1. モバイルアプリケーション開発科
MOBILE APPLICATION

Web・モバイル

自分のアイデアが世界へ広がる
モバイルアプリプログラマになる

モバイル
アプリケーション開発科

専門士称号付与文部科学省 職業実践専門課程 認定学科

iPhone、Androidといったスマートフォンの市場に向けてアプリケーション開発のカリキュラムを日本で初めて導入。エンターテインメントだけでなく、流通・医療など幅広い業界でスマホアプリは活用されており、活躍できるチャンスが豊富です。本科では在学中に作品をリリースできる環境もあり、アプリの企画からデザイン・開発までに必要な技術や知識を現場経験者から学びます。

めざす職種

モバイルアプリプログラマ/モバイルコンテンツクリエイター/Webプログラマ など

電通総研IT/クルーズ/キヤノン/NTTデータフィナンシャルテクノロジー/ハンズラボ/ローソン/フェンリル/オークファン/トップゲート/エム・フィールド/トマト/アドウェイズ/アライズ/コープ情報システム/エフ・エスソフトウエア開発/JTP/CLINKS/ケイアイエヌ/ソリッドシード/アウトソーシングテクノロジー/富士ソフト/マッシュアップブレイン/シオステクノロジー/小松情報システムサービス/テクノブレイブ/ラウレアソリューション/レイシスソフトウエアーサービス/メンバーズ/カレンティア/フォーカスシステムズ/グッドワークス/システム・リノベイト/ユニスティ/w2/ソリッド/サークレイス/UTグループ/LIFULL/広済堂ホールディングス/ZOZO/チームラボ/アイレット 他多数

オラクル認定Javaプログラマ(OCJ-P)/アマゾンウェブサービス(AWS)認定/モバイルシステム技術検定(MCPC)/Linux技術者認定資格(LinuC)/基本情報技術者/Androidアプリケーション技術者認定試験

iPhone、Androidアプリ開発技術を幅広く身につける

実習・検証環境としてiPhone、iPad、Androidの機器を用意し、多様なアプリ開発を支援。開発言語の異なるiOSとAndroid双方のネイティブアプリを開発できる即戦力となる人材を育成します。

充実のオリジナル教材で現場の技術を身につけられる

企画から開発まで現場の技術が身につき、最新の開発環境にも対応したオリジナル教材が充実。リモートワークで開発する現場に即して開発用PCを1人1台貸与するなど、初心者でも安心して取り組める環境で無理なくモバイルアプリケーション開発技術を学べます。

企画・制作・販売までトータルに対応できる技術を修得する

ちょっと調べたいと思うようなことが、すべてアプリに詰まっていると評判の「スゴイ便利帳」は本科学生が開発したアプリ。そのほかにも、様々な学生が在学中にアプリをリリースしています。

「Mac+スマホ&タブレット端末」で開発し、
自作アプリを世界中に配信可能!

1人1台のMacBook Air貸与で場所を選ばない学習環境

入学者全員にMacBook Airを貸与。授業での利用のほか、空いた時間でも自由に開発ができるスタイル。iOSデベロッパユニバーシティプログラム参加校のため、自分で開発したアプリを無料で自分のモバイル端末にダウンロードし、実機での動作確認も可能。場所を選ばない学習環境で、開発から実機動作確認、そして世界へ配信できます。

アプリコンテストなど学外活動を徹底サポート

「学生スマートフォンアプリコンテスト」などへチャレンジする学生に対し、教員や最新の設備を整え、最大限サポートしています。「技能五輪国際大会」では卒業生の園田拓也さん(写真)が日本代表選手として出場するなど、積極性のある即戦力として活躍できるエンジニアを輩出しています。
※園田 拓也さん(ケータイ・アプリケーション科2022年3月卒業(2024年4月よりモバイルアプリケーション開発科に名称を変更します)/第46回技能五輪国際大会 モバイルアプリケーション開発職種 日本代表選手として出場/株式会社 アウトソーシングテクノロジー 所属)

