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シラバス

アニメーション研究科 2024年度入学生

科目名 動画ⅠB 作成日 2024/04/04
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 原画をもとに動画を作成する手法を習得する科目である。 前期で習得した技術を応用し、更に透視図法を用いた動画の中割り技法を学習し、より実践的な動画課題に取り組む。
到達目標 指示通りの中割りが出来る。 複雑な指示が理解出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
キャラクターの歩きの動画を作成、提出できる。 動画作成のルールに基づいて提出できる。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 保志 佳子
テキスト・参考文献 アニメーションの本・動画ドリル
実務経験有無  
アニメーション現場におけるアニメーターの実務経験から、動画セクションにおける作法と動きの基礎知識を教育する。  
関連科目 動画ⅠA・原画作法Ⅰ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 前期を振り返り、素材作成の注意点を確認できる。 大きさが変化する基本的な図形をタップ割を用いて中割りが出来る。  前期最後に行った実技テストを返却と解説し、学生の自己理解度を確認する。 タップ割を用いて、原画の形を崩さずに描くトレーニング。 パースのある作画「05.奥から手前(鉛筆)」「奥から手前に歩く人物」を題材に透視図法を用いた中割り技法を習得する。  
【理解度確認】課題の中間チェック
2 サイズ変化に対応し「歩き」の動作を動画として作成出来る。  タップ割りを用いて「奥から手前に歩く人物」の課題を完成させる。 手前にあるものほど大きく、遠くにあるものほど小さくといった概念を理解した上で実践する。 「28.奥から手前の歩き」 
【理解度確認】課題の中間チェック
3 サイズ変化に対応し「歩き」の動作を動画として作成出来る。  タップ割りを用いて「奥から手前に歩く人物」の課題を完成させる。 手前にあるものほど大きく、遠くにあるものほど小さくといった概念を理解した上で実践する。 「28.奥から手前の歩き」  
【理解度確認】課題提出
4 サイズ変化に対応し「走り」の動作を動画として作成出来る。  「奥から手前に走る人物」の解説と実践 「歩き」で学習した透視図法を活かして身体のパーツを崩さない中割り技法を習得する。 「30.奥→手前の走り」 
【理解度確認】課題の中間チェック
5 サイズ変化に対応し「走り」の動作を動画として作成出来る。  「奥から手前に走る人物」の解説と実践 「歩き」で学習した透視図法を活かして身体のパーツを崩さない中割り技法を習得する。 「30.奥→手前の走り」 
【理解度確認】課題提出
6 セルワーク「組み」について、説明と実作業ができる。  作画と背景の間で取り交わす大切な約束事である、「組処理」について解説し、正しく作業をする。 
【理解度確認】課題提出
7 「合成処理」を理解し、指示通りの処置が出来る。 仕上げセクションへ合成の指示が出来る。  現場で多用される「合成」の仕組みを解説し、課題を実施する。 「線合成」を題材に原画から動画を生成する作業と伝票の書き方を習得する。 
【理解度確認】課題提出
8 「合成処理」を理解し、指示通りの処置が出来る。 仕上げセクションへ合成の指示が出来る。  現場で多用される「合成」の仕組みを解説し、課題を実施する。 「面合成」を題材に原画から動画を生成する作業と伝票の書き方を習得する。  
【理解度確認】中間チェック 課題提出
9 人物が振り向く様子を動画で表現出来る。  動画における回転の見え方と描き方を応用する。人体の首周囲の骨格構造と回転運動を理解し、自然な振り向き描写を学習する。 「22.振り向き①」 
【理解度確認】中間チェック
10 人物が振り向く様子を動画で表現出来る。   動画における回転の見え方と描き方を応用する。人体の首周囲の骨格構造と回転運動を理解し、自然な振り向き描写を学習する。 「22.振り向き①」 
【理解度確認】課題提出
11 サイズ変化に対応し「歩き」の動作をバックスタイルから描写出来る。  「手前から奥へ歩く人物」の解説と実践。 手前にあるものほど大きく、遠くにあるものほど小さくといった概念を理解した上でバックスタイルを実践する。 
【理解度確認】中間チェック
12 サイズ変化に対応し「歩き」の動作をバックスタイルから描写出来る。  「手前から奥へ歩く人物」の解説と実践。 手前にあるものほど大きく、遠くにあるものほど小さくといった概念を理解した上でバックスタイルを実践する。 
【理解度確認】課題提出
13 サイズ変化に対応した動画表現及び、「走り」の動作をバックスタイルから描写出来る。  「手前から奥へ走る人物」の解説と実践 「歩き」で学習した透視図法を活かして身体のパーツを崩さない中割り技法を習得する。 
【理解度確認】中間チェック
14 サイズ変化に対応した動画表現及び、「走り」の動作をバックスタイルから描写出来る。  「手前から奥へ走る人物」の解説と実践 「歩き」で学習した透視図法を活かして身体のパーツを崩さない中割り技法を習得する。 
【理解度確認】課題提出
15 奥行空間表現について概要と作画のポイントを抑え実技テストを作業し、正しい納品形式で提出ることができる。  後期の学習内容を振り返り、実技テストを行う。 
【理解度確認】課題提出 実技試験