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シラバス

高度情報処理科 2024年度入学生

科目名 プログラミングⅡ 作成日 2024/04/05
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 4駒
総時間数 120時間
総単位数 6単位
企業連携
授業の目的 ・オブジェクト指向プログラミングの基本的な考え方を習得する。 ・Oracle Certified Java Programmer Bronze / Silver を取得する。
到達目標 ・Javaでオブジェクト指向プログラミングが作成出来る。 ・Java言語の特長を理解出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 80%  %  % 10%  %  %  % 10%
評価基準
オブジェクト指向に沿ってJavaアプリケーションを作成出来ること。すべての必須課題をクリア出来ること。 1) 定期テストの点数 2) 応用課題の提出状況 3) 出席率・授業への取り組み姿勢、これらの点を総合的に評価する。また、Java Bronzeの取得により、1段階上の評価とする。Java Silver以上の取得によりS評価とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 鈴木 良房・糠盛 創・塩飽 研二
テキスト・参考文献 ・オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE スピードマスター問題集 ・Java演習帳 ・プリント配布
実務経験有無  
IT企業において当該科目の実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目の技術要素に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 プログラミングⅠ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 Javaの仕組みとエディションの違いを説明出来る。 Javaプログラムのコンパイル及び実行が出来る。 画面へのメッセージ、出力プログラムが作成出来る。 Javaの基本データ型の種類を説明出来る。  Javaの動作原理、ソースコード、コンパイル方法。 JDKのコンパイラと仮想マシン、各エディションの違い。 コメント、データ型、リテラル、演算子。 キーボードからのデータ入力プログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
2 大小判定、場合分けするプログラムを作成出来る。 EOFが入力されるまでの繰り返し入力や 回数を指定した繰り返しプログラムが作成出来る。   条件判定を行うための文法(if文、switch文)とプログラムの作成方法。 数値、文字列の比較プログラムの作成。 繰返し文と繰り返し制御文(while、for、break、continue)の使い方とプログラム作成。  
【理解度確認】演習問題および実習課題
3 配列を用いた、データ処理プログラムが作成出来る。 拡張for文を使ったプログラムが作成出来る。  1次元配列、多次元配列の宣言と定義。 配列を用いたプログラム作成、実行時引数の取り扱い。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
4 クラスメソッドを定義したプログラムが作成出来る。 アクセス修飾子、戻り値、引数の意味を説明出来る。  メソッドの記述方法、クラスメソッドの呼び出しプログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
5 オブジェクト指向の特徴とメリットが説明出来る。 コンストラクタの種類と実行されるタイミングが説明出来る。  オブジェクト指向の3大機能(カプセル化、継承、ポリモーフィズム)。 デフォルトコンストラクタ、コンストラクタの機能および活用法。 スコープの種類と、違いによるアクセス範囲の違い。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
6 メソッドの多重定義を用いたプログラムが作成出来る。 文字列の比較メソッドを使ったプログラムが作成出来る。  引数と戻り値の型が違うメソッドを用いたプログラム作成。 多重定義が出来るメリット、多重定義の活用法。 Stringクラスのメソッド。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
7 静的メソッド・変数の意味を説明出来る。 ユーザクラスを含んだプログラムの作成方法の基本が説明出来る。  static キーワードの意味と活用法。 クラスとオブジェクトの宣言。 フィールド、メソッド、アクセス指定の活用法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
8 クラス型のメンバを持つクラスにおいてスーパークラス、サブクラスの関係を説明出来る。  全体と部分の関係にある場合のhas-a関係または、part-of関係のプログラムを作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
9 クラスの継承と利用出来るメソッドの関係が説明出来る。 メソッドのオーバーライドを用いたプログラムの動作が説明出来る。  クラスの継承、is-aの関係のクラス構造、コンストラクタの実行順序。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
10 抽象クラスを用いたプログラムの動作が説明出来る。  メソッドのオーバーライド方法と活用方法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
11 インタフェースを用いたプログラムの動作が説明出来る。  抽象クラスとインタフェース機能を実現する為の文法および効果的な利用法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
12 パッケージ宣言とインポートの使い方が説明出来る。  パッケージ分割と別パッケージの利用方法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
13 ArrayListを利用して、データ集合の管理が出来る。  ArrayListにおけるデータ追加・削除の方法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
14 try~catch文を用いた例外処理をハンドリング出来る。  try~catchを用いた例外処理の扱い方。 throwを用いて明示的に例外を励起させる方法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
15 期末試験を通じて、ここまでの学習内容で理解できていない点の確認が出来る。  期末試験。 
【理解度確認】期末試験