先進的で実践的な教材でスマホアプリ開発を強力サポート

アプリ制作初心者でも安心して学べるオリジナルテキスト

スマホの進化とともに歩んできた本科。その蓄積された教員のノウハウを取り入れた、体系的に学べる充実のオリジナルテキストを活用します。初めてアプリを作る方も安心して学んでいくことができます。

Android、iPhone、Apple Watchなど、最新のモバイル端末を学習機材として使用

「Android」「iPhone」「iPad」「Apple Watch」など世界中で使用されている最新モバイル端末が学習用機材。自分で開発したオリジナルアプリは「App Store」や「Google Playストア」など、世界のコンテンツ市場へ配信可能。実践力が身につく学習環境でアプリ開発にじっくりと取り組めます。

アマゾンウェブサービス(AWS)が開発したクラウドコンピューティング学習用カリキュラム

アマゾン ウェブ サービス (AWS)が開発したクラウドコンピューティング学習用カリキュラム。認定講師資格を持つ教員によるレクチャーや、実践的なラボ演習を通して、将来クラウドエンジニアとして活躍するために求められる知識とスキルを学べます。

「職業教育」と「キャリア教育」の バランスのとれた質の高いカリキュラム

「産学共同開発カリキュラム」の開発などによって、常に業界とチューニングできる最新のカリキュラムを更新しています。 また、専門性を効果的に身につけるために、年次を超えて発展科目や関連科目といった相関関係を明確にした カリキュラム構成になっています。

2024年度 カリキュラム

※2024年度に予定しているカリキュラムです。

科 目 必修/選択 年次 時間数
専門基礎
Web基礎 必修 1 60(30)
Linux 必修 1 60(60)
情報概論Ⅰ 必修 1 30
情報概論Ⅱ 必修 1 30
データベース 必修 1 60(30)
システム設計演習 必修 2 30(30)
UI/UXデザイン 必修 2 30(30)
コンテンツ制作Ⅰ 必修 2 30(30)
コンテンツ制作Ⅱ 必修 2 60(60)
プログラム
Java 必修 1 120(60)
Swift 必修 1 120(60)
Webシステム開発Ⅰ 必修 2 60(30)
Webシステム開発Ⅱ 必修 2 60(30)
セキュアコーディング技法 必修 2 30(30)
Kotlin演習 自由選択 2 30(30)
アプリ開発
iOSプログラミングⅠ 必修 1 120(90)
科 目 必修/選択 年次 時間数
アプリ開発
iOSプログラミングⅡ 必修 2 120(90)
AndroidプログラミングⅠ 必修 1 120(90)
AndroidプログラミングⅡ 必修 2 120(90)
IoT活用技術 自由選択 2 30(30)
iOS卒業制作 選択Ⅰ 2 180(150)
Android卒業制作 選択Ⅱ 2 180(150)
ハイブリッドアプリ開発技法 必修 2 30(30)
ビジネス知識
ビジネスマネジメント 必修 1 30
ビジネス企画Ⅰ 必修 1 30
ビジネス企画Ⅱ 必修 2 30
資格対策
資格対策Ⅰ 必修 1 60
資格対策Ⅱ 自由選択 2 30
一般基礎
就職活動リテラシーⅠ 必修 1 30
就職活動リテラシーⅡ 必修 1 30
Officeアプリケーション 必修 1 30(30)
ホームルーム
ホームルーム 必修 1・2 120

