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シラバス

高度情報処理科 2022年度入学生

科目名 アルゴリズム 作成日 2023/03/03
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 基本情報技術者試験に合格する
到達目標 基本情報技術者試験の「アルゴリズム」「プログラミング言語」問題が理解できる

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 70%  %  % 20%  %  %  % 10%
評価基準
授業で学習した基本情報技術者試験の該当項目について説明出来ること。 ・授業中の確認問題等を①定期テストの加点対象とする。 ・資格(基本情報技術者試験以上)の取得を成績評価の加点対象とする。 ・授業態度・出席状況も評価対象とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 鈴木良房・奈良原恵子・朝見昭司
テキスト・参考文献 基本情報技術者 らくらく突破CASLⅡ 基本情報技術者 試験対策テキストⅠ【ベーステクノロジ編】 基本情報技術者 試験対策テキストⅣ【アルゴリズム編】
実務経験有無  
IT企業において当該科目の実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目の技術要素に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 C言語  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 コンピュータの構成と5大装置の役割が説明出来る。 アルゴリズム、変数、定数の意味が説明出来る。 COMETⅡ/CASLⅡの役割が説明出来る。  コンピュータの構成、プログラム記憶方式コンピュータのプログラム実行までの流れ。 アルゴリズムとは、変数と定数、順次処理の考え方。 CASLⅡプログラムの動作確認の方法。 
【理解度確認】演習および実習課題で確認
2 10進数、2進数、16進数の仕組みと基数変換の方法を説明出来る。 2の補数による負数の表現方法を説明出来る。   ビットとバイトなど補助単位。 10進数、2進数、16進数と基数変換。 2の補数表現による負数の表し方。 
【理解度確認】演習および実習課題
3 選択(分岐)処理の必要性と考え方を理解し値の大小判定を行うプログラムが作成出来る。  条件によって処理を振り分ける場合のアルゴリズム。 フローチャート、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
4 複合条件による選択処理の考え方を理解し、 データの範囲チェックプログラムが作成出来る。  複数の条件をまとめて判定するためのアルゴリズム。  フローチャート、疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
5 繰り返し処理の必要性と基本パターンが理解し、複数データ中の最大値を見つけるプログラムが作成出来る。  同じ処理を何度も実行する場合のアルゴリズム。  回数が決まっている繰り返し、条件が成立するまでの繰り返し。  フローチャート、疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
6 指標レジスタの役割を説明出来る。 文字列データを1文字ずつ処理するプログラムが作成出来る。  指標レジスタの意味、役割。 文字列データを1文字ずつ参照しながら行う処理。 フローチャート、疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
7 中間試験を通じて、ここまで学習内容で理解できていない点の確認ができる。  中間試験。 
【理解度確認】中間試験
8 論理演算、シフト演算命令が理解出来る。  論理演算命令の種類と使い方。 シフト演算命令の種類と使い方。 疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
9 配列の概念、必要性と使用法、注意点が説明出来る。 配列データの合計や最大値などを求めるプログラムが作成出来る。  配列の必要性と考え方。 配列内データの合計処理、最大値を求めるアルゴリズム。  疑似言語、プログラミング言語による記述方法。  
【理解度確認】演習および実習課題
10 副プログラムの役割と引数と戻り値について説明出来る。   副プログラムの書き方。アルゴリズムの分割。  疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
11 ソート処理1:選択法アルゴリズムを利用したプログラムが作成出来る。  配列内のデータを並べ替える、ソート処理の1つである選択法のアルゴリズム。  疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
12 ソート処理2:隣接交換法アルゴリズムを利用したプログラムが作成出来る。   隣接交換法によるソート処理アルゴリズム。  疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
13 探索処理:線形探索、2分探索アルゴリズムを用いた、プログラムが作成出来る。  配列内から特定のデータを見つける為の探索アルゴリズムとして線形探索、2分探索と処理効率について。  疑似言語、プログラミング言語による記述方法。 
【理解度確認】演習および実習課題
14 基本情報技術者試験の過去問を解くことで、本番試験のイメージを持つことが出来る。  計算問題、ビット操作問題、文字列問題などのポイント解説。 
【理解度確認】演習および実習課題
15 期末試験を通じて、ここまでの学習内容で理解できていない点の確認ができる。  期末試験。 
【理解度確認】期末試験