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シラバス

Webデザイン科 2024年度入学生

科目名 情報デザインⅠ 作成日 2024/03/06
区分 必修 講義/演習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 3駒
総時間数 90時間
総単位数 5単位
企業連携
授業の目的 デザイン思考の考え方に基づき、ユーザーの共感、問題の定義づけと解決意図の明確化、プロトタイピングによる試行錯誤等を通し、新しい価値提案を体験的に学ぶ。前例のない課題や未知の問題に対して最適な解決を図るための思考法を学生自らが体験を通して主体的に学ぶ。
到達目標 デザイン思考のフレームを理解し、ユーザー中心設計の考え方をUXUI設計に生かせるようになる。 チームメンバー同士でのコミュニケーションに積極的に参加できるようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 30% 70%  %  %  %
評価基準
①デザイン思考のプロセスを主体的に体験出来る。 ②ユーザー中心の視点でWebやアプリの提案が出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 井上 順子
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト
実務経験有無  
企業を対象としたデザイン思考ワークショップを担当 デザイン思考 上級ファシリテーター 
関連科目 色彩演習、写真撮影・映像演出技法、UI・UX実習、Webライティング技法、イラストレーション、情報デザインⅡ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 半期の学習内容について理解する。   ガイダンス:人間中心設計とユーザーエクスペリエンスデザインについて解説する デザイン思考ワークショップ① 
【理解度確認】リフレクションシートの確認
2 デザイン思考ワークショップを通してデザイン思考を体験する。  デザイン思考ワークショップ② ユーザー観察での気づきを元にデザイン案を改良し、ペルソナ・シナリオ法を用いて企画案を明確化し、プレゼンテーションを行う 
【理解度確認】ワークショップのリフレクションシート
3 フィールドワークでユーザーインタビュー、ユーザー観察をできる。  フィールドワーク演習①  町の中でフィールドワークを実施する 
【理解度確認】オリエンシートの確認
4 フィールドワークで調査したユーザーに共感し、共感マップが作成できる。   フィールドワーク演習②  ユーザーへの共感、共感マップ  ペルソナシナリオ、インサイトの発見 
【理解度確認】 ワークシートの確認
5 フィールドワークで調査したサービスのビジネスモデルを分析できる。   フィールドワーク演習③  ビジネスモデルキャンバス  カスタマージャーニーマップ 
【理解度確認】ワークシートの確認
6 課題作品を制作するために必要な要件について理解する。   課題オリエンテーション:デザイン思考を活用した企画と制作のためのガイダンスを行う (課題説明、昨年度の作品紹介、チーム分け、調査の仕方WS)  
【理解度確認】オリエンシートのまとめ
7 SWOT分析について理解する。  チームビルディングと共感フェーズ①  テーマに関する市場調査  ユーザーインタビュー、アンケート調査、観察を行う  共感マップを作成する 
【理解度確認】ワークシートの提出
8 ユーザーインタビューやアンケート、観察からユーザーが何に共感しているのかを見つけ出す。  共感フェーズ②  インタビュー調査から、ペルソナシナリオを作成する 
【理解度確認】ワークシートの提出
9 着眼点の整理ができる。  定義フェーズ  共感マップ、ペルソナシナリオ、からユーザーのニーズを定義する。 
【理解度確認】ワークシートの提出
10 How Might Weを活用できるようになる。 ブレーンストーミングで大量のアイデアを出せるようになる。  発想フェーズ①  How Might We手法を活用して、問いを作成する。  選択した問いからブレーンストーミングを実施しアイデアを発想する 
【理解度確認】ワークシートの提出
11 ブレーンストーミングで大量のアイデアを出せるようになる。 コンセプトをまとめられる。  発想フェーズ②  選択した問いからブレーンストーミングを実施しアイデアを発想する  これまで検討してきたサービスのコンセプトをまとめる 
【理解度確認】ワークシートの提出
12 ユーザー体験の提案に必要なモックアップが作成できる  プロトタイプフェーズ①  提案するユーザー体験をプロトタイピングする 
【理解度確認】ワークシートの提出
13 ユーザー体験の提案に必要なモックアップが作成できる  プロトタイプフェーズ②  提案するユーザー体験をプロトタイピングする 
【理解度確認】ワークシートの提出
14 ユーザー体験をストーリーとして動画で表現できる  プロトタイプフェーズ③  提案するユーザー体験を動画にまとめる 
【理解度確認】ユーザー体験の動画を提出
15 提案内容を効果的に伝達できるようになる  プレゼンテーション  ユーザーへの提案をプレゼンテーションする  動画、デザイン思考のプロセスをまとめたドキュメントを活用した発表活動 
【理解度確認】動画、ドキュメントの提出