※カリキュラム表の内容は一部変更になる場合があります。
※授業時間数のうち、( )内は実習時間です。

時間割

モバイルアプリケーション開発科の
時間割例モバイルアプリケーション開発科の時間割例

  •  
  • MON
  • TUE
  • WED
  • THU
  • FRI
1限目 9:20~10:50 Java iOSプログラミングⅠ iOSプログラミングⅠ Linux
(実習)
Java
2限目11:00~12:30 Java
(実習)
iOSプログラミングⅠ
(実習)
iOSプログラミングⅠ
(実習)
Web基礎 Java
(実習)
3限目13:30~15:00 Linux
(実習)
ビジネスマネジメント ホームルーム Web基礎
(実習)
情報概論Ⅰ
4限目15:10~16:40 Officeアプリケーション
(実習)
エクステンション※ 就職活動リテラシーⅠ
  1限目 9:20~10:50
MONJava
TUEiOSプログラミングⅠ
WEDiOSプログラミングⅠ
THULinux
(実習)
FRIJava
FRI
  2限目11:00~12:30
MONJava
(実習)
TUEiOSプログラミングⅠ
(実習)
WEDiOSプログラミングⅠ
(実習)
THUWeb基礎
FRIJava
(実習)
FRI
  3限目13:30~15:00
MONLinux
(実習)
TUEビジネスマネジメント
WEDホームルーム
THUWeb基礎
(実習)
FRI情報概論Ⅰ
FRI
  4限目15:10~16:40
MONOfficeアプリケーション
(実習)
TUE
WEDエクステンション※
THU
FRI就職活動リテラシーⅠ
FRI

※この時間割は、変更になる場合があります。
※エクステンション(共通選択科目)は、月曜日から金曜日の4限目に実施。時間割や自分の希望に合わせて選択することができます。

二宮 洋介 先生

本科では、スマートフォンの中でも需要の多いiPhoneとAndroidを中心に、アプリケーションの開発技術を、講義・実習を通して修得できるカリキュラムが組まれています。プログラム作成だ けではなく、アプリ企画・システム設計・コンテンツ制作・ビジネスマネジメントなど、幅広い知識と柔軟な思考を備えたエンジニアをめざします。「こんなアプリがあったら楽しそう」「こんなアプリを配ればみんなの役に立つかも」。あなたの発想を実現する技術を身につけて、世界を舞台に勝負してみませんか?

INTERVIEW

生活の一部になるようなアプリを作りたい!

PROFILE
江原 万由さん
茨城県立古河第一高校出身

Q今後、入学を考えている人へ

実機を使って自分の書いたコードでアプリの動きを見たり、初めて触れる経験ばかりで新鮮です。文化祭にむけて1ヶ月で作り上げたiPad用アクションゲームが好評で、もっといろんなアプリを作ってみたいと思えるようになりました。クラスには個性豊かな仲間が居るのも楽しいです。将来は、さりげなく生活に寄り添ってくれるようなアプリを作ってみたいです。

