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シラバス

情報処理科 2024年度入学生

科目名 SQL 作成日 2024/03/21
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 3単位
企業連携
授業の目的 SQL Serverを利用して、データの問い合わせ、データの追加・更新・削除を行う事が出来る。 また、テーブルの作成や制約の設定や変更・削除を行う事が出来る。
到達目標 準備済みのテーブルに対し、与えられた条件のデータを自ら取り出すことが出来る。 自らテーブルを制約を考えて構築し、データを追加・更新・削除することが出来る。 また、自ら作成したテーブルをリレーションシップを考慮して削除することが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 90%  %  % 10%  %  %  %  %
評価基準
与えられた条件を正しく理解し、SELECT文を作成出来る。 SELECT文における各句の役割を理解し、正しい記述順番を説明出来る リレーションシップを考慮したテーブルを新規作成出来る。 テーブルのデータを条件に応じて変更・削除ができ、リレーションシップを考慮したデータの追加が出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 佐藤正樹・鈴木聡子
テキスト・参考文献 基本情報技術者 試験対策テキストⅡ 「システムの利用と開発編」 「SQL演習帳」オリジナル演習帳
実務経験有無  
プログラマ及びシステムエンジニアとして、業務アプリケーションの構築に従事したことがある。 その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目のSQL操作に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 Windowsプログラミング・Webプログラミング・卒業制作  履修前提 なし 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 実習で使用するテーブルの構成要素を理解し、基本的なSELECT文を記述して簡単な検索条件を正しく指定することが出来る。 データベースの構造とテーブルの構成要素 SQL Serverの基本操作 基本的なSELECT文の構造 検索条件の指定方法(射影と選択の違い)  データベースの構造とテーブルの構成要素 SQL Serverの基本操作 基本的なSELECT文の構造 検索条件の指定方法(射影と選択の違い) 
【理解度確認】Lesson00・Lesson01
2 検索の条件範囲や複数条件(論理演算子を含む)を考慮した複雑なSELECT文を正しく記述出来る。  比較演算子や論理演算子の利用方法 BETWEEN演算子とIN演算子の使い方  
【理解度確認】Lesson02
3 あいまい検索を考慮したSELECT文を正しく記述出来る。 テーブル情報を昇順・降順に並び替えることが出来る。  LIKE演算子の使い方 ORDER BY句の使い方と並べ替えの種類  
【理解度確認】Lesson03
4 列に別名を指定することが出来る。 集計関数を正しく記述出来る。 NULL値について正しい説明が行え、SELECT文に正しく記述出来る。 テーブル情報のグループ化の記述が正しく出来る。   計算結果へのAS句の使い方 集計関数の意味と使い方 NULL値の記述方法 GROUP BY句の使い方 
【理解度確認】Lesson04
5 グループ単位で集計した結果後のテーブル情報の絞り込みを正しく記述出来る。 重複行をまとめる記述が出来る。   HAVING句の使い方 DISTINCT句の使い方  
【理解度確認】Lesson05
6 複数テーブルの結合について説明できる。 内部結合を使って複数のテーブルを正しく結合することが出来る。   結合を行う手順 INNER JOIN句の使い方 WHERE句で内部結合を指定する方法  
【理解度確認】Lesson06
7 外部結合を使って複数のテーブルを正しく結合することが出来る。  OUTER JOIN句の使い方 優先表 左外部結合・右外部結合の違い 
【理解度確認】Lesson07
8 ここまでのSQLの基礎文法を基に、中間試験問題に取り組める。 また、基本情報処理技術者試験の午前問題を解く事が出来る。   ここまでのSQLの基礎文法の理解度確認。 基本情報処理技術者試験の午前問題の理解。 
【理解度確認】中間試験の実施
9 副問合せ(サブクエリ)について正しく説明が出来る。 副問合せ(サブクエリ)を使ったSQL文を正しく記述することが出来る。  副問合せ(サブクエリ)とは何か IN句・ANY句・ALL句の使い方 
【理解度確認】Lesson08
10 テーブルの新規作成と削除のクエリを記述することが出来る。 テーブルへの制約の追加、変更、削除を行うことが出来る。 設定した制約を自ら確認することが出来る。  CREATE TABLE文・DROP TABLE文の使い方。主キー、外部キーとリレーションシップの役割について。表定義時の列制約と表制約の指定と確認方法。表への制約の追加、変更、削除方法。 ストアドプロシージャの実行方法と結果確認方法(資料2) 
【理解度確認】Lesson09
11 テーブルへデータの追加・削除・変更を行うクエリを正しく記述することが出来る。  INSERT構文の使い方 DELETE構文の使い方 UPDATE構文の使い方 
【理解度確認】Lesson10
12 ビューとは何かを説明することが出来る。 ビューを操作するSQL文を正しく記述することが出来る。  ビューとは何か。ビューの特徴とは。 CREATE VIEW文の使い方。 DROP VIEWの使い方。  
【理解度確認】Lesson11
13 新規にテーブルへ制約をつけて定義し、制約を変更・削除しながら、一連のテーブル作成の流れを理解し、作成することが出来る。  テーブルに制約をつけて新規作成する。制約の変更。テーブルを新規登録する一連の流れ。権限。 
【理解度確認】Lesson12
14 今までの学習内容を確認し、基本情報処理技術者試験問題に取り組みながら、不足分知識を確認し、解答を導くことが出来る。   自己結合とは何か(応用1) 相関副問合せとは何か(応用2) 集合演算の種類(応用3) 条件分岐(応用4) 
【理解度確認】応用1、2、3、4に応じた確認問題
15 総復習を兼ねて、基本情報処理技術者試験問題に取り組む。  関係演算、集合演算、自己結合、ストアドプロシージャ、トリガなどの基本情報技術者試験に出題される用語。 
【理解度確認】演習帳 演習問題1・演習問題2