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シラバス

アニメーション研究科 2022年度入学生

科目名 作画ゼミB 作成日 2022/03/21
区分 必修 講義
開催時期 3年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 作画ゼミAに続き、レイアウトから原画・動画の作画工程における現場チェックバックの流れを体験を通して学ぶ。アニメーション制作現場での演出修正・作画監督修正後の作業工程を実践形式で学習。卒業グループ制作を軸に担当教員にチェックバックをもらいながら作品を完成に導く。また現場に入って即実践する内容の動画課題を体験する。
到達目標 現場でのレイアウトから原画・動画の作画工程を実践し、動画作業を体験する。卒業グループ制作のレイアウトを演出・作画監督のチェックバックを通し完成させる事が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
全ての課題を提出すること
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 及川博史
テキスト・参考文献 教員準備資料・映像資料
実務経験有無  
アニメ現場では原画マン、作画監督を担当。 本科目ではアニメ制作における設定資料の作り方をレクチャーする。 
関連科目 作画ゼミB  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 レイアウトチェック時に演出が構図や演技に対し、修正するポイントを解説する事が出来る。  【演出修正①構図・演技】 レイアウトチェックにおける演出修正について講義。 演出がチェックすべきポイントを現場資料より学習。 卒業グループ制作レイアウトチェックバックの実践を通して学ぶ。 
【理解度確認】レイアウトチェック
2 レイアウトチェック時に演出がタイミングや特殊効果に対し、修正するポイントを解説する事が出来る。  【演出修正②タイミング・特殊効果】 レイアウトチェックにおける演出修正について講義。 演出がチェックすべきポイントを現場資料より学習。 卒業グループ制作レイアウトチェックバックの実践を通して学ぶ。 
【理解度確認】レイアウトチェック
3 レイアウトチェック時に作画監督が演技に修正をいれるポイントを解説する事が出来る。  【作画監督修正①演技】 レイアウトチェックにおける作画監督修正について講義。 作画監督がチェックすべきポイントを現場資料より学習。 卒業グループ制作レイアウトチェックバックの実践を通して学ぶ。 
【理解度確認】レイアウトチェック
4 レイアウトチェック時に作画監督がキャラクターに修正をいれるポイントを解説する事が出来る。  【作画監督修正②キャラクター】 レイアウトチェックにおける作画監督修正について講義。 作画監督がチェックすべきポイントを現場資料より学習。 卒業グループ制作レイアウトチェックバックの実践を通して学ぶ。 
【理解度確認】レイアウトチェック
5 3Dレイアウトチェック時に作画監督が演技に修正をいれるポイントを解説する事が出来る。  【作画監督修正③演技】 3Dレイアウトチェックにおける作画監督修正について講義。 作画監督がチェックすべきポイントを現場資料より学習。 卒業グループ制作レイアウトチェックバックの実践を通して学ぶ。 
【理解度確認】レイアウトチェック
6 3Dレイアウトチェック時に作画監督がキャラクターに修正をいれるポイントを解説する事が出来る。  【作画監督修正④キャラクター】 3Dレイアウトチェックにおける作画監督修正について講義。 作画監督がチェックすべきポイントを現場資料より学習。 卒業グループ制作レイアウトチェックバックの実践を通して学ぶ。 
【理解度確認】レイアウトチェック
7 演出・作画監督修正が入ったレイアウト【原画演習①の課題】を原画に起こすことが出来る。  【原画作法①タイムシート】 演出・作画監督修正が入ったレイアウトを原画にする工程とタイムシートの清書を学ぶ。 第二原画マンの作業についての注意事項や現場での流れを実習を通して学習する。 原画演習①の課題を実践。 
【理解度確認】課題提出
8 演出・作画監督修正が入ったレイアウト【原画演習②の課題】を原画に起こすことが出来る。  【原画作法②キャラクター】 演出・作画監督修正が入ったレイアウトを原画にする工程で修正の線をどのような意識で拾うかを学ぶ。 第二原画マンの作業についての注意事項や現場での流れを実習を通して学習する。 香盤表を使用し、パーツ抜けやカット毎の小物の書き分け方を学ぶ。原画演習①の課題を実践。 
【理解度確認】課題提出
9 予備動作やフォロースルーを意識した【原画演習③】を原画に起こすことが出来る。  【原画作法③アクション】 予備動作・のこし・かえし・フォロースルーの復習。 仕草を意識したアクションの作画を演出意図を読み取りながら原画に起こす工程の実践。 原画演習③の課題を実践。 
【理解度確認】課題提出
10 動きの緩急を意識した【原画演習④】を原画に起こすことが出来る。  【原画作法④アクション】 原画としての詰め指示、セルワークの復習 詰め・タメを意識したアクションの作画を演出意図を読み取りながら原画に起こす工程の実践。 原画演習④の課題を実践。 
【理解度確認】課題提出
11 演出・作画監督修正をから線を拾い、【動画演習①】の原画クリンアップを完成させる事が出来る。  【動画作法①作画注意事項】 演出・作画監督修正と原画をクリンアップする手順の学習①。 作品ごとに用意される作画注意事項を読み。 動画演習①の課題を実践し、現場でのクリンアップの流れを体験する。 
【理解度確認】課題提出
12 演出・作画監督修正をから線を拾い、【動画演習②】の原画クリンアップを完成させる事が出来る。  【動画作法②クリンアップ作業】 演出・作画監督修正と原画をクリンアップする手順の学習②。 作品ごとに用意される作画注意事項を読み。 動画演習②の課題を実践し、現場でのクリンアップの流れを体験する。 
【理解度確認】課題提出
13 BG・BOOKと関わりのある作画【動画演習③】の原画クリンアップ、中割作業、レイアウトで指定された組線を引く事が出来る。   BG・BOOKと関わりのある作画における作業手順の学習 動画演習③の課題を実践し、原画クリンアップ、中割作業、レイアウトで指定された組線を引く。  
【理解度確認】課題提出
14 セル合成が必要なカットの作画【動画演習④】の原画を親子関係の動画合成素材として仕上げ、合成伝票に合成指示を記入する事が出来る。  【動画作法④合成のある作画】 セル合成が必要なカットの作画を実践する。 動画演習④基本的な線合成・面合成の復習を課題を通して実践する。 親、子の関係を動画用紙に記入し、合成伝票を記入する。 
【理解度確認】課題提出
15 多重合成が必要なカットの作画【動画演習⑤】の原画を親子関係の動画合成素材として仕上げ、合成伝票に合成指示を記入する事が出来る。  【動画作法⑤多重合成のある作画】 多重合成が必要なカットの作画を実践する。 動画演習⑤親が2枚以上必要な内容の作画を課題を通して実践する。 親、子の関係を動画用紙に記入し、合成伝票を記入する。 
【理解度確認】課題提出