スマホ・モバイルについて学ぶ意味とは?
スマホ・モバイルについて学ぶ意味とは?
スマホ・モバイルの業界はIT業界の中でも特に目まぐるしく、新しい技術やサービスが続々と展開されています。アプリ開発の市場は今後も伸び続けるのではないかという推測もあり、新しい情報や技術をキャッチしようとすることが絶えず求められます。スマホの普及に伴い、情報処理やアプリ開発は業種を問わず必要とされるようになっています。Life is Tech!(iPhone・Androidアプリ・ゲーム開発、プログラミング、デザインなどの最新IT技術を学ぶ中高生向けプログラム)が注目を集めていることからも、アプリ開発に対する世間の関心の高さがうかがえます。しかし、多くの人が「プログラミングとか難しそうだし…」と敬遠してしまっており、アプリに詳しい人材が現在でも不足しているのが実情です。スマホの仕組みやアプリ開発について学ぶことは、スマホが普及した現代社会を生き抜いていくための“武器”を身に付けることに他ならないと言えます。「スマホの最先端を知りたい」「アプリの開発とかちょっと面白そう」「アプリ開発を通じて新しいビジネスの仕組みやサービスを考えてみたい」というあなた、最先端のアプリ開発技術を学んで、スマホ市場の最先端を担ってみませんか。
スマホ・モバイルの学びを活かした仕事って?
スマホ・モバイルの学びを活かした仕事って?
スマホ・モバイルの学びを活かした仕事は多岐に渡ります。最初に思い付くのはSoftbankやYahoo、NTTドコモといったWeb・モバイル関係の企業だと思いますが、前述の通りプログラミング技術やアプリ開発技術はどの企業でも求められているため、Webやモバイルに限らず様々な業界への就職が考えられます。アプリ開発のために学んだスキルを活かし、ソフトウェア開発やWebとの連携をはかったアプリ制作など複数の部署で活躍することが可能です(iOSとAndroid両方のアプリ開発が可能な人は依然として少ないため、どちらもできると重宝されるようです)。ただし、「スマホ・モバイルについて学べばどこにでも就職できる」という訳ではありません。アプリ開発のスキルはあらゆる業界で応用可能であるからこそ、在学中に自分の進む道をしっかりと見極めていくことが必要になると言えます。
スマホ・モバイルを学ぶとは?
スマホ・モバイルを学ぶとは?
突然ですが、現在の日本におけるスマートフォン所有率は何%くらいだと思いますか。また、携帯電話所有率はどうでしょうか。総務省が発表した「平成26年版 情報通信白書」によると、全世代での携帯電話所有率は約95%、スマートフォン所有率だけで見ると約60%(10代や20代では80%以上)だそうです。「意外とスマホの普及率低いかも?」と思ったかもしれませんが、僅か5~10年でこれだけ急速に普及したことはやはり驚くべきでしょう。このように今やお馴染みとなったスマホですが、「なぜこんな小さい端末にこれだけの機能が詰まっているのだろう?」「今後どういう機能が搭載されるようになるのかな?」と思ったことはありませんか。当たり前のように利用しているがゆえに、意外とその仕組みについては知らない人が多いのではないでしょうか。こうした仕組みを理解し、プログラミングやアプリ開発の技術を具体的に学んでいくことはこれから益々重要になります。
プログラマ/オープン系とは?
プログラマ/オープン系とは?
ハード、Unix・LinuxやWindowsなど複数のコンピューターを使ってシステムを構築する仕事です。ウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム。使用する言語はC、C++、Javaなどですが、ブラウザを用いたシステムを構築する場合には、PHPやPerl、Pythonなどのウェブ系でよく使われる言語も使用されます。
オープン系の開発では、UNIXやLinux、Windows、.NET Framework等の開発環境の中で、Java、C、C++、C#、VBA、.NET、などの言語を使いながら、システム構築をおこないます。
汎用系の開発がハードウェアやOSなどの環境を特定のメーカーに限定した中で行われるのに対し、オープン系の開発では、開発環境に(適性はあるものの)基本的に制限はなく、様々なメーカーのハードウェアやOSを用います。
プログラマ/通信系とは?
プログラマ/通信系とは?
ネットワーク機器(ルーター、モデム)やテレビ会議、IP電話を使ったシステム開発など、通信に関連したプログラムを開発します。コンピューター間のデータ送信・受信に関連した部分が主な仕事になります。言語はC・C++やJavaなどが用いられます。組み込み系・制御系ともかぶる部分があり、ネットワーク機器に組み込むプログラムを開発する場合には、両者の知識を身につけることができます。
プログラマとは?
プログラマとは?
