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シラバス

電気工学科(夜間部) 2023年度入学生

科目名 電気基礎実験 作成日 2023/03/13
区分 必修 実験
開催時期 1年次 通年
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 160時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 電圧計・電流計・電力計・オシロスコープなどの各種測定機器の取り扱い方法や実験データ整理方法などを行い、座学で行っている理論的な知識を実験を通して習得する事を目的とする。
到達目標 各種測定機器を使って数値やグラフを読み取ることが出来る。 抵抗・コイル・コンデンサ・整流素子を用いた電気回路の接続が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 50% 50%  %  %  %  %  %
評価基準
①グループで協力して準備・作業・片付けを行い、時間内に実験が完了出来ること。 ②機器を適切に配置し、電気回路の接続が正確に行えること。 ③測定した数値やグラフが正しく記録出来ていること。 ④レポートが指定された手順と書き方で作成され、必用項目が全て盛り込まれていること。 ⑤実験結果の数値が妥当な範囲であり、誤差について十分考察されていること。 ⑥グラフや図面が、定規等を使用して正しく作図出来ていること。 ⑦検討考察が自身の言葉で要約されており、かつ出典が明示されていること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 山路 哲平、角田 隆樹
テキスト・参考文献 電気工学実験・実習(オリジナルテキスト)
実務経験有無  
本学園各校舎の電気主任技術者として、電気設備の維持・管理を行っている。その経験とスキルを活かし、職業実践的な教育を行う。  
関連科目 電気回路、電気電子計測、電子回路   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 回路図を見て直流回路の接続が出来る。 電圧計・電流計の値を正しく読むことが出来る。   直流電圧・電流計・抵抗を用いて直流回路の直列・並列測定を行う。  
【理解度確認】小テスト
2 回路図を見て交流回路の直列接続が出来る。   交流電圧・電流の測定① 交流電圧計・電流計・抵抗・コイル・コンデンサを用いて交流並列回路の測定を行う。  
【理解度確認】小テスト
3 回路図を見て交流回路の並列接続が出来る。   交流電圧・電流の測定② 交流電圧・電流計・抵抗・コイル・コンデンサを用いて交流並列回路の測定を行う。  
【理解度確認】小テスト
4 これまで行った実験を完了することが出来る。   補充実験 これまで行われた実験を欠席した場合や実験が完了しなかった場合に行う。  
【理解度確認】小テスト
5 回路図を見て電力計を含む交流回路の直列接続を行い、電力計の値を正しく読むことが出来る。   交流電力の測定① 交流電圧・電流計に加えて電力計を用いて交流直列回路の測定を行う。  
【理解度確認】小テスト
6 回路図を見て電力計を含む交流回路の並列接続を行い、電力計の値を正しく読むことが出来る。   交流電力の測定② 交流電圧・電流計に加えて電力計を用いて交流並列回路の測定を行う。  
【理解度確認】小テスト
7 回路図を見て、実験回路を作成することが出来る。   回路作成の確認 実験で使用する回路を実体配線図に書き起こし、機器に正しく配線する方法を確認する。  
【理解度確認】小テスト
8 excelにより実験データをまとめることが出来る。 PCにより回路図を作図することが出来る。   実験データのまとめ方 excelに測定したデータを入力し、計算結果を出力させる方法を確認する。また、Microsoft office による報告書の作成のため、PCでの作図方法を学ぶ。  
【理解度確認】小テスト
9 オシロスコープの使用方法 オシロスコープを使用して波形観測が出来る。   デジタルオシロスコープの使用方法を学習する。 また、プローブの校正についても行う。  
【理解度確認】小テスト
10 整流回路の実験 整流回路において出力電圧の波形を観測することが出来る。   ダイオードによる半波整流波形、整流ダイオードによる全波整流波形をオシロースコープを用いて波形観察を行う。  
【理解度確認】小テスト
11 電気工事配線実習(1)   VVFケーブルを安全に剥く事が出来る。輪作りが出来る。 基本的な工具の使用方法、ケーブル被服のむき方、ランプレセプタクルの輪作りなどを学習する。  
【理解度確認】小テスト
12 電気工事配線実習(2)  金属管、PF管を接続できる。バインド線を正しく巻ける。 アウトレットボックスへの金属管の接続方法、PF管の接続方法、合成樹脂管を使用する際のバインド線のとめ方、スイッチ類の使用方法などを学習する。  
【理解度確認】小テスト
13 電気工事配線実習(3) スイッチ類を使用した回路を作れる。  スイッチ類を使用した回路を作れる。 前回、前々回と学習した事を踏まえ、基礎的な電気回路を作成する。  
【理解度確認】小テスト
14 電気工事配線実習(4)   第2種電気工事士の実技試験問題(過去問)を作れる。 電気工事配線実習で行った基礎的な内容を踏まえ、電気工事士の実技試験問題を作成する。  
【理解度確認】小テスト
15 後期実験ガイダンス・補充 後期実験についての概要と注意点を確認する。  また、これまでの実験で欠席した者に対し補充実験を行う。 
【理解度確認】小テスト