授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
実習用マイコンの構成要素や制御回路について説明出来る。 |
(マイコンの基本アーキテクチャ)
内部構成要素(CPU,RAM,ROM)と外部制御回路(デジタルポート,アナログポートなど)について概要を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
2 |
ハードウェアマニュアルを利用して必要なパラメータについて説明出来る。 |
(ハードウェアマニュアル1)
マイコンのハードウェアマニュアルを利用し設定等に必要な情報を検索しコーディングに利用する方法を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
3 |
ハードウェアマニュアルを利用して機能レベルを説明出来る。 |
(ハードウェアマニュアル2)
マイコンのハードウェアマニュアルから、機能名やアドレス値などの検索の仕方を学習し必要に応じて利用する方法を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
4 |
実習用ボードの入出力回路について説明出来る。 |
(実習用ボードの作製1)
回路図の読み方について学習する。
実習用ボードの製作を実施する。合わせて実習用ボードの回路構成やマイコンとの接続などを学習する。 |
【理解度確認】実習用ボードの完成度で判断する。 |
5 |
実習用ボードのその他の回路について説明出来る。 |
(実習用ボードの製作2)
前回に引き続き製作と回路のについて学習する。 |
【理解度確認】実習用ボードの完成度で判断する。 |
6 |
汎用入出力ポートとプログラムの関係を説明出来る。 |
(I/Oポートの出力)
LEDを題材としてのマイコンの汎用入出力ポートの設定方法、データの出力などを学習する。併せてポートを駆動させるためのプログラムの作成方法を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
7 |
LEDを点滅させるための回路とプログラムの関係を説明出来る。 |
(出力制御)
ポートの制御方法を学習する。テーマとしてはLEDを点灯させるプログラムをベースに、繰り返し機能を実装し任意の時間で点滅を繰り返すプログラムの作成方法を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
8 |
LEDとスイッチを連動させるプログラムを説明出来る。 |
(データの入出力)
汎用入出力ポートの出力方法について学習する。併せて入力を受けて出力を返すプログラムを作成し、入出力の関係等について学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
9 |
LEDとスイッチを組み合わせた制御プログラムを説明出来る。 |
(総合演習1)
スイッチとLEDを組み合わせた制御を学習する。特に1体1対応ではない制御についてのプログラム方法を学習しここまでの学習成果の確認とする。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
10 |
キャラクタLCDの表示方法について説明出来る。 |
(キャラクタLCDの制御1)
キャラクタLCDを動作させるための制御方法を学習する。まずLCDの動作メカニズムと信号プロセスを学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
11 |
キャラクタLCDに任意の文字列を表示させる方法を説明出来る。 |
(キャラクタLCDの制御2)
文字列を表示させるための方法と一定時間ごとに文字列を変えるためのプログラム作成方法を学習する。
またスイッチと組み合わせてマニュアルカウンタを作成する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
12 |
AD変換の仕組みが説明出来る。 |
(AD変換1)
AD変換の原理と方法について学習する。併せて数値情報をLCD上へ表示するプログラムの作成を通じてAD変換の利用法についても学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
13 |
AD変換した結果をLEDに表示させるプログラムを説明出来る。 |
(AD変換2)
AD変換の結果をLCDに数値情報として表示するためのプログラム作成方法を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
14 |
簡易テスタの動作原理が説明出来る。 |
(AD変換3)
ボード上の可変抵抗器を利用して入力の電圧レベルをAD変換で取得するプログラムを作成する。また得られた結果を電圧値として表示させるプログラムの作成方法を学習する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |
15 |
ここまでの内容について確実に説明出来る。 |
(総合演習2)
総合演習として、スイッチLEDなどの入出力、キャラクタLCDなどの表示器、AD変換器などを利用した実用システムのプログラムを作成する。 |
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。 |