「プログラム言語」を用いてコンピュータープログラムを組み、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。各業種でよく使われる複数のプログラミング言語を修得していることが必要です。
(1)インターネットやLANでの動作を前提とするネットワーク系
・Web系プログラマ(Webコンテンツ系プログラマ)・XMLプログラマ・オープンソースプログラマ
(2)映像(映画、TV、CMなど)やゲームソフト、音楽などのエンターテイメント系
・CGプログラマ・ゲームプログラマ・マニピュレータ&サウンドプログラマ
(3)アプリケーションソフトなどの実用ツール系
・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(4)販売管理ソフトや会計ソフト、商品管理データベースなどの業務システム系
・システムエンジニア系・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(5)家電、携帯電話、プリンタ、デジカメ、ロボットなど、製品の中で動作する組み込み系
・組込みプログラマ(リアルタイムプログラマ)
エンジニアとは?
エンジニアとは?
エンジニアとは、主に工学分野で、ものづくりやプロセス、システムの開発などをおこなう技術者の総称です。ソフトウェアの分野では、プログラマやシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロダクトマネージャーなどの職種が代表的です。
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア(SE)とは、さまざまな業界で使用されるコンピューターで処理するためのシステムを設計、開発する人です。
クライアントの業務内容を分析し、内容に適したシステムをつくるため、どこをどのようにコンピューター化するかなどを検討、開発に取り組みます。技術的な知識と技術はもちろん、クライアントの要望を的確に捉える洞察力と、クライアントに専門的な内容を分かりやすく具体的に伝えられる能力も必要です。
仕事の立ち位置をイメージしやすい職種として、システムエンジニアは建築士の仕事に近いですね。クライアントから要望を聞き、システムの”設計図”を作成します。予算の組み立てや完成までのスケジュール策定、進行管理なども行います。
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどソフトウェアを作る人のことです。
コンピューター上でおこなう作業の目的に応じて使うソフトウェアの総称を「アプリケーション」といいます。このアプリケーションを作るのがアプリケーションプログラマの仕事です。クライアントやユーザの要求を把握し、ハードウェアとソフトウェアに関する幅広い知識をもって、的確なシステム設計を行なう能力が必要です。
スマホ・モバイルについて具体的には何を学ぶの?
スマホ・モバイルについて具体的には何を学ぶの?
アプリ開発をはじめ、ビジネスマネジメントやデザインなどクリエイターに必要な技術や知識を幅広く身につけます。中心となるのは、Android開発とiOS開発です。Java言語やObjective-C言語の基本文法を学習したうえでアプリ開発の実践を行い、App StoreやGoogle Playで販売できるアプリケーションの開発を目指します。また、HTML言語やJavaScript、LinuxなどWebページやWebアプリケーションの開発技術についても学習します。情報系の資格取得に向けた授業も多いです。加えて、企業の経営構造やキャッシュフロー、事業計画、収益見通しなど、ビジネススキル・ビジネス企画について学習することも新規事業を広く社会で受け入れてもらううえでは重要です。
スマホ・モバイルを学ぶとどんな資格が取得できるの?
スマホ・モバイルを学ぶとどんな資格が取得できるの?
スマホ・モバイルを学ぶことで取得できる資格としては、情報関係の資格があります。最も一般的な「情報処理技術者試験」は、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準であることを経済産業省が認定している国家試験です。さらに、Javaプログラミング能力認定試験やAndroidアプリケーション技術者認定試験といった実践的な資格を取得することも可能です。高度IT人材の確保が急務となっている現在、こうした情報系の国家資格やベンダー資格(IT関連製品のユーザーが適切な操作技術や管理技術を満たしていることを認証する民間資格制度)を取得しておくことは就職の際にも有利になります。
プログラミングについて知らなくても大丈夫?
プログラミングについて知らなくても大丈夫?
