1. 情報システム開発科
INFORMATION SYSTEM DEVELOPMENT

情報処理

資格と技術を武器に業界を突き進む
システムエンジニアになる

情報システム開発科

専門士称号付与文部科学省 職業実践専門課程 認定学科
基本情報技術者試験 科目A 試験免除

アジャイルやクラウド、AIなどを活用した最新のWebシステム開発技術・手法と、エンジニアに必須の普遍的な知識を短期間でバランス良く身につけることができるのが本科の特色。プログラミング技術はもちろん、システム設計から開発までの全工程を学び、プログラマの上位職種であるシステムエンジニア(SE)をめざします。大学や社会人経験のある学生が多いのも本科の特長です。

めざす職種

●システムエンジニア●プログラマ など

キヤノン/DeNA/NTTデータアイ/NTTコムウェア/NTTデータCCS/富士通/明治安田システム・テクノロジー/ドコモ・データコム/テクノプロ/NTTシステム開発/JTP/NTTデータ先端技術/東京京装コンピュータ/東急テックソリューションズ/富士ソフト/ソーバル/セゾン情報システムズ/NHKテクノロジーズ/JR東日本情報システム/アクセンチュア/NTT-ME/日立製作所/NHN PlayArt/テプコシステムズ/日立社会情報サービス/サイビーンズ/インフォテック/NHNテコラス/いすゞシステムサービス/コープ情報システム/ラック/TISソリューションリンク/デジタル・インフォメーション・テクノロジー/W2/エム・フィールド 他多数

●基本情報技術者●応用情報技術者●オラクル認定Javaプログラマ(OCJ-P)●オラクルマスター●情報検定(J検)●Linux技術者認定資格(LinuC、LPIC)●サーティファイ情報処理技術者能力認定資格●Microsoft Office Specialist(MOS)

設計・開発の全工程を学び、2年間で即戦力のシステムエンジニア(SE)に!

卒業後にSEをめざす本科では、現役SEやSE経験のある教員の指導を通してクラウドなど最新のシステム開発環境で、設計・開発の全工程が学べる独自カリキュラムを設置しています。

「日立」「富士通」「NTT」「JR」系列など大手IT企業で卒業生が活躍!

「キヤノン」「富士通アドバンストエンジニアリング」「NTTデータアイ」「DeNA」「JR東日本情報システム」などへ多数就職しています。

「PDCAサイクル学習」により入学後半年で「基本情報技術者」を取得!

P(Plan・計画)、D(Do・実行)、C(Check・確認)、A(Action・改善)の学習方法で、入学後半年で国家資格「基本情報技術者」を、合格後はより上位の「応用情報技術者」取得をめざす本科独自の指導スケジュールで、毎年多数の合格者を輩出しています。

IT企業のシステム開発現場に近い実践的な
学習環境で学ぶ

システム開発に最適なコンピュータ実習室

IT企業のシステム開発環境と同様の実習環境を整える本科では「Java」「PHP」「Python」などのプログラミング開発環境に加え、AWSやGoogle App Engineなどのクラウド開発環境にも対応。グループで行うシステム構築実習ではアジャイル開発等、企業の開発現場に即した環境で実践的に学びます。

技能競技大会など学外活動へのサポート

厚生労働省が主催する「若年者ものづくり競技大会」において、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ職種に出場。授業で培った設計・プログラミング能力を発揮し、短期間でシステムを作りあげる競技にて、第16回大会では銀賞を、17回大会では金賞を獲得しました。

本科オリジナルテキストを使い「技術」と「資格」を
バランスよく修得

IT業界で広く採用されるJavaなどを 学習する専用オリジナルテキスト

本科ではJavaの学習に適したオリジナルテキスト・問題集を導入。JavaはIT業界で広く採用されているプログラミング言語です。企業向けの大規模な基幹システムやWebサービス、スマートフォンアプリなど幅広く使用されているため、Javaを身につけると活躍の場が広がります。

