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シラバス

CG映像制作科 2024年度入学生

科目名 2D-VFX制作実習Ⅱ 作成日 2024/03/19
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 3単位
企業連携
授業の目的 Nukeをより深く学習しハイクオリティな映像制作を行う。
到達目標 より多くの合成技術を習得し、様々な合成問題に対しての対応能力もアップさせる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
①VFX制作に必要な技術力をさらに高め習得すること。 ②Nukeの操作や機能を使いこなすこと。 ③問題対応能力を身につけること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 岸川 雅史
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト
実務経験有無  
CM,映画のCG制作現場に20年以上かかわる。システムやネットワーク構築などSE業務や、撮影現場から本編集までのプロセスの経験を活かして、CGと実写映像の合成制作を中心とした授業を組み立てている。 
関連科目 CG表現演習 II 視覚表現演習 II  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 後期授業内容と合成に伴う様々なTipsを理解し説明出来る。  後期目標と合成技術Tipsを学習する。 
【理解度確認】講評・データ提出
2 Nukeでペンタブを使用した合成が出来る。  Nukeの操作をペンタブで行う方法を学習する。 
【理解度確認】データ提出
3 合成素材を使用した合成が出来る。  マズルフラッシュ素材を使用した合成を学習する。 
【理解度確認】データ提出
4 合成素材を使用したより高度な合成が出来る。  カメラワークを追加し、カラーグレーディング、ビネット処理などより映像を良くするための技術を学習する。 
【理解度確認】データ提出
5 トラッキング・マスク・エフェクトを使用し複合的な合成技術が使用出来る。  目に与えるVFXを通じてエフェクトの作り方、動きのつけ方や合成処理を学習する。 
【理解度確認】データ提出
6 素材作成の方法とリアルな合成技術が使用出来る。  目のテクスチャを通じて光の影響作成など、よりリアルな合成に必要な要素について学習する。 
【理解度確認】データ提出
7 より高度な合成を行うための素材撮影の企画・撮影方法を説明することが出来る。  各々の撮影素材から、素材に合った完成へ向けて構築していく方法を学習する。 
【理解度確認】データ提出
8 目標とする完成映像へ向けた最適な方法を導き出すことが出来る。  リファレンス映像へ近づけるための準備・フロー・合成処理を学習する。 
【理解度確認】データ提出
9 Nukeのパーティクルシステムに関して理解・使用出来る。  ティンカーベルエフェクトを通じてパーティクルシステムを学習する。 
【理解度確認】データ提出
10 Nukeのパーティクルでのインスタンス方法の理解、火の粉の作成など応用することが出来る。  物体に干渉するパーティクルや画像・映像を出現させる方法、動きの制御方法を学習する。 
【理解度確認】データ提出
11 Nukeのディストーションに関して理解・使用出来る。  炎の素材を使用し熱の歪みを再現する方法を学習する。 
【理解度確認】データ提出
12 速度可変技術に関して理解・使用出来る。  HFRでの撮影からfpsの原理、Timewarpを使用した速度可変の方法を学習する。 
【理解度確認】データ提出
13 Nukeのオリジナルノードが作成出来る。  グロー処理、ビネット処理を再現するオリジナルノードの作成方法を学習する。 
【理解度確認】データ提出
14 より高度なキーイング技術に関して理解・説明出来る。  キーイングのノードを応用した、より綺麗に合成するためのテクニックと技術を学習する。 
【理解度確認】データ提出
15 作品制作の問題点に対しての様々なアプローチ方法を理解・説明出来る。  問題点の洗い出し、習得していない技術の有無、スケジュール管理、完成への道筋方法を学習する。 
【理解度確認】質疑応答