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シラバス

電子応用工学科 2024年度入学生

科目名 組込みマイコン設計Ⅰ 作成日 2024/03/18
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 3単位
企業連携
授業の目的 より高度な組込みマイコンの制御を学習し、具体的なプログラム手法を学習する。 Arm系マイコンを利用したモダン開発を学習する。
到達目標 AD変換や割り込み処理を利用出来る。 タイマーやカウンターなどの実用制御プログラミングを作成出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 30% 70%  %  %  %  %
評価基準
AD変換や割り込み処理を利用出来る。 タイマーやカウンターなどの実用制御プログラミングを作成出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 仲田 英起
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト(電子データで配布)
実務経験有無  
  
関連科目 コンピュータアーキテクチャ、組込みマイコン基礎、通信インターフェイス技術、マイコン周辺回路および実習  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 LED,スイッチ,LCDなどを複合的に利用したプログラムが作成出来る。  (復習) 前期に学んだ項目についての復習と応用を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
2 Armアーキテクチャについて説明出来る。  (Armアーキテクチャ) H8などのCISC系マイコンとArm系などのRISC系マイコンの命令アーキテクチャの違いなどを中心に学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
3 ハードウェアマニュアルが読むことが出来る。 統合開発環境(IDE)を使うことが出来る。  (開発の基礎1) プログラムをする際に必要な情報をハードウェアマニュアル等から読み取る方法を学習する。また、統合開発環境の使用法などについて学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
4 IDEでマイコンの初期設定が出来る。 内部クロックの文集などを説明出来る。  (開発の基礎2) IDE上での設定方法を学習する、また内部クロックの文集などの設定やその影響などを学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
5 入出力プログラムを作成出来る。 IDEの違いによるコードの記述法について説明出来る。  (入出力プログラム1) 前期に作成した入出力プログラムを例にマイコンが変わった際にどのようにコードが記述されるかを踏まえて学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
6 表示プログラムを作成出来る。 プログラムの移植性について説明出来る。  (入出力プログラム2) キャラクタLCDを利用して表示するプログラムを学習する。合わせて他のマイコン用のコードの移植性についても学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
7 AD変換の仕組みが説明出来る。  (AD変換1) AD変換の原理と方法について学習する。併せて数値情報をLCD上へ表示するプログラムの作成を通じてAD変換の利用法についても学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
8 AD変換した結果をLEDに表示させるプログラムを説明出来る。  (AD変換2) AD変換の結果をLCDに数値情報として表示するためのプログラム作成方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
9 ここまでの内容について確実にコーディング出来る。 マイコンボードの設計について説明出来る(企業連携授業)。  (総合演習1/企業連携) 総合演習として、これまで学習した各種機能を利用した実用システムのプログラムを作成する。 併せて、開発企業との連携授業としてマイコンボード設計に関して授業を実施する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
10 割り込み処理(内部割込と外部割込)について説明出来る。  (割り込み処理1) メイン関数と平行して処理する割り込み処理について学習する。 合わせてそのコーディング方法についても学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
11 割り込み処理をプログラム出来る。  (割り込み処理2) 割り込み処理を用いて制御動作させるプログラムを学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
12 外部回路からの入力制御が出来る。  (外部回路の制御1) 外部回路にあるセンサーを利用してセンサーデータを取り込み制御する方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
13 外部回路への出力制御が出来る。  (外部回路の制御2) 外部回路にあるサウンだを利用して出力制御をする方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
14 ヘッダーファイルの作成方法について説明出来る。  (プログラムの汎用性) 今までに作った関数を他のプログラム等で汎用的に使えるように関数ファイルの作成法を学習する。併せて作成にあたっての注意点なども学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
15 ここまでの内容について確実にコーディング出来る。  (総合演習2) 総合演習として、これまで学習した各種機能を利用した実用システムのプログラムを作成する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。