システム設計の演習ではUMLモデリングツールを使用

システムエンジニアの主な仕事は情報システムの設計です。システム設計の演習では、実際の現場でも使われているツールを使用します。学生の間にツールに慣れることができるので、就職後はスムーズに仕事ができます。

オリジナルの課題チェックシステム・オンライン学習システム

プログラミングの実習授業では課題チェックシステムを導入。学生が提出した課題を担当教員がチェックし、直すべきところをすぐに指摘できるようになっています。また、資格試験対策ではオンライン学習システムを活用し、試験問題の演習を繰り返すことで、力をつけていきます。

「職業教育」と「キャリア教育」の バランスのとれた質の高いカリキュラム

「産学共同開発カリキュラム」の開発などによって、常に業界とチューニングできる最新のカリキュラムを更新しています。 また、専門性を効果的に身につけるために、年次を超えて発展科目や関連科目といった相関関係を明確にした カリキュラム構成になっています。

2024年度 カリキュラム

※2024年度に予定しているカリキュラムです。

科 目 必修/選択 年次 時間数
専門基礎
ソフトウェア 必修 1 30
ハードウェア 必修 1 60
ITストラテジ& ITマネジメント 必修 1 60
セキュリティ 必修 1 60
アルゴリズム 必修 1 120(60)
HTML 必修 1 30(30)
ネットワーク 必修 1 30
CSS & JavaScript 必修 2 30(30)
Linuxサーバ構築 選択Ⅰ 2 30(30)
プログラム
Java基礎 必修 1 150(90)
Java応用 必修 2 60(30)
サーバサイドJava 必修 2 90(60)
VBA 選択Ⅰ 2 30(30)
モバイルアプリ開発 自由選択 2 30(30)
Webプログラミング 必修 2 90(60)
Python 選択Ⅰ 2 30(30)
システム設計
システム設計Ⅰ 必修 1 30
システム設計Ⅱ 必修 1 60
システム分析設計演習 必修 2 60(30)
オブジェクト指向設計 必修 2 60(30)
科 目 必修/選択 年次 時間数
データベース
SQL 必修 1 30(30)
データベース設計 必修 1 60(30)
データベース設計演習 必修 2 30
専門応用
先端IT技術 必修 2 60(60)
ITエキスパートゼミ 選択Ⅱ 2 60(60)
資格対策
資格対策言語 必修 1 60(30)
資格対策講座Ⅰ 必修 1 30
資格対策講座Ⅱ 自由選択 1 30
資格対策集中講座Ⅰ 必修 1 15
資格対策集中講座Ⅱ 必修 2 15
資格対策言語講座Ⅰ 必修 1 30
資格対策言語講座Ⅱ 必修 2 30
資格対策総合演習 必修 1 30
高度資格対策ゼミ 選択Ⅱ 2 60(60)
開発演習
卒業制作 必修 2 180(150)
一般基礎
就職活動リテラシー 必修 1 30
プレゼンテーション技法 必修 2 30(30)
ホームルーム
ホームルーム 必修 1・2 120

※カリキュラム表の内容は一部変更になる場合があります。
※授業時間数のうち、( )内は実習時間です。
※選択科目は、「選択Ⅰ」と「選択Ⅱ」より、それぞれ1科目を選択します。

