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シラバス

情報処理科 2023年度入学生

科目名 データベース設計 作成日 2024/03/18
区分 必修 講義
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 後期科目「卒業制作」で作成するシステムのモデル設計が出来るようになる。
到達目標 データ中心アプローチ(DOA)に基づいて、データの洗い出しからモデル設計までの方法を説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 90%  %  % 10%  %  %  %  %
評価基準
①データ中心アプローチ(DOA)に基づいて、データの洗い出しから概念データモデルの作成方法を説明出来る。 ②講義で扱った5つの典型的なシステム(「会員管理」「EC」「予約管理」「SNS」「メッセージング」)について、データベース設計が出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 和田 真由美
テキスト・参考文献 基本情報技術者試験対策テキストⅡ
実務経験有無  
システムエンジニアとして、システムの開発に従事した実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、データベース設計に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 SQL、卒業制作。  履修前提 なし 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 データモデル設計概論 ・システム開発におけるデータモデル設計の位置づけを説明出来る。 ・データモデル設計プロセス3つのデータモデルの違いを説明出来る。  ・データベース管理システム(DBMS)とデータ管理 ・データ中心アプローチ(DOA)の特徴 ・概念データモデル、論理データモデル、物理データモデルについて 
【理解度確認】 
2 正規化1 ・非正規形から第1正規形への変換方法を説明出来る。   ・非正規形とは ・第1正規形、繰返し項目と固定項目、従属関係、候補キー  
【理解度確認】正規化演習問題1
3 正規化2 ・非正規形から第1正規形へ、第1清家騎亜から大2正規形への変換方法を説明出来る。   ・第1正規形、繰返し項目と固定項目、従属関係、候補キー ・第2正規形、非キー属性、関数従属、完全関数従属  
【理解度確認】正規化演習問題2
4 正規化3 ・非正規形から第1正規形、第2正規形、第3正規形への変換方法を順を追って説明出来る。  ・非正規形 ・第1正規形、繰返し項目と固定項目、従属関係、候補キー ・第2正規形、非キー属性、関数従属、完全関数従属 ・第3正規形、推移的関数従属 
【理解度確認】正規化演習問題3
5 ER図1 ・ER図の構成要素を説明出来る。  ・ERモデルも概要(エンティティ、属性、リレーションシップIDEF1X) ・エンティティとリレーションシップ ・主キーと外部キー 
【理解度確認】ER図作成演習1
6 ER図2 ・ER図の構成要素を説明出来る。  ・エンティティのタイプ(独立エンティティ、依存エンティティt) ・リレーションシップのタイプ(依存型と非依存型) ・リレーションシップのオプショナリティとガーディナリティ 
【理解度確認】ER図作成演習2
7 概念データモデル設計1 ・ボトムアップ分析による概念データモデル作成手順を説明出来る。  ・トップダウン分析とボトムアック分析 ・ボトムアップ分析による概念データモデル作成手順  
【理解度確認】ボトムアップ分析演習
8 概念データモデル2 ・ボトムアップ分析によるデータモデル作成手順を説明出来る。  ボトムアップ分析による概念データモデル作成手順 
【理解度確認】ボトムアック分析演習の続き
9 論理データモデル設計1 ・論理データモデル作成に必要なCRUDマトリックス図の作成方法を説明出来る。   ・アクセス分析(CRUDマトリックス図) 
【理解度確認】CRUDマトリックス図作成演習
10 論理データモデル作成2 ・論理データモデルに必要な非正規化とモデル変換について説明出来る。  ・非正規化(導出属性、導出エンティティの検討、正規化崩し) ・もで鵜変換(1:1円th値日の統合、サブタイプ変換、水平分析、垂直分析) 
【理解度確認】モデル変換作成演習
11 物理データモデル設計 ・物理データモデルの作成方法を説明出来る。  ・テーブル設計、インデックス設計、格納領域設計、物理配置設計、パラメタ 
【理解度確認】 
12 総合演習1 ・レンタルビデオの貸出システムを題材に総合演習を行い、データ項目の洗い出しから概念データモデル作成までを行う事が出来る。   学習済みのモデリング施術を使い、ボトムアップ分析による概念データモデルの作成。 ・データ項目の洗い出し 
【理解度確認】総合演習課題
13 総合演習2 ・レンタルビデオの貸出システムを題材に総合演習行い、データ項目の洗い出しから概念データモデル作成までを行う事が出来る。   学習済みのモデリング施術を使い、ボトムアップ分析による概念データモデルの作成。 ・エンティティごとに第3正規化まで実施し、各エンティティを統合する。 
【理解度確認】 
14 総合演習3 ・レンタルビデオの貸出システムを題材に総合演習行い、データ項目の洗い出しから概念データモデル作成までを行う事が出来る。  学習済みのモデリング施術を使い、ボトムアップ分析による概念データモデルの作成。 ・ER図お作成。 
【理解度確認】総合演習課題 の続き
15 14週までに学んだことをまとめて、試験対策を行う。  14週までに学んだことをまとめて、試験対策を行う。 
【理解度確認】試験対策演習