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シラバス

高度情報処理科 2022年度入学生

科目名 ITコンサルティング 作成日 2024/04/05
区分 必修 講義/演習
開催時期 3年次 後期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 ITコンサルティングの事例を通して、ITコンサルタントの問題解決手法を理解する。 ITコンサルティング業務の実際について、個別テーマ研究およびツール研究を通して学習する。
到達目標 CRM、SCM、ERPなどのパッケージによるソリューション提供について説明出来る。 コンサルティングツールを基本的な範囲で使うことが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 50% 50%  %  %  %  %
評価基準
授業で扱ったITコンサルティングに必要とされる手法や業務内容について説明出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 佐藤 謙二
テキスト・参考文献 ITコンサルタント 最強の指南書、ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本、ITエンジニアのための【業界知識】がわかる本
実務経験有無  
PCメーカー・証券・銀行のシステム部門で業務システムの設計・開発運用・プロジェクト管理を行ない、ITコンサルタントとして従事した実務経験を活かして本科目に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 ITストラテジ&マネジメント、業務知識  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・ITコンサルタントとして備えるべき実務能力について考察を加える。 ・ITコンサルタントとは何かを説明出来る。  ・テキスト序章 ・課題演習(ITコンサルティングとは何か) 
【理解度確認】ミニレポート作成
2 ・業務のあるべき姿を描く方法について考察を加える。 ・To-Beを描く5つのポイントについて説明出来る。  ・テキスト第1章Intro~Point2 ・課題演習(CRM) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
3 ・アイデア導出・あるべき姿の洗練・合意形成について考察を加える。 ・経済価値の見える化・アイデアの引き出し方・プロトタイプの作成方法と合意形成の手順を説明出来る。  ・テキスト第1章Point3~Point5 ・課題演習(SCM) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
4 ・新ビジネスの創出・展開に対応したシステム企画手法を理解する。 ・現状を前提としない斬新なアイデアや施策の盛り込みを検討する。  ・テキスト第2章Part1~Part2 ・課題演習(ERP) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
5 ・要求の全体構造や複雑な連携の把握方法について考察を加える。 ・プロジェクト定義書、ステークホルダリスト、要求分析ツリー、ゴール記述書の使用方法を説明出来る。  ・テキスト第2章Part3~Part4 ・課題演習(ナレッジマネジメント) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
6 ・ビジネス価値に直結するシステムの企画・提案について考察を加える。 ・フルスタックエンジニア、ビジネスイノベーター、ネオプロジェクトマネジャー、IoTエンジニア、次世代ITアーキテクトについて説明出来る。  ・テキスト第3章総論~Part1 ・課題演習(EA) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
7 ・ITエンジニアが習得すべき7つのスキルを説明出来る。 ・インフラ構築およびプロジェクトファシリテーションなどの習得方法について考察を加える。  ・テキスト第3章Part2~Part3 ・課題演習(CIO支援) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
8 ・開発対象・開発パートナー・インフラ・人的リソースの変化とユーザー責任について考察を加える。 ・プロジェクトで果たすべきユーザ責任18項目について説明出来る。  ・テキスト第4章Part1~Part2 ・課題演習(PMO支援) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
9 ・システム構築におけるユーザ責任の5つの事例を確認する。 ・ユーザ責任の実行支援のための7ステップについて説明出来る。  ・テキスト第4章Part3~Part4 ・課題演習(戦略マップ) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
10 ・ユーザー目線にどう立つかについて考察を加える。 ・「良い聴き方」と相手の話を引き出せるITエンジニアについて説明出来る。  ・テキスト第5章Part1~Part3 ・課題演習(ビジネスモデリング) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
11 ・情報システムのコンセプトの作り方を検討する。 ・ビジネス立上げの成功法則の有無を確認する。  ・テキスト第6章Part1~Part2) ・課題演習(成熟度モデル) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
12 ・ユーザーが納得する提案・納得しない提案について説明出来る。 ・効果的なプレゼンテーションとロジカル説得術を検討する。  ・テキスト第7章Part1~Part3 ・課題演習(ベストプラクティス) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
13 ・コンサルタントの行動習慣について考察を加える。 ・仕分・計画・引受・見積・依頼・メール・熟考時の時間管理を確認する。  ・テキスト第8章Part1~Part2 ・課題演習(SLCP) 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
14 ・国内におけるコンサルティング事例について考察を加える。  ・ケーススタディ1 ・課題演習 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表
15 ・海外におけるコンサルティング事例について考察を加える。  ・ケーススタディ2 ・課題演習 
【理解度確認】ミニレポート作成・発表