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シラバス

情報処理科 2024年度入学生

科目名 アルゴリズム 作成日 2024/03/18
区分 必修 講義
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 探索、整列、各種データ構造などのアルゴリズムの理解と活用及び、情報処理試験の擬似言語の問題の解法を習得する
到達目標 基本情報技術者試験の擬似言語問題を自力で解くことが出来る

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 100%  %  %  %  %  %  %  %
評価基準
探索、整列、各種データ構造を活用し、情報処理試験の擬似言語の問題を解くことができる
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 角田ひとみ
テキスト・参考文献 基本情報技術者 試験対策テキストⅣ【アルゴリズム編】
実務経験有無  
SEとして詳細設計・開発業務に携わった経験と知識を生かして、プログラマに必須となる仕様書の読解、擬似言語のトレース手法を教育する  
関連科目 各種言語系科目  履修前提 プログラミングⅠ 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 擬似言語の読み取り  アルゴリズムⅠで学んだ学習内容で簡単な擬似言語の問題を解くことが出来る。また、擬似言語の記述方法について説明出来る。   ①分岐処理の記述方法  ②繰返し処理の記述方法  ③配列処理の記述方法   上記①~③の構造とアルゴリズムを復習する 
【理解度確認】 確認問題の実施
2 プログラミングⅠで学んだ線形探索と2分探索などの探索アルゴリズムの復習をして、擬似言語の関連問題を解くことが出来る。また、該当探索処理の計算量について説明出来る。  ①線形探索、番兵を使った線形探索                     ②二分探索  ③計算量(O記法)   上記の構造とアルゴリズムを復習する 
【理解度確認】確認問題の実施
3 ソートⅠ(基本の整列アルゴリズム:選択法、交換法、挿入法) 選択法、交換法、挿入法などのソートアルゴリズムの復習をして、擬似言語の関連問題を解くことが出来る。 また、該当ソート処理の計算量について説明出来る。    ①選択法、交換法、挿入法  ②計算量(O記法)  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
4 ソートⅡ(シェルソート、クイックソート、マージソート) シェルソート、クイックソート、マージソートなどのソートアルゴリズムの復習をして、擬似言語の関連問題を解くことが出来る。また、該当ソート処理の計算量について説明出来る。  ①シェルソート、クイックソート、マージソート  ②計算量(O記法)  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
5 ソートⅢ(シェルソート、クイックソート、マージソート) シェルソート、クイックソート、マージソートなどのソートアルゴリズムの復習をして、擬似言語の関連問題を解くことが出来る。また、該当ソート処理の計算量について説明出来る。  ①シェルソート、クイックソート、マージソート  ②計算量(O記法)  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
6 文字列処理 1 文字列探索や文字数のカウントなどの文字列照合の復習をして、擬似言語を使った関連問題を解くことが出来る。  ①文字カウント  ②文字列照合(単純照合法とBM法)  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
7 文字列処理 2 文字列の探索やカウント処理を応用した文字列圧縮の原理を理解し、疑似言語を使った関連問題を解くことが出来る。  ①文字列照合  ②文字列置き換え  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
8 2次元配列 2次元配列を用いた処理を復習し、擬似言語を使った問題を解くことが出来る。  ①2次元配列処理  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
9 リスト構造 リスト構造の概念と配列を用いた具体的な動作を理解し、擬似言語を使った関連問題を解くことが出来る。  ①リスト構造(ポインタ、単リスト、双リスト、環状リスト)  ②リストの挿入、削除    上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
10 ハッシュ ハッシュの概念と具体的な動作を理解し、擬似言語を使った関連問題を解くことが出来る。  ①ハッシュの性質(ハッシュ表、ハッシュ関数、シノニム、チェーン法、オープンアドレス法)  ②ハッシュ関数アルゴリズム  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
11 スタック、キュー スタックとキューの概念と具体的な動作を理解し、擬似言語を使った関連問題を解くことが出来る。  ①スタックの性質(LIFO)と操作(プッシュ、ポップ)  ②逆ポーランド表記法  ③キューの性質(FIFO、スタックポインタ)と操作(エンキュー、デキュー)  上記の構造とアルゴリズムを学習する  
【理解度確認】確認問題の実施
12 木構造Ⅰ 木構造の概念と2分探索木の探索および更新処理の具体的な動作を理解し、擬似言語を使った関連問題を解くことが出来る。   ①木構造(二分木、完全二分木、前順走査、後順走査、間順走査、)  ②二分探索木の探索、挿入、削除  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
13 木構造Ⅱ(ヒープソート) ヒープソートの具体的な動作の理解と擬似言語を使った関連問題を解くことが出来る。 また、該当探索処理の計算量について説明出来る。  ①ヒープソート  ②計算量(O記法)  上記の構造とアルゴリズムを学習する 
【理解度確認】確認問題の実施
14 過去問題や予想問題から解答を読み取る力を付け、自力で擬似言語を使った問題を解くことが出来る。   ①過去問題の分析方法  ②問題文からキーワードを読み取るポイント  上記を含む総復習を行う 
【理解度確認】確認問題の実施
15 過去問題や予想問題から解答を読み取る力を付け、自力で擬似言語を使った問題を解くことが出来る。   ①過去問題の分析方法  ②問題文からキーワードを読み取るポイント  上記を含む総復習を行う 
【理解度確認】確認問題の実施