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シラバス

アニメーション研究科 2022年度入学生

科目名 After Effects基礎 作成日 2023/03/14
区分 必修 実習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 1単位
企業連携
授業の目的 アプリケーションの解説とアフターエフェクトの基本機能を学ぶ。楽しみながら学習することを目的とし、基礎はモーショングラフィックスとしての基本機能を学習し、はアニメーション制作においてのアフターエフェクトの使用方法を学習する。
到達目標 アニメーション制作会社における「撮影」セクションに就職するために必要な基本的知識・技術から応用知識・技術までを習得する。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 70%  %  %  %  %  % 30%
評価基準
最終授業の実技テストの評価から理解度を判断する。 指導を聞く姿勢、課題に向かう姿勢が学生として標準的であること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 大平 幸輝
テキスト・参考文献 After Effects for アニメーション
実務経験有無  
アニメ制作会社にて仕上げ及び、撮影監督の業務を経験。 該当するソフトの使用方法と手順を教育する。  
関連科目 AfterEffects応用  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 撮影において事前に必要となる設定項目を具体的に説明出来る。  コンポジット初期作業 セル・背景・レイアウト等の読み込み方や、セル素材のアルファチャンネル作成とスムージング処理、レイアウトを使ったスケールの変更や位置の修正といったコンポジット(撮影)時の初期作業を学習する。  
【理解度確認】目視による中間チェック。
2 タイムシートを目視し、カットの内容を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  タイムシートの打ち込み方法(1) FIXと呼ばれる、カメラワークやエフェクト等などの処理がないノーマルカットを実際に撮影する。ここでは、タイムシート通りにセルを配置し、リプレイによる組み終えたカットのチェック等を行う。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
3 「F.I」「F.O」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  タイムシートの打ち込み方法(2) アニメーションにおいてよく使われる不透明演出技法“F.I/F.O”(フェードイン/フェードアウト)や”Wラシ”(ダブラシ)を学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
4 「スライド」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  タイムシートの打ち込み方法(3) アニメーションにおいてよく使われるセルワーク“スライド”を学び、同時に親子関係の技術も学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
5 「キーフレームの停止」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。   タイムシートの打ち込み方法(4) アニメーションにおいてよく使われる逆シートの撮影作業時に起こる補間現象の理解とそれを防ぐ技術を学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
6 「PAN」「フェアリング」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。   移動系カメラワークの入ったタイムシートの打ち込み方法 アニメーションにおいてよく使われるカメラワークの一つ“PAN”(パン)を学ぶ。それと共に、カメラワークに附随するフェアリング、フリッカー等も同時に学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
7 「ホホブラシ処理」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  特殊処理の入ったタイムシートの打ち込み方法(1) アニメーションにおいてよく使われる特殊効果の一つ“ホホブラシ”を学ぶ。それと共にトラックマットの効果も同時に学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
8 トラックアップ&トラックバックの効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  拡大縮小系カメラワークの入ったタイムシートの打ち込み方法  “PAN”と同じく、よく使われるカメラワーク“T.U”“T.B”(トラックアップ&トラックバック)を学習する。ここでも、等速度の維持やコラップスジオメトリックスによる解像度の保持など、このカメラワークに附随する各設定も同時に学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
9 「O.L」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  タイムシートの打ち込み方法(5) アニメーションにおいてよく使われる不透明演出技法“O.L”(オーバーラップ)を学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
10 「描画モード」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  特殊処理の入ったタイムシートの打ち込み方法(2) アニメーション撮影作業においてよく使われる特殊効果の一つ“描画モード”を学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
11 「透過光」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  透過光制作 特定の素材を発光させる透過光を学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
12 「アイリスアウト」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  特殊処理の入ったタイムシートの打ち込み方法(3) アニメーション撮影作業においてよく使われる特殊効果の一つ“アイリスアウト”を学習する。  
【理解度確認】目視による中間チェック。
13 「FOLLOW」「ローリング」の効果を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。   タイムシートの打ち込み方法(6) アニメーションにおいてよく使われるセルワーク“FOLLOW”を学び、同時に”ローリング”の技術も学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
14 タイムシートを目視し、カットの内容を説明出来る。 AfterEffectsの基本操作を用いて学習項目に沿った動画を生成出来る。  複合型カメラワークの入ったタイムシートの打ち込み方法 運動視差を利用して奥行き感を演出する、S.L(スライド)とPANの複合型「密着マルチ」を学習する。 
【理解度確認】目視による中間チェック。
15 撮影作業の基礎を活用した撮影を行うことが出来る。  アニメーション撮影現場と同様の内容で撮影作業を行うことで現場で求められる技術を学習する。  
【理解度確認】課題提出