時間割

情報システム開発科の
時間割例

  •  
  • MON
  • TUE
  • WED
  • THU
  • FRI
1限目 9:20~10:50 データベース設計 システム設計Ⅱ Java基礎 就職活動リテラシー Java基礎
2限目11:00~12:30 データベース設計
(実習)
システム設計Ⅱ Java基礎
(実習)
HTML
(実習)
Java基礎
(実習)
3限目13:30~15:00 Java基礎 資格対策講座Ⅰ ネットワーク ホームルーム 資格対策言語講座Ⅰ
4限目15:10~16:40 エクステンション※ エクステンション※
  1限目 9:20~10:50
MONデータベース設計
TUEシステム設計Ⅱ
WEDJava基礎
THU就職活動リテラシー
FRIJava基礎
FRI
  2限目11:00~12:30
MONデータベース設計
(実習)
TUEシステム設計Ⅱ
WEDJava基礎
(実習)
THUHTML
(実習)
FRIJava基礎
(実習)
FRI
  3限目13:30~15:00
MONJava基礎
TUE資格対策講座Ⅰ
WEDネットワーク
THUホームルーム
FRI資格対策言語講座Ⅰ
FRI
  4限目15:10~16:40
MON
TUEエクステンション※
WED
THUエクステンション※
FRI
FRI

※この時間割は、変更になる場合があります。
※エクステンション(共通選択科目)は、月曜日から金曜日の4限目に実施。時間割や自分の希望に合わせて選択することができます。

澤口 貴士 先生

クラウド、AI、IoT、ビッグデータなど、システム開発に求められる技術は日々進歩しています。本科では、そのような第一線で活躍する技術者に求められる“確かな技術力”と、“高い資格取得率”をモットーに掲げ、どの学校よりも効率的にその2つを取得できるカリキュラムを組んでいます。実際に、難易度の高い資格を取得する学生が多く、本科の学生が卒業制作で作ったシステムの完成度には定評があります。これらのカリキュラムを支える高い技術力を持った教員陣が、実績・実力重視のIT業界の第一線でも生き抜くことができる人材を育成します。

INTERVIEW

クライアントのニーズと丁寧に向きあうエンジニアになる!

PROFILE
佐々木 涼帆さん
飯塚高校出身

Q今後、入学を考えている人へ

未経験スタートだったので最初は不安でしたが、先生や友達が小さな質問にも丁寧に答えてくれて、周りの力を借りて学べる環境でよかったと思いました。インプットした知識をアウトプットできるカリ
キュラムも成長が実感できました。今は3名チームの卒業制作で健康管理のシステムを作っていて、大変ですがとても楽しいです。卒業後はエンジニアとして、クライアントと真摯に向き合いたいです。

