授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
リレーショナルデータベースとはどんなものか説明出来る。
SQL*Plusを使用して、コマンドやSQL文を実行出来る。
もっとも基本的なデータの検索が出来る。 |
リレーショナルデータベース(RDB)の成り立ちや、SQLとは何かについて
SQL*Plusの使用方法について
SELECT文を使用して全列または特定の列の検索方法について
重複したデータを除くための検索方法について |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
2 |
特定の行を検索することが出来る。
行の並べ替え(昇順または降順)が出来る。
数値関数と文字関数を使うことが出来る。
日付データの演算や日付関数を使うことが出来る。 |
必要なデータを取り出すための条件付けを行う方法について
検索結果を希望する順に行を並べ替えて表示する方法について
数値データ、文字データ、日付データのデータ型について
単一行関数の中の数値関数、文字関数、日付関数について |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
3 |
変換関数を使うことが出来る。
汎用関数・条件式を使うことが出来る。
グループ関数を使うことが出来る。 |
データ型の変換について
単一行関数の中の汎用関数・条件式について
行のまとまりごとの情報を算出するグループ関数について |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
4 |
SQL:1999に準拠した結合が出来る。
Oracle独自の結合が出来る。 |
複数の表の情報を合わせて検索する結合の中で、SQL:1999に準拠したものについて
(自然結合・非等価結合・外部結合・自己結合・クロス結合)
複数の表の情報を合わせて検索する結合の中で、Oracle独自のものについて
(等価結合・非等価結合・外部結合・自己結合・直積) |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
5 |
目的にあわせて、副問合せを使うことが出来る |
表自身のデータによって変化する条件を使用して、表から行を選択する場合に使用する副問合せについて
単一行副問合せ、複数行副問合せ、相関副問合せについて |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
6 |
集合演算子を使うことが出来る。
データの操作(追加・更新・削除)が出来る。 |
2つ以上の問合せ結果を1つの結果に結合する集合演算子について
INSERT文による行の追加、UPDATE文による単一行または複数行の更新、DELETE文による単一行または複数行の削除について |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
7 |
トランザクションの制御が出来る。
表の作成と管理が出来る。 |
トランザクションとその制御方法について
読み取りの一貫性とロックについて
データベースオブジェクトとスキーマについて
表の作成(DEFAULTオプション、データ型、制約)や削除について |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
8 |
表以外のスキーマオブジェクトの作成と管理が出来る。 |
表以外のスキーマオブジェクトであるビュー、順序、索引、シノニムの作成、削除、使用方法について |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
9 |
データベース管理者のツールとタスクが説明出来る。
OracleソフトウェアのインストールとDBの作成が出来る。
オラクルインスタンスの概要を説明出来る。
EM Express と SQL*Plus 、SQL Developerの基本操作が出来る。 |
データベース管理者のツールとタスクについて。
OUIを用いたOracleソフトウェアのインストールとDBCAを用いたDBの作成について。
オラクルインスタンスを構成するSGA、バックグラウンドプロセスと、サーバプロセス、リスナープロセス、ユーザプロセスの関連、EM Express 、SQL*Plus、SQL Developer の基本操作について。 |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
10 |
Oracle物理データベース構造の説明が出来る。
Oracle ネットワーク構成およびリスナーの説明および管理が出来る。 |
Oracleデータベースを構成するデータファイル、制御ファイル、REDOログファイルとデータファイルについて。
Oracleネットワーク構成の概要およびリスナーの構成と管理について。 |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
11 |
Oracle Net のネーミングメソッドが説明出来る。
ローカルネーミングの構成が出来る。
データベースの起動および停止をコマンドで出来る。 |
Oracle Net のネーミングメソッド、特にローカルネーミングについて。
リスナーの起動からOracleデータベースの起動までの一連の操作および、ノーマウント、マウント、オープンといった各状態について。
また、コマンドによるOracleデータベースの停止とモードについて。 |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
12 |
データベース記憶域構造の説明および管理が出来る。
REDOとUNDOの違い、主な目的を説明出来る。 |
表領域、セグメント、エクステント、データブロックなどのオラクルデータベースの論理構造について。
表領域の管理とセグメントアドバイザについて。
REDOデータによるデータベースの障害からの回復の仕組みについて。
UNDOデータの目的、UNDO保存期間、UNDOデータの管理について。
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【理解度確認】実習課題、小テスト |
13 |
オラクルを管理する各種ツールの機能および環境変数について説明出来る。
データベースの監視とアドバイザの使用が出来る。
Oracleデータベースソフトウェアの管理が出来る。 |
オラクルソフトウェアの種類とその機能について。また、Oracle_HOME、Oracle_BASE、Oracle_SIDなどの環境変数について。
データベースの監視(ワークロードの監視、パフォーマンスの監視、アラートの使用)および各種アドバイザについて。
データベースのアップグレードについて。 |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
14 |
バックアップの種類がわかり、コマンドによるバックアップを取得出来る。
バックアップレコードの管理が出来る。
リカバリの方法が説明出来、フラッシュバックテクノロジーを利用した表レベル、データベースレベルのリカバリが出来る。 |
一貫性バックアップ、非一貫性バックアップ、イメージファイル、バックアップセットなどのバックアップの種類について。
RMANコマンドによるバックアップの取得と、バックアップレコードの管理について。
RMANコマンドによるリカバリの方法について。
フラッシュバックドロップ、フラッシュバックテーブル、フラッシュバックデータベースについて。 |
【理解度確認】実習課題、小テスト |
15 |
ユーザーアカウントの説明および管理が出来る。
権限およびロールの説明および管理が出来る。
スキーマオブジェクトとは何かがわかり、SQLを利用した表の作成が出来る。
SQL *Loaderを利用した表へのデータのロードが出来る。
表以外のスキーマオブジェクトがわかり管理が出来る。 |
ユーザが持つ属性、ユーザアカウントの作成と管理について。
権限(システム権限、オブジェクト権限)およびロール(権限をグループ化したもの)の管理について。
スキーマ、スキーマオブジェクト、CREATE TABLE文、制約の種類とつけ方について。
SQL *Loaderを利用したデータのロードについて。
ビュー、索引、シノニム、順序、ストアドプログラム、データベースリンクについて。 |
【理解度確認】実習課題、小テスト |