧受電設備(単線図)の完成と提出ができる。 指定されたレイヤに描き分けることができる。  ・作図したものを印刷指定範囲の中に収める。 ・レイヤ変更、線の属性変更の使い分けを行う。  
【理解度確認】課題提出による確認
6 低圧屋内動力平面図を作図できる。  ・応用コマンド(コーナー、面取り、反転、寸法線)を説明する。 ・見本を見ながら動力配線図の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
7 低圧屋内動力系統図を作図できる。 低圧屋内動力図面一式の完成と提出ができる。  ・見本を見ながら動力配線図の作図をする。 ・見本を見ながら動力系統図の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
8 住宅の低圧電灯設備平面図を作図できる。  ・見本を見ながら平面図に電気図記号の作図をする。 ・ハッチング及びソリッドを使用した塗りつぶしを説明する。 
【理解度確認】課題提出による確認
9 住宅の低圧電灯設備平面図を作図できる。   ・見本を見ながら平面図に電気図記号の作図をする。 ・見本を見ながら平面図に電灯配線の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
10 住宅の分電盤結線図を作図できる。  ・見本を見ながら分電盤結線図の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
11 低圧屋内電灯設備図面一式の完成と提出ができる。  ・作図したものを印刷指定範囲の中に収める。 ・レイヤ変更、線の属性変更の使い分けを行う。 
【理解度確認】課題提出による確認
12 マンション平面図を参考に4面展開図にスイッチ類を作図できる。  ・平面図と4面展開図の見え方の違いを説明する。 ・平面図から4面展開図へスイッチ類の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
13 自分で住宅の低圧電灯設備図面を設計および作図できる。  ・課題の作図条件の説明を行う。 ・分電盤結線図の作図をする。 ・指定された電気設備を理解して平面図の設計を行う。 
【理解度確認】課題提出による確認
14 自分で住宅の低圧電灯設備図面を設計および作図できる。  ・平面図に電気設備の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認
15 すべての製図課題が提出できる。  ・これまで学習した技術を駆使して課題の作図をする。 
【理解度確認】課題提出による確認