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シラバス

電気工学科 2024年度入学生

科目名 データ通信 作成日 2024/03/25
区分 必修 講義
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 電気通信工事担任者試験「DD3種」におけるデータ通信技術の基礎、技術・理論,および法規におけるデータ通信分野を学ぶ。
到達目標 工事担任者DD3種の試験におけるデータ通信関連の問題を解くことが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  %  % 50%  %  %  %  %
評価基準
①データ通信の概要を説明出来ること。 ②論理回路に関する問題を解くことが出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 山路 哲平
テキスト・参考文献  
実務経験有無  
  
関連科目 ・「電気通信」   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 進数変換の問題を解くことが出来る。   2進数、10進数、16進数の表現方法、および、各進数への変換の方法を学ぶ。 
【理解度確認】 
2 有線式加入電話とIP電話の違いを理解出来る。  有線式加入電話とIP電話の通信方式、機器構成を比較し、データ通信の概要を学ぶ。 
【理解度確認】 
3 論理素子の概要を理解出来る。 ブール代数による論理式の計算を理解出来る。  論理素子によるデジタル信号の処理を確認する。また、論理回路の入出力で必要となるブール代数の計算方法を学ぶ。  
【理解度確認】 
4 カルノー図による回路の簡略化が出来る。  論理回路をより少ない素子で作成するため、カルノー図を用いた等価回路の作成方法を学ぶ。 
【理解度確認】 
5 論理回路から論理式への変換が出来る。  論理回路をブール代数を用いた論理式で表す方法を学習する。 
【理解度確認】 
6 回路内の未知の素子を推定することが出来る。 タイムチャートと論理式の関係が理解出来る。  回路内に未知の論理素子がある場合の推定方法を学習する。また、タイムチャートと論理式、真理値表を等価に扱う方法を確認する。 
【理解度確認】 
7 RSフリップフロップ回路の動作を理解出来る。  RSフリップフロップ回路の構成素子を確認し、動作の解析方法を学ぶ。 
【理解度確認】 
8 Dフリップフロップ回路の動作を理解出来る。  Dラッチ回路の動作を確認し、それらを複数組み合わせて構成したDフリップフロップ回路の動作を学ぶ。 
【理解度確認】 
9 JKフリップフロップ回路の動作を理解出来る。   タイムチャート上でフリップフロップ回路の入出力の関係を学習する。 
【理解度確認】 
10 これまでの内容を理解出来る。  演習問題でこれまでの内容を確認する。 
【理解度確認】 
11 AD変換の方法を理解出来る。  AD変換の手順である「標本化」「量子化」「符号化」について概要を確認する。またAD変換を行う回路の動きを学ぶ。 
【理解度確認】 
12 ベースバンド伝送で使用される各種符号化方式を理解出来る。  デジタル信号のベースバンド伝送で使用されるNRZ符号化方式などを学習する。 
【理解度確認】 
13 搬送帯域伝送で使用されるデジタル変調方式を理解出来る。  QAM方式など、デジタル信号を無線で送信する際用いる各種変調方式を学習する。 
【理解度確認】 
14 符号誤りを検出する方法を理解出来る。  パリティ方式など、伝送された符号誤りを検出又は訂正する方法を学ぶ。  
【理解度確認】 
15 今までの学習内容を理解できたかを再確認する。   今まで学習した内容の復習を行う。  
【理解度確認】