授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
観察を行わず想像だけで描くことで、モチーフからかけ離れた「正確ではない」結果ができあがることを体験する。先入観がもたらす印象の歪曲や錯覚を積極的に発見出来る |
ガイダンス(用具説明) 誰も知っている普段目にする「キャラクター」を描く。グループ活動(ブレインストーミング)で情報を共有する。自分が想像だけで描いたものの不正確さを体験する。モチーフを隠して描くことで自分の先入観の歪曲に気が付く |
【理解度確認】 観察により正しい情報を抽出することができたかどうか確認 |
2 |
明暗の階調を鉛筆で表現することが出来る
稜線について理解することが出来る |
資料から稜線をトレースしグレースケールで忠実に再現する |
【理解度確認】 画材の扱いが適切かどうか確認 |
3 |
遠近法(パース)、構図の取り方についての理解を深めることが出来る |
幾何形体等を用い透視図法についての講義を行う(1) |
【理解度確認】教員の講義内容が画に反映されているかどうか確認 |
4 |
光の特徴について理解し、その特徴をクロッキーに描くことが出来る
反射・稜線・陰影・屈折・映り込み等描画出来る |
幾何形体等を用い透視図法についての講義を行う(2) |
【理解度確認】教員の講義内容が画に反映されているかどうか確認 |
5 |
これまでの学習項目を振り返り、実際に静物鉛筆デッサンをすることが出来る |
有機物、無機物を組み合わせた静物デッサン(1) |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
6 |
これまでの学習項目を振り返り、実際に静物鉛筆デッサンをすることが出来る |
有機物、無機物を組み合わせた静物デッサン(2) |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
7 |
これまでの学習項目を振り返り、実際に静物鉛筆デッサンをすることが出来る |
有機物、無機物を組み合わせた静物デッサン(3) |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
8 |
人体を表現することに必要な解剖学について知識を深めることが出来る |
学生同士がモデルとなり人体クロッキーを行う。人体を描く上で知っておくべき点を観察する |
【理解度確認】 個々のクロッキーを確認 |
9 |
人体の大まかな印象を手早く短時間で表現することが出来る |
講義を通して、骨格・筋肉・構造を学習する。これまでに描いたクロッキーの検証を行う |
【理解度確認】 個々のクロッキーを確認 |
10 |
人物の構造を的確に観察することが出来る。プロポーションの狂い、バランスの崩れを確認し修正することが出来る |
人物クロッキー・人物デッサン(1)
人物モデルを様々な方向から観察し描画する |
【理解度確認】 進行状況を個別に確認 |
11 |
人物の骨格や肉付きを良く観察し 比率を測り描きだすことが出来る.人物の構造を的確に観察することが出来る。プロポーションの狂い、バランスの崩れを確認し修正することが出来る |
人物クロッキー・人物デッサン(2)
人物モデルを様々な方向から観察し描画する |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
12 |
静物モチーフの観察を通してモチーフの位置関係や形態を正確に捉えることが出来る |
作品制作で重要な構図についての解説を行う。モチーフの中で主従関係を表現する構図の取り方で描き出す |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
13 |
明暗の変化を捉え、稜線の現れ方を意識することが出来る |
全体の構造を把握する。モチーフを正確な比率と遠近感で表現する |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
14 |
全体のバランスを見ながら描き進め、形を修正しながらより正確に描くことが出来る |
ライティングやモチーフの固有色に注意しながら明度差を階調豊かに描き進める |
【理解度確認】進行状況を個別に確認 |
15 |
効果的に密度を上げて、完成度の高い作品に仕上げることが出来る |
モチーフの質感にも留意しながら構造の的確さの追求し細部まで描き込む |
【理解度確認】進行状況を個別に確認、講評 |