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シラバス

CG映像制作科 2024年度入学生

科目名 イメージデザイン 作成日 2024/03/14
区分 必修 講義/実習/演習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 写真を使って造形力を養う。また、写真を扱いながら3D空間と2Dの空間の違いに意識を向け3DCGでの空間の把握に奥行きを持たせる。後期デッサンにむけての準備としてのクロッキー力を養う。
到達目標 デジタルカメラを使って、露出、シャッタースピードなどカメラの機能を組み合わせて、自分のイメージに即した写真が撮れる。課題から3D、2Dの違いが写真作品に反映出来、説明できる。 後期に控えるデッサンの導入のための基礎的な筆記用具の扱いまた、クロッキー作業がスムーズに出来るようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 10% 80%  %  %  % 10%
評価基準
デジタルカメラの扱いが出来る。 課題に即した写真作品の制作が出来る。 クロッキーの目的を理解し、クロッキー作業が出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 野村 浩 菊地聡
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト 参考『EOS Kiss X7 完全ガイド』
実務経験有無  
グラフィックデザインを中心としたデザインの実務経験がある。また、現代美術での写真を扱った作品制作を行っている。その経験を生かした造形分野および写真関連の実践的な教育を行う。 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 カメラの原理や取り扱い上の注意事項を理解し、各自扱うことが出来る。  写真の原理 カメラの扱いかた カメラの原理を簡単なしくみのカメラオブスクラをつくる。実際のカメラを扱う" 
【理解度確認】チームごとで取り扱い 各々が他人の扱いを通じ確認しあう。
2 視界全体にピントを合わせた写真を撮ることが出来る。 ボケを生かした写真を撮ることが出来る。 広角、望遠それぞれの特製を使った写真撮影が出来る。  静物写真 物・構図を考え撮影  主役、脇役、色彩、陰影・シャッタースピード、絞りの機構を操作 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
3 お互いの静物写真を鑑賞し、違いを発見出来る。  各自、写真をセレクトし、それぞれの違いの理由を考える。また、他人の撮った写真についても鑑賞し、写真の理解を深める。 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
4 ライテイングを変化させて陰影の違い、絞りの違いなどによって印象が変わることを確認し、撮影出来る。  ライテイングを変化させて陰影の違い、絞りの違いなどによって印象が変わることを確認し、撮影出来る。 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
5 複数の人物を組み合わせ、イメージに即した撮影が出来る。  複数の人物撮影と講評 配置、構図を意識した撮影 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
6 模造紙とライテイング、フィルターなどを使い色・光・影を意識した写真を撮ることが出来る。カメラのホワイトバランス 露出補正を使い色味を変えることが出来る。  色 光 影 を意識した写真撮影 光源 ホワイトバランス 露出補正 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
7 色彩・諧調の豊かな写真撮影が出来る。光、影のイメージを使った造形性のある写真表現が出来る。  色 光 影 を意識した写真撮影 スチレンボードをつかいマケットを作りレンズの画角、ライティングを変えて撮影 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
8 その場所にあった撮影が出来る。その場所の写真から別の視点が発見出来る。  校外撮影 上野動物園 国立科学博物館での撮影 (時期については、変更あり) 
【理解度確認】提出画像により判断。
9 撮った写真の中から、自分のテーマにあった写真がセレクト出来る。セレクトした写真からテーマを抽出出来る。  テーマを見つけ写真をセレクトし編集する 
【理解度確認】提出写真をベースに具体的に写真家、美術家の作例も示しつつ、講評。
10 テーマの内容にそくして、写真をならべ仕上げを意識してZINEを作成することが出来る。  写真を切り貼りして配置し、並びを考え、簡易な写真冊子を作成 
【理解度確認】提出されたZINEにより確認。
11 カメラに2次元の要素を複写し、日常と非日常との理解、写真の表面ではすべて『等価』であると気づくことが出来る。  日常と非日常 15cmぐらいの人物パネルあるいはキャラクターの切り抜きを作成 
【理解度確認】提出写真をベースに具体的に写真家、美術家の作例も示しつつ、講評。
12 それぞれのシーンにおいて絞り、シャッタースピード等を適切にセレクトし写真におとし込む事が出来る。  人物パネル、キャラクターパネルを使い、カメラの機能を駆使して撮影 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。
13 テーマの内容にそくして、写真をならべ仕上げを意識してZINEを作成することが出来る。  前回撮影の写真を使い簡易冊子(和綴じ)の作成 
【理解度確認】提出されたZINEにより確認。
14 写真の技術を復習しつつ、選択した写真にあった撮影が出来る。  アーカイブ写真を参考に写真撮影 人物配置、光、影を参考写真から汲取り撮影 
【理解度確認】授業内で実際作業させ確認。
15 プリントアウトすることを前提に、より真実味が増すように画像加工が出来、かつプリントのための画像調整が出来る。  Photoshopを使って、質感、色味をプラスし加工 
【理解度確認】写真を提出してもらい講評。