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シラバス

電気工学科 2023年度入学生

科目名 ネットワーク概論 作成日 2023/03/14
区分 必修 講義
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 家庭からビル、工場のスマート化で導入が進んでいるセンサネットワークや、電力監視制御システムを理解するためネットワークの基礎知識を身につける。また、最近急拡大しているクラウドサービスの中身を知るため、AWS Academyを授業内で開催する。
到達目標 ①コンピュータネットワークの仕組みや規格について説明出来る。 ②IaaS, PaaS, SaaSなどのラウドサービスの区分と、その中身について説明出来る。 ③AWSクラウドプラクティショナー認定試験の問題に正解出来る。 ④IoTシステム技術検定(基礎)に合格出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 40%  % 40%  %  %  % 20%
評価基準
①授業毎の小テスト(AWS Academyの知識確認テスト)で90点以上であること。 ②授業毎の課題を期限内にアップロード提出すること。 ③その他として出席率100%であること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 木下 稔雅
テキスト・参考文献 プリント配布(オンライン)、e-learning教材(AWS Academy Cloud Foundations)
実務経験有無  
1982年4月~1991年12月の期間 日本電気株式会社にて下記実務経験を実施。①デジタル交換機の各種システム,回路(アナログ,デジタル),LSI,プログラムの設計,開発,評価。②通信自由化に伴うNEチーム設立に参画し,コンピュータとネットワークの融合システムを提案,構築。③現本社向けマルチメディア交換機に収容するEthernet Bridge開発のとりまとめ。  
関連科目 データ通信   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 代表的なクラウドサービスが利用出来る。 ローカルとクラウドを利用した作業のメリット・デメリットについて説明出来る。  SaaS,PaaSおよびIaaSといったクラウドサービスの仕概要を学ぶ。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
2 AWS Academy Cloud Foundationsの受講準備が出来る。 クラウドコンピューティングのコンセプトが説明出来る。  AWF ACFのコース概要の説明を受け、AWS トレーニングポータルのアカウントを作成する。 AWSを利用するメリットについて説明を受け、Cloud Adoption Frameworkについて学ぶ。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
3 クラウドの利用コストについて説明出来る。 AWSグローバルインフラストラクチャについて說明出来る。  クラウドの利用料金について說明を受け、オンプレミスとクラウドの場合のコストを比較検討する。 AWSのインフラについて説明を受け、グローバルインフラストラクチャについて学ぶ。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
4 コンピュータの基本的なアーキテクチャについて說明出来る。 AWSのコンピューティングサービスについて說明出来る。  CPUやメモリ、ストレージなど、サーバコンピュータの基本構成について学ぶ。 Amazon Elastic Compute Cloud、AWS Lambda、Elastic Beanstalkについて学ぶ。 
【理解度確認】ラボ・演習問題,課題提出
5 コンピュータストレージの種類と特徴について說明出来る。 AWSのストレージサービスについて說明出来る。  HDD、SSDなどコンピュータストレージの種類と特徴について学ぶ。 Amazon Elastic Block Store、Simple Storage Service、 Elastic File System、 Glacierについて学ぶ。 
【理解度確認】ラボ・演習問題,課題提出
6 ネットワークアーキテクチャとTCP/IPについて説明出来る。 Amazon Virtual Private Cloudについて說明出来る。  コンピュータネットワークの基礎と、プロトコルスタック、TCP/IPの各種プロトコルについて学ぶ。 Amazon Virtual Private Cloudについて学習し、VPCを構築してWebサーバを立ち上げてみる。 
【理解度確認】ラボ・演習問題,課題提出
7 データベースの構造について說明出来る。 AWSのデータベースサービスについて說明出来る。  RDBやNoSQLなどデータベースの種類と特徴について学ぶ。 Amazon Relational Database Service、 DynamoDB、Redshift、Auroraについて学ぶ。 
【理解度確認】ラボ・演習問題,課題提出
8 ネットワークの負荷分散について說明出来る。 AWSの負荷分散やスケーリングについて說明出来る。  ネットワークの負荷分散の考え方と、主な手法を学ぶ。 AWSの負荷分散及びスケーリング、モニタリングについて学ぶ。 
【理解度確認】ラボ・演習問題,課題提出
9 サーバに必要なセキュリティについて說明出来る。 クラウドのセキュリティとAWSの責任共有モデルについて說明出来る。  情報セキュリティの基本的な考え方と、サーバに必要なセキュリティについて学ぶ。 クラウドにおけるセキュリティの考え方と、AWS責任共有モデルについて学ぶ。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
10 サーバにおけるユーザアカウントについて說明出来る。 AWS Identity and Access Managementについて說明出来る。  サーバにログインするためのユーザアカウント、パスワードの設定について学習する。 AWS Identity and Access Managementとその設定について学ぶ。 
【理解度確認】ラボ・演習問題,課題提出
11 AWSのベストプラクティスについて說明出来る。 AWSのセキュリティに関する各種サービスについて說明出来る。  AWS Well-Architected フレームワークのセキュリティについて、ベストプラクティスを確認する。 AWS Trusted Advisor、AWS CloudTrail、AWS Configについて学ぶ。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
12 クラウドアーキテクチャについて說明出来る。 Well-Architected フレームワークについて說明出来る。  AWS Well-Architected フレームワークの設計原則について学習し、信頼性と⾼可⽤性について学ぶ。 例として、クラウドへのデータセンターの移⾏について学ぶ。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
13 AWSの料金請求とサポートプランについて說明出来る。  AWSの料金請求について学習し、AWS Organizations、Cost Explorerについて学習する。 AWS テクニカルサポートのプランとコストの概要について学習する。 
【理解度確認】演習問題,課題提出
14 AWS Academy Cloud Foundationsの各項目について說明出来る。  サンドボックスのラボを通じて、これまでのAWS Academy Cloud Foundationsで学んだ知識を深める。 
【理解度確認】ラボ,課題提出
15 AWSクラウドプラクティショナー認定試験の問題に正解出来る。  AWSクラウドプラクティショナーに出題される程度のAWSの知識に関する試験を行う。 
【理解度確認】試験,課題提出