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シラバス

電気工学科 2024年度入学生

科目名 電気実習 作成日 2024/03/13
区分 必修 実習
開催時期 2年次 通年
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 120時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 制御回路を実際に組み立て、動作の確認を行うことで、電気設備に使用されているシーケンス回路の基礎的な知識や考え方を習得する。また、第二種電気工事士受験対策のため工事実習も行う。 
到達目標 シーケンストレーナーを利用してリレーを用いた配線が出来る。加えて各種制御回路の動作及び回路構成が説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
課題として指定した回路の組立・動作確認を行い、完成と認めた数とその難易度により点数化し、評価とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 角田隆樹、岩橋 悠真
テキスト・参考文献 電気工学実験・実習(オリジナルテキスト)
実務経験有無  
非常用発電装置を製造するメーカーにて非常用発電装置の回路設計業務の経験を有する。その技術経験を活かして、本科目の職業実践的な電気技術力向上の教育を行う。 
関連科目 自動制御   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 シーケンストレーナーに使用する各種部品の構造と機能を説明出来る。   シーケンストレーナーの確認(1) シーケンストレーナ実習装置の動作確認・必要な補修等を行う。  
【理解度確認】動作確認
2 リレーの構造と機能が説明出来る。 自己保持回路の回路図と動作が説明出来る。  制御回路の実習(1) リレーの構造及び機能を学ぶ。また、シーケンストレーナーを使用し、自己保持回路の構造及び動作を学ぶ。 
【理解度確認】課題確認
3 AND回路の回路図と動作が説明出来る。 OR回路の回路図と動作が説明出来る。 インタロック回路の回路図と動作が説明出来る。  制御回路の実習(2) リレーを使い、AND回路とOR回路の回路図と動作原理を学ぶ。また、インタロック回路の構造と動作を学ぶ。 
【理解度確認】課題確認
4 オルタネイト回路の動作と説明が出来る。  制御回路の実習(3) リレーを使い、1つの押しボタンスイッチでON/OFFが行えるオルタネイト回路の動作を学ぶ。 
【理解度確認】課題確認
5 タイマーリレーの構造と機能が説明出来る。   制御回路の実習(4) タイマーリレーを使い、遅延回路の回路図と動作原理を学ぶ。 
【理解度確認】課題確認
6 繰り返し回路の回路図と動作が説明出来る。  制御回路の実習(5) タイマーリレーを使い、繰り返し回路の回路図と動作原理を学ぶ。 
【理解度確認】課題確認
7 未完成だった回路を完成することが出来る。  制御回路の実習(6) 第5回までの内容の復習を行う。 
【理解度確認】課題確認
8 リレーとタイマーを使用した各種回路を完成することが出来る。  第6回まで作成した回路について、与えられた条件から適切な回路を選んで作成し、動作を説明しながら確認する。 
【理解度確認】テスト
9 電動機のON/OFF回路の組立が出来る。   自己保持回路(2箇所操作) 200V電磁接触器を用い、自己保持回路、2カ所自己保持回路を配線し電動機を運転する。 
【理解度確認】課題確認
10 電動機のサーマルを使った保護回路の組立が出来る。  保護回路(ブザー動作) 200V電磁開閉器を用い、保護回路を配線する。 
【理解度確認】課題確認
11 電動機のタイマーによる遅延動作回路の組立が出来る。  タイマー回路(遅延動作・一定時間動作) 200V電磁接触器を用い、タイマー回路を配線する。 
【理解度確認】課題確認
12 スイッチ2個を使っての電動機運転回路の組立が出来る。   優先回路(並列優先・新入力優先) 200V電磁接触器を用い、スイッチ2個による配線を行い電動機を運転する。 
【理解度確認】課題確認
13 正転逆転回路の組立が出来る。  正転逆転回路(三相誘導電動機) 200V電磁接触器を用い、正転、逆転運転を配線する。 
【理解度確認】課題確認
14 スターデルタ始動回路の組立が出来る。  スター・デルタ回路(三相誘導電動機) 200V電磁接触器を用い、スターデルタ始動回路を配線する。 
【理解度確認】課題確認
15 電動機の各種制御回路の組立が出来る。  電動機制御回路 第8~12回までに作成した回路について、与えられた条件から適切な回路を選んで作成し、動作を説明しながら確認する。 
【理解度確認】テスト