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シラバス

情報システム開発科 2024年度入学生

科目名 ソフトウェア 作成日 2024/03/21
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 「基本情報技術者」試験対策として、OS・システム構成要素など主にソフトウェアに関する用語や技術についての習得を目的とする。
到達目標 「基本情報技術者」試験のソフトウェア分野にあたる午前・午後問題を理解し、解けるようにする。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 100%  %  %  %  %  %  %  %
評価基準
①ソフトウェア分野の基本情報の午後問題が解けるようになること
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 小宮山里美
テキスト・参考文献 基本情報技術者試験対策テキストⅠ・Ⅱ
実務経験有無  
プログラマー及びシステムエンジニアとして、システム構築に従事した実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 ハードウェア、ソフトウェア、アルゴリズム、システム設計Ⅰ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ソフトウェアの概要と種類、OSの目的について説明出来る。  ソフトウェアの概要と種類、基本ソフトウェアと応用ソフトウェア、ミドルウェア 
【理解度確認】確認問題
2 オペレーティングシステムの基本機能について説明出来る。  OSの基本機能(シェルとカーネルなど)、制御プログラム、言語プロセッサ、サービスプログラムなど 
【理解度確認】確認問題
3 タスク管理とは何か理解し説明出来る。  タスク管理(1) ジョブ、プロセス、タスク、状態遷移など 
【理解度確認】確認問題
4 タスクスケジューリングの考え方について説明出来る。  タスク管理(2) 資源の割り当て、外部割込みと内部割込みなど 
【理解度確認】確認問題
5 マルチプログラミング(マルチタスク)の仕組みについて説明出来る。  マルチプログラミング、タスクの同期と排他制御など 
【理解度確認】確認問題
6 記憶管理機能(1) 実記憶管理機能について説明出来る。  記憶管理とは何か、実記憶管理の考え方(フラグメンテーション、コンパクション、スワッピング、オーバーレイ、リロケータブルなど) 
【理解度確認】確認問題
7 記憶管理機能(2) 仮想記憶管理機能について説明出来る。  仮想記憶機能の目的と基本機能(ページング、動的アドレス変換、FIFOとLRU、スラッシングなど) 
【理解度確認】確認問題
8 ファイル管理とは何かについて説明出来る。  ファイル管理の基本。ファイルとレコード、ファイルのアクセス、ファイル編成法、論理ファイル管理について学習する。 
【理解度確認】確認問題
9 システム開発に必要な開発支援のためのソフトウェアについて説明出来る。  プログラム実行までの過程を理解し、開発ツールの基本的な機能について学習する。 
【理解度確認】確認問題
10 その他の開発ツールやシステムの処理形態のさまざまな分類方法について説明出来る。  さまざまな開発支援ツールとシステム構成について理解する 
【理解度確認】確認問題
11 今までの学習内容に該当する基本情報処理試験問題を行うことで実力試しをする。  基本情報技術者試験の模擬テスト&解説 
【理解度確認】中間試験
12 性能評価とその基本的な計算方法について説明出来る。  ハードウェアの性能評価とはどのように行うのか理解し、基本的な計算について学習する。 
【理解度確認】確認問題
13 信頼性と高速化(1)について説明出来る。  信頼性や高速化を評価する稼働率の考え方と計算方法について学習する。 
【理解度確認】確認問題
14 信頼性と高速化(2)について説明出来る。  信頼性を高めるための考え方や構成技術について学習する。 
【理解度確認】確認問題
15 基本情報処理試験から今まで学習したすべての範囲の問題を解き、実力を確認する。  基本情報技術者試験の模擬テスト&解説 
【理解度確認】確認問題