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シラバス

ネットワークセキュリティ科 2023年度入学生

科目名 CCNAⅢ 作成日 2024/03/15
区分 必修 講義/実習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 4駒
合計駒数/週 5駒
総時間数 150時間
総単位数 6単位
企業連携
授業の目的 安全なリモートアクセスに使用されるWANとQuality of Serviceメカニズムについて学ぶ。また、ネットワークのデジタル化をサポートするSoftware-Defined Network、仮想化、および自動化の概念も理解する。
到達目標 企業ネットワークを構成してトラブルシューティングするスキルを身につけ、サイバーセキュリティの脅威を特定して防御できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 30%  % 70%  %  %  %  %
評価基準
冗長化やセキュリティの概念及び設定が出来ること。 ルーティングプロトコルを理解し、ルーティングの設定が出来ること。 ネットワークのトラブルシューティングに必要な知識と技術を習得すること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 姜 怜和/園田 昌平/色川 雄樹/明石 憲佳
テキスト・参考文献 オンライン教材 実習プリント
実務経験有無  
小規模から大規模までのインフラネットワークの設計・構築・保守業務、ルータやファイアウォール等によるネットワーク設計・構築・保守業務のの実務経験から実践的な教育を行う。 
関連科目 CCNAⅠ・Ⅱ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ポイントツーポイントネットワークとブロードキャストマルチアクセスネットワークの両方で、シングルエリアOSPFがどのように動作するかを説明出来る。  シングルエリア OSPFv2 の概念 ・OSPFの機能と特性 ・OSPFパケット ・OSPFの動作 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
2 ポイントツーポイントネットワークとブロードキャストマルチアクセスネットワークの両方にシングルエリアOSPFv2を実装出来る。  シングルエリアOSPFv2の設定 ・OSPF Router ID ・ポイントツーポイントOSPFネットワーク ・マルチアクセスOSPFネットワーク ・シングルエリアOSPFv2の変更 ・デフォルトのルート伝播 ・シングルエリアOSPFv2の確認 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
3 脆弱性、脅威、エクスプロイトをどのように軽減してネットワークセキュリティを強化できるかを説明出来る。  ネットワーク セキュリティの概念 ・サイバーセキュリティの現状 ・攻撃者のツール ・一般的なネットワーク攻撃 ・IPの脆弱性と脅威 ・TCPとUDPの脆弱性 ・ネットワークセキュリティのベストプラクティス 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
4 ACLがネットワークセキュリティポリシーの一部としてどのように使用されるかを説明出来る。  ACLの概念 ・ACLの目的 ・ACLのワイルドカードマスク ・ACL作成ガイドライン ・IPv4 ACLの種類 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
5 IPv4 ACLを実装して、トラフィックをフィルタリングし、管理アクセスを保護出来る。  IPv4 ACL設定 ・標準 IPv4 ACLの設定 ・IPv4 ACLの変更 ・標準IPv4 ALCを用いたVTYポートの保護 ・拡張IPv4 ACLの設定 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
6 エッジルータでNATサービスを設定して、IPv4アドレススケーラビリティを提供出来る。  IPv4用のNAT ・NATの特長とタイプ ・NATの利点 ・スタティック NATの設定 ・ダイナミック NATの設定 ・PATの設定 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
7 WANアクセステクノロジを使用してビジネス要件を満たす方法を説明出来る。  WANの概念 ・WANの目的 ・WANの動作 ・従来のWANの接続性 ・現在のWAN接続  ・インターネットベースの接続 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
8 VPNとIPsec がサイト間接続および リモートアクセス接続をどのようにセキュリティで保護するかについて説明出来る。  VPNおよびIPsecの概念 ・VPNテクノロジー ・VPNのタイプ ・IPsec 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
9 ネットワーク デバイスにおけるQoSの実装方法を説明出来る。  QoSの概念 ・ネットワークの伝送品質 ・トラフィックの特性 ・キューイングアルゴリズム ・QoSモデル ・QoSの実装技術 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
10 ネットワークを管理するプロトコルを実装出来る。  ネットワーク管理 ・CDPによるデバイス検出 ・LLDPによるデバイス検出 ・NTP ・SNMP ・Syslog ・ルータおよびスイッチのファイルメンテナンス ・IOSイメージ管理 
【理解度確認】オンライン試験 実習プリント
11 スケーラブルなネットワークアーキテクチャの特性を説明出来る。  ネットワーク設計 ・階層型ネットワーク ・スケーラブルなネットワーク ・スイッチ ハードウェア ・ルータハードウェア 
【理解度確認】オンライン試験
12 企業ネットワークのトラブルシューティングが出来る。  ネットワークのトラブルシューティング ・ネットワークドキュメント ・トラブルシューティングのプロセス ・トラブルシューティング ツール ・ネットワークの問題の症状と原因 ・IP接続のトラブルシューティング 
【理解度確認】実習プリント
13 ネットワーク仮想化の目的と機能を説明出来る。  ネットワーク仮想化 ・クラウドコンピューティング ・仮想化 ・仮想ネットワーク インフラストラクチャ ・Software-Defined Networking ・コントローラ 
【理解度確認】オンライン試験
14 RESTful API と構成管理ツールを使用して、ネットワークの自動化がどのように実現されるかを説明出来る。  Network Automation ・自動化の概要 ・データの書式 ・API ・REST ・設定管理 ・IBNとCisco DNA Center 
【理解度確認】オンライン試験 
15 まとめ  Switching, Routing, and Wireless Essentials(ENSA)コースの総まとめ ・実技テスト ・オンライン最終試験 
【理解度確認】オンライン試験