Course
NEWS / Works

IT・情報処理について具体的には何を学ぶの?
IT・情報処理について具体的には何を学ぶの?
PCを使った実践的な授業(実習)を通じてシステム開発・プログラミング・スマートフォンのアプリ開発などを行い、様々な領域でプロフェッショナルとして活躍するためのITスキル習得を目指します。コンピュータの仕組みなどの基礎からWindows、LinuxといったOSについて学んだうえで、主要なプログラミング言語であるC言語やJavaを学習します。その他、Visual BasicやC#などのWindowsプログラミング、Webサーバ上で動くプログラミング(PHP言語)など幅広いプログラミング言語を習得できます。様々なプログラム言語を駆使してシステムを構築するプログラマやそのシステムを企画・設計するシステムエンジニアを養成します。また、プログラミング以外にもWebサイト制作技術、ネットワーク技術、インターフェイスデザインなどを学習します。開発プロジェクトや卒業制作展に向けた作品制作に取り組む学校もあります。理系出身者ばかりでもないので、文系だからといってITや情報技術について学ぶことを最初から敬遠する必要はありません。入学時にプログラミング言語や設計に関する知識がなくても、積極的に勉強に取り組むことで自分の実力を伸ばしITのエキスパートになることができます。
IT・情報処理を学ぶとは?
IT・情報処理を学ぶとは?
あなたは「IT・情報処理」に対してどういうイメージを持っているでしょうか。「よく分からないけど何となく重要そう」「幅広い就職先があるらしい」「プログラミングとかできると便利だろうけど難しそう」「専門知識はあまりないけどコンピュータを使うのは好き」など色々あると思います。「自分は文系だから関係ない」と思っている人もいるかもしれませんね。情報化社会と言われている現在、情報技術(IT)はあらゆる所で活用され社会基盤の重要な一翼を担うようになっています。30年前はまだ個人がコンピュータを所有することすら珍しい時代でしたが、現在では当たり前のようにコンピュータが利用されていますし、近年ではスマートフォンの利用も一般的になってきました。スマートフォン向けのアプリ開発も急速に進んでおり、その恩恵に与っている人も多いことでしょう。しかし、情報技術の進展がこれだけ急速に進んでいるにも関わらず、ITの仕組みを理解したうえで使いこなしている人は未だに少数派です。多くの人がITについて学ぶ必要性を実感しつつも、「プログラミングとか難しそうだし…」と敬遠してしまうのです。こうしたプログラミングやシステム開発の技術を習得することがIT・情報処理の学びの中心になります。
プログラマ/オープン系とは?
プログラマ/オープン系とは?
ハード、Unix・LinuxやWindowsなど複数のコンピューターを使ってシステムを構築する仕事です。ウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム。使用する言語はC、C++、Javaなどですが、ブラウザを用いたシステムを構築する場合には、PHPやPerl、Pythonなどのウェブ系でよく使われる言語も使用されます。
オープン系の開発では、UNIXやLinux、Windows、.NET Framework等の開発環境の中で、Java、C、C++、C#、VBA、.NET、などの言語を使いながら、システム構築をおこないます。
汎用系の開発がハードウェアやOSなどの環境を特定のメーカーに限定した中で行われるのに対し、オープン系の開発では、開発環境に(適性はあるものの)基本的に制限はなく、様々なメーカーのハードウェアやOSを用います。
プログラマ/通信系とは?
プログラマ/通信系とは?
ネットワーク機器(ルーター、モデム)やテレビ会議、IP電話を使ったシステム開発など、通信に関連したプログラムを開発します。コンピューター間のデータ送信・受信に関連した部分が主な仕事になります。言語はC・C++やJavaなどが用いられます。組み込み系・制御系ともかぶる部分があり、ネットワーク機器に組み込むプログラムを開発する場合には、両者の知識を身につけることができます。
プログラマとは?
プログラマとは?
「プログラム言語」を用いてコンピュータープログラムを組み、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。各業種でよく使われる複数のプログラミング言語を修得していることが必要です。
(1)インターネットやLANでの動作を前提とするネットワーク系
・Web系プログラマ(Webコンテンツ系プログラマ)・XMLプログラマ・オープンソースプログラマ
(2)映像(映画、TV、CMなど)やゲームソフト、音楽などのエンターテイメント系
・CGプログラマ・ゲームプログラマ・マニピュレータ&サウンドプログラマ
(3)アプリケーションソフトなどの実用ツール系
・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(4)販売管理ソフトや会計ソフト、商品管理データベースなどの業務システム系