上記の学習事項を見て、「面白そう」と思った人もいれば「イメージと違って結構難しそう」と感じた人もいるでしょう。「プログラミングについて全然知らないし、授業についていけないかも…」と心配する人もいるかもしれませんがその必要はありません。実践的な教材を使って学習を積み上げることで、こうしたスキルは入学後に段階を追って身に付けていくことができます。重要なのは、アプリ開発のスキルを積極的に習得しようとする姿勢です。発展のスピードが非常に速い分野なので、貪欲にスキルの習得に取り組んでいく向上心と熱意が求められると言えます。
プログラマ/Web系とは?
プログラマ/Web系とは?
インターネット上に公開されるプログラムや、会社や組織のLAN環境内でブラウザを使って利用するようなプログラムを開発します。PHPやRuby、Python、Javaなどを使ってプログラムを組むことが多いです。具体的な例としては、ウェブ上で占いをおこなうようなエンターテインメント系のプログラムであったり、ウェブ上で公開するデータベースの開発、企業や組織の予算や顧客管理データベースの開発などがあります。ネットに公開されているものであれば、検索によって簡単に見つけることができるでしょう。求人案件もとても多いです。
プログラマ/制御系・組込系とは?
プログラマ/制御系・組込系とは?
デジタル家電をはじめとした電子機器・自動車や計測器やFA機器といった各種装置などの機器を制御するためのシステムを開発するプログラム。
炊飯器やエアコンなどの機械の中にもプログラムが組み込まれていて、ご飯の炊き具合や部屋の温度の調節を行っています。このように家電製品や携帯電話、デジカメなど、機械の中に組み込むプログラムを開発する仕事です。製品ごとにカスタマイズして組み込まれることが多いです。使われるプログラミング言語は、C、C++、アセンブラが主になります。
プログラマ/汎用系とは?
プログラマ/汎用系とは?
開発言語としては、「C言語」や「JAVA」が主流で開発されることが多いみたいですね。
オープン系との違いがわかりにくいことがありますが、銀行の金融システムなど企業の基幹システム(メインフレーム)に使われることが多いです。データ量が多かったり、安全性や高い信頼性が要求されるような業務で使われます。独自の言語仕様を持っていたり、文字コードを使うこともあります。他のコンピューターシステムとは互換性が無く、閉じた世界を構築します。言語としては、「COBOL」などが使われます。
汎用系の開発では、IBM、富士通、日立製作所、NEC、ユニシスなどの汎用コンピューターを用い、COBOL、PL/Iなどの言語を使いながら基幹システムの構築をおこないます。
近年の業務としては、生命保険・損害保険・銀行・クレジットカード会社など大手金融機関や大企業の基幹システムの再構築、運用保守が多く、大手有名企業の大規模システムに携わる中で自分の実力を発揮でき、汎用系エンジニアにとって大きなやりがいが得られます。
汎用系システムは、汎用コンピューターまたはホストコンピューターと呼ばれるハードウェアを使用します。
ハードウェアに特化した開発であるため、そのホストコンピューターについての知識が必要になります。
そのため、オープン系のようにシステム開発や変更、他に応用することは容易に出来ないことが多いです。主に開発で使われる言語は、COBOLなどの言語で開発されることが多いです。汎用系システムでのソフトウェア開発は、マシン語に近い言語にコンパイルされるため高速処理が可能です。
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー(PM)は期日までに成果物を完成させる人です。
必要な人材、資材、費用を計画してチームを結成し、プロジェクトの終了までを管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
近年、ITシステム開発プロジェクトは、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダー化などによって、幅広い知識が求められています。このため、プロジェクトマネージャ(PM)の役割は益々重要となり、スポンサー、ユーザの期待は大きくなってきています。
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システム開発における上流工程で、既存の情報システムとクライアントの現状を調査・分析・評価をおこない、新しいシステムの方向づけをおこなう人です。
組織構造、経営戦略、各業務の流れ、そして既存の情報システムを調査し、新しいシステムを開発するうえでの改善案や提案をおこないます。そのため、クライアントに対して、分かりやすく、説得力のあるプレゼンテーションが求められています。
システムアナリストは、既存の情報システムを分析し、機種、台数、手順においてメリット・デメリットを評価します。
システムコンサルタントは、新たな情報システムの導入にあたって、社内の業務や経営上の問題点を探り、その改善案を提案していきます。

2年制Webデザイン科
2年制モバイルアプリケーション開発科