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シラバス

アニメーション科 2024年度入学生

科目名 動画ⅠA 作成日 2024/03/22
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 3駒
合計駒数/週 3駒
総時間数 90時間
総単位数 3単位
企業連携
授業の目的 アニメーターとして業務にあたる上で必要となる動画の基本的な知識・技術を学習する専門用語の理解は勿論、道具の取り扱いやタイムシートの読み書き、原画を補完し動画を作成する技術を習得する。
到達目標 奥行のない平面的な課題を基本とするその中で軌道や速度変化といった動的表現を活用し動画を作成することが出来るようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 20%  %  % 60%  %  %  % 20%
評価基準
①前期中の実習で修得した技術・知識を正しく説明出来ること。 ④動画作成のルールに基づいて正しく提出出来ることに加え、動画素材の品質が高いこと。 ⑧学生として適正な授業態度で受講していること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 坪井 翔
テキスト・参考文献 アニメの教科書・アニメーションの本・動画ドリル
実務経験有無  
アニメーション現場におけるアニメーターの実務経験から、動画セクションにおける作法と動きの基礎知識を教育する。 
関連科目 動画ⅠB   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 アニメーション制作における動画の役割を説明出来る。 使用する画材の用途を説明出来る。  教員紹介シラバスから前期の授業計画を説明する科目で使用するテキストや道具一式の解説。 アニメーション制作の流れと作画の役割を解説し、原画と動画の違いについても学ぶ。 
【理解度確認】小テスト
2 正しい納品形式に則った線画が描ける。 動きを構成する要素、軌道(運動曲線)を説明出来る。  前回の振り返り・小テスト返却&答え合わせを行う動画ドリルP28、P31 軌道の考え方を解説し、中割り練習を行う。原画トレース作業、ナンバリング、タイムシート記入、中割のポイント解説。 
【理解度確認】課題の中間チェック
3 課題を通して軌道を考えた動画を作成出来る。  動画ドリルP87~P93、P94~P100、P118~P121 原画トレース作業、ナンバリング、タイムシート記入、中割のポイント解説。 
【理解度確認】小テスト
4 タップ割りの手法やメリットを説明出来る。  動画ドリルP130~P135、P136~139 原画トレース作業、ナンバリング、タイムシート記入、効率よく中割り作業を行うための技術であるタップ割について解説。 
【理解度確認】課題の中間チェック
5 タップ割りを用いて動画が作成出来る。  動画ドリルP130~P135、P136~139 原画トレース作業、ナンバリング、タイムシート記入、効率よく中割り作業を行うための技術であるタップ割りの実践トレーニング。 
【理解度確認】課題提出
6 歩きのプロセスを説明出来る静止画として表現出来る。 課題制作を通して自然な歩きを動画で表現出来る。  人体の歩きを動画で表現する其の① 身体の上下、移動量、足の運びによる各関節の角度変化、またその軌道や各部の大きさ、長さといった人間の歩きを分析し、動作のプロセス一つひとつを実写・図解を交えて解説する。 
【理解度確認】課題提出
7 歩きのプロセスを説明出来る静止画として表現出来る。 課題制作を通して自然な歩きを動画で表現出来る。  人体の歩きを動画で表現する其の② 身体の上下、移動量、足の運びによる各関節の角度変化、またその軌道や各部の大きさ、長さといった人間の歩きを分析し、動作のプロセス一つひとつを実写・図解を交えて解説する。 
【理解度確認】課題提出
8 走りと歩きの違いを説明出来る走りの動作における4つの特徴を説明出来る。  人体の走りを動画で表現する其の① 走りは歩きよりも強い推進力を持っているため完全に地面から両足が離れ浮ぶ瞬間があります人物が走るプロセスを観察し「踏込み」「蹴り出し」「跳躍する」一連の過程を動画で表現する。 
【理解度確認】課題提出
9 走りと歩きの違いを説明出来る走りの動作における4つの特徴を説明出来る。  人体の走りを動画で表現する其の② 走りは歩きよりも強い推進力を持っているため完全に地面から両足が離れ浮ぶ瞬間があります人物が走るプロセスを観察し「踏込み」「蹴り出し」「跳躍する」一連の過程を動画で表現する。 
【理解度確認】課題提出
10 レイアウトにおけるカメラワーク指示(Follow)の意図を説明出来るまた、その指示に従いBG速度の計算が出来る。  《歩きの応用編》 カメラワークを伴った動画(FollowCut)其の① レイアウトとシートの関連を解説するとともにBG引き速度の計算方法も解説する。 前回の歩きの基本フォームを応用し、課題を作成する。 
【理解度確認】課題提出
11 平面的なFollowCut(歩き)の動画が作成出来る。  《歩きの応用編》 カメラワークを伴った動画(FollowCut)其の② FollowCutの作画方法を解説BG引き速度をから算出した歩幅を基に中割り作業を行う。 
【理解度確認】課題提出
12 レイアウトにおけるカメラワーク指示(Follow)の意図を説明出来るまた、その指示に従いBG速度の計算が出来る。  《走りの応用編》 カメラワークを伴った動画(FollowCut)其の① レイアウトとシートの関連を解説するとともにBG引き速度の計算方法も解説する。 前回の走りの基本フォームを応用し、課題を作成する。 
【理解度確認】課題提出
13 平面的なFollowCut(歩き)の動画が作成出来る。  《走りの応用編》 カメラワークを伴った動画(FollowCut)其の② FollowCutの作画方法を解説BG引き速度をから算出した歩幅を基に中割り作業を行う。 
【理解度確認】課題提出
14 前期で得た知識・技法を一通り説明することが出来る。  前期で習得した専門用語や動画作法を振り返り、試験対策を行う。 
【理解度確認】課題提出
15 動画業務における制作方法に則って、動画の生成から納品まで出来る。  歩き、走りにおける実技テストの実施。 
【理解度確認】課題提出 テスト