・システムエンジニア系・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(5)家電、携帯電話、プリンタ、デジカメ、ロボットなど、製品の中で動作する組み込み系
・組込みプログラマ(リアルタイムプログラマ)
エンジニアとは?
エンジニアとは?
エンジニアとは、主に工学分野で、ものづくりやプロセス、システムの開発などをおこなう技術者の総称です。ソフトウェアの分野では、プログラマやシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロダクトマネージャーなどの職種が代表的です。
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア(SE)とは、さまざまな業界で使用されるコンピューターで処理するためのシステムを設計、開発する人です。
クライアントの業務内容を分析し、内容に適したシステムをつくるため、どこをどのようにコンピューター化するかなどを検討、開発に取り組みます。技術的な知識と技術はもちろん、クライアントの要望を的確に捉える洞察力と、クライアントに専門的な内容を分かりやすく具体的に伝えられる能力も必要です。
仕事の立ち位置をイメージしやすい職種として、システムエンジニアは建築士の仕事に近いですね。クライアントから要望を聞き、システムの”設計図”を作成します。予算の組み立てや完成までのスケジュール策定、進行管理なども行います。
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどソフトウェアを作る人のことです。
コンピューター上でおこなう作業の目的に応じて使うソフトウェアの総称を「アプリケーション」といいます。このアプリケーションを作るのがアプリケーションプログラマの仕事です。クライアントやユーザの要求を把握し、ハードウェアとソフトウェアに関する幅広い知識をもって、的確なシステム設計を行なう能力が必要です。
IT、情報処理の学びを活かした仕事って?
IT、情報処理の学びを活かした仕事って?
ITや情報処理について学ぶことで目指せる職種として筆頭に挙げられるのが、システムエンジニア(SE)やプログラマでしょう。在学中に身に付けた実践的なスキルを活かし、Web制作やゲーム制作、情報処理関係(コンピューターメーカー、ソフトウェアサービス等)の会社でシステムエンジニアとして働く人が多いです。もっとも、ITは全ての産業の基盤となっており情報処理のスキルはあらゆる業界で応用することが可能なので、Webや情報系に限らず様々な業界で活躍することができます。実践的なITスキルを習得することで、多彩な業界への就職が可能です。代表的なのは医療機器関係で、医療IT技術者や医療情報開発エンジニアとして医療業界に携わる人もいます。その他にも官庁や商社、金融(証券会社)、食品、建設業界など情報処理スキルが求められる業界は枚挙に暇がありません。ただし、「情報処理を学べばどこにでも就職できる」訳では必ずしもありません。ITや情報処理のスキルはあらゆる業界で応用可能であるからこそ、在学中に自分の進む道をしっかりと見極めていくことが必要になると言えます。
IT・情報処理を学ぶとどんな資格が取得できるの?
IT・情報処理を学ぶとどんな資格が取得できるの?
情報処理について学ぶと、IPA(情報処理推進機構)が実施している各種の情報処理技術者試験を受けて資格を取得することが可能になります。情報処理技術者試験とは、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準に達していることを経済産業省が認定する国家試験です。高度な情報処理技術を持った人材の確保が急務となっている現在、これらの情報系の国家資格を取得しておくことは就職にも有利になります。情報処理を学ぶ学生の多くが取得を目指す資格は基本情報技術者試験です。基本情報技術者の取得によって情報処理技術者としての基本的知識・技能を有していることが認められるため、ITエンジニアとしてキャリアをスタートさせるうえでの入口にあたる資格と言えます。また、在学中により高度なIT技術を身に付け応用情報技術者試験というワンランク上の国家資格を取得する人も少なくありません。なお、情報系の資格は国家資格に留まりません。情報検定や情報活用試験、Linux技術者認定、マイクロソフト認定プロフェッショナルといった資格を取得する人もいます。
IT・情報処理を学ぶと何か良いことがあるの?
IT・情報処理を学ぶと何か良いことがあるの?
ITや情報処理のスキル習得に対する世の中の関心は近年ますます高まっており、Life is Tech!(iPhone・Androidアプリ・ゲーム開発、プログラミング、デザインなどの最新IT技術を学ぶ中高生向けプログラム)が注目を集めていることからも関心の高さが窺えます。最近では大学卒業後(あるいは中退後)に「技術を身につけて就職したい」と考え情報系の専門学校に再入学する人も少なくありません。ITや情報処理のプロフェッショナルが現在でも求められているからこそ、専門知識とスキルを備えた人材が重視されるのです。ITや情報処理について学ぶことは、まさに現代の情報化社会を生き抜いていくための“武器”を身に付けることに他ならないと言って良いでしょう。「コンピュータが好きなので自分の強みにしたい」「システムエンジニアになるためにプログラムや設計など様々な技術を習得したい」「コンピュータについて学んで就職に役立てたい」「コンピュータスキルを活かして新しいビジネスの仕組みやサービスを考えてみたい」というあなた、ITや情報処理を学んで情報化社会を生き抜く実践的なスキルを身に付けてみませんか。
