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シラバス

電気工事技術科 2023年度入学生

科目名 太陽光発電施工技術 作成日 2024/03/06
区分 必修 講義
開催時期 2年次 通年
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 90時間
総単位数 5単位
企業連携
授業の目的 太陽光発電システムの仕組みと施工方法、創蓄連携システムの概要について理解する。
到達目標 太陽光発電システムの仕組み、創畜連携システムについて説明できる。モジュール枚数に応じた住宅用太陽光発電システムの設計、設置した住宅用太陽光発電システムの評価が出来るようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 80%  %  %  %  %  %  % 20%
評価基準
太陽光発電システムの特徴を説明することが出来る。 住宅用システムの構成を説明することが出来る。 エネルギーの課題と国のエネルギー政策について説明することが出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 大木健司
テキスト・参考文献 イチから理解する太陽光発電 -電気理論編ー、プリント
実務経験有無  
電気工事会社として、太陽光発電に伴う工事に従事している。その知識とスキルを活かして、本科目の太陽光発電施工全般に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 新エネルギー技術  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・太陽光発電システムの特徴を説明することが出来る。  ・太陽発電のメリット ・エネルギペイパックタイム・スマートグリッド ・HEMS、BEMS、CEMS  ・買電、売電、逆潮流   ・国内の出荷状況 
【理解度確認】口頭による質問
2 ・住宅用システムの法制度、必要資格を説明することが出来る。 ・住宅用システムの導入ステップを説明することが出来る。  ・独立型と系統連携型・固定価格買取制度   ・余剰電力/全量買取制度 ・太陽光サーチャージ ・国内の買取制度の状況・ID資格、電気工事士資格 
【理解度確認】口頭による質問
3 ・住宅用システムの構成を説明することが出来る。  ・太陽電池の種類 ・太陽電池の構造  ・アレイの施工手順 ・接続箱の構造 ・パワーコンディショナ(以下PC)の構造      ・全体システム構成 
【理解度確認】口頭による質問
4 ・太陽電池の電気的カタログスペックを説明することが出来る。  ・モジュールのカタログスペック ・測定条件 ・I-V特性の概要 ・出力と温度の関係 ・出力と照度の関係 
【理解度確認】口頭による質問
5 ・I-V特性グラフ、P-V特性グラフを見て説明することが出来る。  ・特性の測定方法  ・I-V特性  ・P-V特性   ・出力と照度の関係 ・出力と温度の関係   ・曲線因子(FF) 
【理解度確認】口頭による質問
6 ・モジュールの直列/並列接続時の出力特性を計算することが出来る。 ・接続箱の機能を説明することが出来る。  ・モジュール直列接続(以下ストリング)時のI-V特性・モジュール並列接続時のI-V特性・ストリング並列接続時のI-V特性・接続箱・昇圧器の機能 
【理解度確認】口頭による質問
7 ・ホットスポットの説明することが出来る。 ・バイパスダイオードの説明することが出来る。  ・ホットスポットの原理と現象     ・バイパスダイオードの機能 ・モジュールのクラスタ構造 ・ホットスポットとIV特性、発電量 
【理解度確認】口頭による質問
8 ・PCのカタログスペックを説明することが出来る。 ・システムに合うPCを選定することが出来る。  ・PCの機能と構造・PCのカタログスペック ・系統連携運転と自立運転 ・PCでの電力ロス計算 
【理解度確認】口頭による質問
9 ・電圧上昇抑制問題について説明することが出来る。  ・電圧上昇問題概要 ・受電点の電圧変動・住宅内の問題と対策 
【理解度確認】口頭による質問
10 ・太陽光発電システムの接地とその他の電気技術を説明することが出来る。  ・接地工事 ・設置工事以外の測定項目 
【理解度確認】口頭による質問
11 ・エネルギーの課題と国のエネルギー政策について説明することが出来る  ・生活におけるエネルギー事情・住宅における取組み ・国のエネルギー政策 
【理解度確認】口頭による質問
12 ・HEMSの操作や設定を説明することが出来る。  ・HEMSシステム概要   ・施工   ・設定   ・取り扱い 
【理解度確認】口頭による質問
13 ・創蓄連携関連製品について説明することが出来る。  ・分電盤の基礎    ・高機能製品について 
【理解度確認】口頭による質問
14 ・創蓄連携システム製品について説明することが出来る。  ・蓄電池  ・システム概要   ・施工   ・設定   ・取り扱い 
【理解度確認】口頭による質問
15 ・筆記試験で合格点を獲得する。  ・企業連携授業の内容および前期学習項目すべて 
【理解度確認】筆記試験