1. トップ
  2. 学校紹介
  3. 情報公開
  4. 学科情報
  5. シラバス - 科目一覧

シラバス

CG映像制作科 2024年度入学生

科目名 CG概論 作成日 2024/03/15
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 CG制作実習の作業を理論で裏付ける力をつける。CGクリエイター検定エキスパート合格レベルの知識を身につける。
到達目標 CGクリエイター検定合格

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50% 50%  %  %  %  %  %  %
評価基準
①毎回授業前に復習の形で5問のチェックテストを実施。3問正解で合格とする。 ②CGの原理を理解できていること。 ③理論を応用して、問題解決する力があること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 坂井 登美子
テキスト・参考文献 ディジタル映像表現 (CG-ARTS協会) CGクリエイター検定エキスパート・ベーシック公式問題集 [改訂第二版]
実務経験有無  
学生を対象にしたDCツールの著作制作およびゲーム会社での講義実績をもとに、実践的な指導を行う。 
関連科目 CG制作実習 デジタル映像表現 CG表現演習 視覚表現演習  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 CG業界の歴史、国内外のスタジオなど一般的な知識を得て、多様なCG業種について分類、識別できる。  過去の映像と現在の映像を比べ、技術の発展、歴史、またスタッフロールの違いを通して、業種の移り変わりの現象を理解し、今後の業界予測を立ててみる。  
【理解度確認】好きな映画のCG制作担当会社を調べる
2 現実世界での光と色、影の仕組を理解し、色について説明出来る。  色の知覚、目の仕組み、可視光線、混色と三原色、色の三属性、表色系、配色。  
【理解度確認】小テスト
3 ディジタルの色の仕組みを理解し、アナログとディジタルの色の違いが説明出来る。  ディジタル画像、解像度、階調、ラスタとベクタ形式、ヒストグラム、トーンカーブ。 
【理解度確認】小テスト
4 モデリング要素と技法を知り、制作に反映出来る(1)  標、階層構造、曲線、曲面、ポリゴン、法線 
【理解度確認】小テスト
5 モデリング要素と技法を知り、制作に反映出来る(2)  階層構造、モデリング技法(回転・押し出し・変形)。コップを複数のアプローチで制作検証してみる。 
【理解度確認】小テスト
6 マテリアルの基本パラメータを理解し、金属とゴムの正しい質感設定へ導ける。  拡散反射光、鏡面反射、レンダリングとマテリアルパラメータの関係。 
【理解度確認】小テスト
7 ライトを適用して、透過物質の表現に必要な設定を導ける  ライトで計算できるもの、ライトの種類とその特性、影の計算、透明度、屈折率、 
【理解度確認】小テスト
8 レンダリング、ライト、マテリアルの関係を説明できる  レイトレーシングレンダリング レンダリングの種類 今後のレンダリング技法 
【理解度確認】小テスト
9 中間テストで自身の理解度を確認し、補習すべき点を洗い出すことが出来る。  中間テストの実施および解答と解説でフィードバックする 
【理解度確認】中間テストの実施
10 モデルデータに正しいテクスチャを適用できる(1)  画像投影と種類、UV展開 
【理解度確認】小テスト
11 モデルデータに正しいテクスチャを適用できる(2)  画像のファイル形式、画像でパラメータを制御する、今後のCGにおけるテクスチャのポジション 
【理解度確認】小テスト
12 キーフレームアニメーションを理解し、Fカーブの形で動きの予測を立てられる  キーフレームアニメーション、Fカーブの編集、補間タイプ 
【理解度確認】小テスト
13 目的に応じて適切なアニメーション技法を選択できる  パスアニメーション、プロシージャル、サンプリング、変形(Shape)、FK、IK、モーションキャプチャ 
【理解度確認】小テスト
14 キャラクタアニメーションの種類を正しく分類・識別できる  スクワッシュ&ストレッチ アンティシペイション フォロースルー スローインスローアウト オーバーラッピング 
【理解度確認】小テスト
15 期末テストで自身の理解度を確認し、補修すべき点を洗い出すことが出来る。  期末テストの実施および解答と解説。 
【理解度確認】期末テストの実施