プログラマ/Web系とは?
プログラマ/Web系とは?
インターネット上に公開されるプログラムや、会社や組織のLAN環境内でブラウザを使って利用するようなプログラムを開発します。PHPやRuby、Python、Javaなどを使ってプログラムを組むことが多いです。具体的な例としては、ウェブ上で占いをおこなうようなエンターテインメント系のプログラムであったり、ウェブ上で公開するデータベースの開発、企業や組織の予算や顧客管理データベースの開発などがあります。ネットに公開されているものであれば、検索によって簡単に見つけることができるでしょう。求人案件もとても多いです。
プログラマ/制御系・組込系とは?
プログラマ/制御系・組込系とは?
デジタル家電をはじめとした電子機器・自動車や計測器やFA機器といった各種装置などの機器を制御するためのシステムを開発するプログラム。
炊飯器やエアコンなどの機械の中にもプログラムが組み込まれていて、ご飯の炊き具合や部屋の温度の調節を行っています。このように家電製品や携帯電話、デジカメなど、機械の中に組み込むプログラムを開発する仕事です。製品ごとにカスタマイズして組み込まれることが多いです。使われるプログラミング言語は、C、C++、アセンブラが主になります。
プログラマ/汎用系とは?
プログラマ/汎用系とは?
開発言語としては、「C言語」や「JAVA」が主流で開発されることが多いみたいですね。
オープン系との違いがわかりにくいことがありますが、銀行の金融システムなど企業の基幹システム(メインフレーム)に使われることが多いです。データ量が多かったり、安全性や高い信頼性が要求されるような業務で使われます。独自の言語仕様を持っていたり、文字コードを使うこともあります。他のコンピューターシステムとは互換性が無く、閉じた世界を構築します。言語としては、「COBOL」などが使われます。
汎用系の開発では、IBM、富士通、日立製作所、NEC、ユニシスなどの汎用コンピューターを用い、COBOL、PL/Iなどの言語を使いながら基幹システムの構築をおこないます。
近年の業務としては、生命保険・損害保険・銀行・クレジットカード会社など大手金融機関や大企業の基幹システムの再構築、運用保守が多く、大手有名企業の大規模システムに携わる中で自分の実力を発揮でき、汎用系エンジニアにとって大きなやりがいが得られます。
汎用系システムは、汎用コンピューターまたはホストコンピューターと呼ばれるハードウェアを使用します。
ハードウェアに特化した開発であるため、そのホストコンピューターについての知識が必要になります。
そのため、オープン系のようにシステム開発や変更、他に応用することは容易に出来ないことが多いです。主に開発で使われる言語は、COBOLなどの言語で開発されることが多いです。汎用系システムでのソフトウェア開発は、マシン語に近い言語にコンパイルされるため高速処理が可能です。
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー(PM)は期日までに成果物を完成させる人です。
必要な人材、資材、費用を計画してチームを結成し、プロジェクトの終了までを管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
近年、ITシステム開発プロジェクトは、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダー化などによって、幅広い知識が求められています。このため、プロジェクトマネージャ(PM)の役割は益々重要となり、スポンサー、ユーザの期待は大きくなってきています。
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システム開発における上流工程で、既存の情報システムとクライアントの現状を調査・分析・評価をおこない、新しいシステムの方向づけをおこなう人です。
組織構造、経営戦略、各業務の流れ、そして既存の情報システムを調査し、新しいシステムを開発するうえでの改善案や提案をおこないます。そのため、クライアントに対して、分かりやすく、説得力のあるプレゼンテーションが求められています。
システムアナリストは、既存の情報システムを分析し、機種、台数、手順においてメリット・デメリットを評価します。
システムコンサルタントは、新たな情報システムの導入にあたって、社内の業務や経営上の問題点を探り、その改善案を提案していきます。

2年制DXスペシャリスト科 (2023年度新設)
2年制情報処理科
2年制情報システム開発科
3年制高度情報処理科