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シラバス

電気工学科(夜間部) 2023年度入学生

科目名 送配電工学 作成日 2023/03/01
区分 必修 講義
開催時期 2年次 Ⅲ期 Ⅳ期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 80時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 電力の供給設備である送配電線路について、理論に基づいた全般的知識の習得を目的とする。
到達目標 送配電線路の特徴、各種現象を理論的に説明することが出来る。 送配電線路に発生する事項を数値化して扱うことが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 100%  %  %  %  %  %  %
評価基準
①送配電の理論的ベースとなる回路計算が出来ること。 ②送配線電炉の構成、設備の説明が出来ること。 ③送配電線路の各種現象を数値化することが出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 永井 淳
テキスト・参考文献 送電・発電
実務経験有無  
  
関連科目 電気回路  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 送電、配電の概要とその区別が理解出来るようになる。  送電線路、配電線路の各電気方式の特色と採用理由、および変圧器の結線方法を学習する。 
【理解度確認】 
2 電力系統の周波数・使用電圧が理解出来るようになる。  法規に基づく周波数と標準電圧、公称電圧、最高電圧および電圧の区分を学習する。 
【理解度確認】 
3 線路定数の基礎が理解出来るようになる。  電力系統に関する計算のベースとなる線路定数(抵抗、インダクタンス、静電容量)を学習する。 
【理解度確認】 
4 送電線路の等価回路が理解出来るようになる。  短距離、中距離線路の等価回路を学び、線路インピーダンスを用いた計算法の基礎を習得する。 
【理解度確認】 
5 短距離送電線路の特性が理解出来るようになる。  線路定数による等価回路を用いた電圧降下の計算法を学習する。 
【理解度確認】 
6 電圧降下とフェランチ現象が理解出来るようになる。  負荷分布に応じた線路の電圧降下計算法を学び、フェランチ現象の原因を学習する。 
【理解度確認】 
7 架空送電線路の構成が理解出来るようになる。  電線支持物、使用電線の種類と条件、許容電流値、多導体について学習する。 
【理解度確認】 
8 架空送電線路の保護策が理解出来るようになる。  架空地線、がいしの種類と条件、雷対策、振動対策、ねん架、コロナの発生と対策を学習する。 
【理解度確認】 
9 直流送電の特徴が理解出来るようになる。  直流送電についてその利点と欠点、交流送電との比較、使用状況、専用設備について学習する。 
【理解度確認】 
10 地中送配電線路の概要が理解出来るようになる。  地中線路の特色と使用状況、架空線路との比較による利点・欠点を学習する。 
【理解度確認】 
11 地中線路用ケーブルが理解出来るようになる。  地中線路用電力ケーブルの種類、電気的特性、故障点の測定法等を学習する。 
【理解度確認】 
12 配電線路の構成が理解出来るようになる。  支持物、使用電線、標準電圧、電気方式等について学習する。 
【理解度確認】 
13 新しい配電方式が理解出来るようになる。  負荷密集地域で採用されているネットワーク方式について、構成や使用機器、利点等を学習する。 
【理解度確認】 
14 中性点接地方式が理解出来るようになる。  送電線路で使用されている各接地方式について、特色や採用理由を理論的ベースの上に学習する。 
【理解度確認】 
15 誘導障害の理論が理解出来るようになる。  送配電系統で発生する電磁誘導、静電誘導による障害について、その発生原因と対策を学習する。 
【理解度確認】