授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
前期授業で扱った回路について、計算することが出来る。 |
直流回路で使われるオームの法則の使い方を復習する。また、分流や分圧などの基本的な法則を確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
2 |
絶縁抵抗測定について、分電盤での点検方法を説明出来る。 |
分電盤図の読み方や、それにつながる負荷設備の構造を踏まえて、絶縁抵抗試験による測定範囲と不良個所の推定方法を確認する。また、高圧回路の漏れ電流測定方法も学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
3 |
直流ブリッジ回路の計算が出来る。
ケルビンダブルブリッジについて、計算により原理を説明出来る。 |
直流ブリッジ回路の計算方法を復習する。その後、ケルビンダブルブリッジ回路について、機器の概要や回路の計算方法を確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
4 |
機器の構造と内部抵抗について説明出来る。
測定値と真値から誤差を求めることが出来る。
内部抵抗による測定値の誤差を求めることが出来る。 |
計測機器の測定原理や構造を復習し、内部抵抗の存在について学ぶ。また、測定値と真値の関係より誤差率を求める方法を確認する。その後、内部抵抗と測定値の誤差率の関係を求める方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
5 |
電圧降下法に関連して、接続方法による誤差を計算出来る。 |
電圧降下法を用いた抵抗測定をもとに、接続方法による誤差率の計算方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
6 |
直流電位差計の測定原理や電気の流れ方を理解出来る。 |
ブリッジ回路の平衡条件と合わせて、零位法により電圧測定する直流電位差計について学ぶ。合わせて直流及び交流電源の内部抵抗について確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
7 |
ここまでの内容を理解出来る。 |
ここまでの内容を復習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
8 |
微分及び積分の計算が出来る。 |
平均値や実効値の基本となる数学の計算方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
9 |
波形に応じた平均値や実効値の計算が出来る。 |
正弦波、矩形波、三角波の概要を確認し、前回確認した積分計算を利用して平均値と実効値を求める方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
10 |
波形率と波高率の計算が出来る。
測定器の動作原理による指示値の種類を説明出来る。 |
平均値と実効値から、波形率と波高率を求める方法を学ぶ。また、測定原理と測定値(指示値)の種類を確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
11 |
複素数により交流回路を計算することが出来る。 |
単相交流回路について、複素数を用いた計算方法を確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
12 |
交流ブリッジ回路の平衡条件を求めることが出来る。 |
交流ブリッジ回路を複素数で計算し、平衡条件を導出する方法を学ぶ。また、平衡条件から零位法により未知抵抗やリアクタンスを求める方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
13 |
単相交流ベクトルの表記と電力の関係を計算出来る。
三相交流をベクトル表記することが出来る。 |
単相及び三相交流回路について、電圧と電流をベクトル表記し電力を計算する方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
14 |
二電力計法により電力を計算出来る。 |
三相ベクトルから電力計での測定値を解析し、二電力計法の原理を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
15 |
今まで学習した内容の演習問題を何も参照せず、解くことが出来る。 |
今まで学習した各項目のポイントを振り返りながら演習問題を解く。 |
【理解度確認】演習問題 |