情報処理
DXスペシャリスト科
専門士称号付与
最新のデジタル技術と幅広いビジネス知識を駆使し、人々の生活をより良くするDX(デジタルトランスフォーメーション)。今後のDX社会で活躍するために必要な、デジタル活用、アプリ開発、Webシステム、ネットビジネス、マーケティング等を学び、医療・物流・建築・スポーツ等、あらゆる業種のDXに対応するビジネスデザイナー(DXデザイナー)※をめざします。
※ビジネスデザイナー(DXデザイナー)とは、データとデジタル技術を活用して、業務改善や効率化を推進します。デジタル技術に関する知識だけでなく、マーケットや顧客ニーズを汲み取った企画を立案する力や、ビジネスに関する知識が求められます。
めざす職種
●ビジネスデザイナー(DXデザイナー)●企画●営業●事務●販売●テクニカルサポート●システム運用・保守 など
めざす業種
●IT・通信●インターネット・広告・メディア●メーカー●金融・商社・サービス●運輸・物流・エネルギー●メディカル●建設・プラント・不動産●小売・外食●旅行・レジャー・エンターテインメント など
めざす資格
●ITパスポート●Microsoft Office Specialist(MOS)●CompTIA IT Fundamentals
学びのポイント
「デジタル技術」+「ビジネス知識」で企業のDXを推進するデジタル人材を育成
デジタル技術やビジネス知識、業務効率化やコスト削減、新しい事業価値や顧客体験を生み出すビジネスモデルの変革など、DXに不可欠な技術、知識を学び、企業のDXを推進する人材を育成します。
オンライン授業主体!テレワーク対応や多様な学び方をサポート
授業はオンラインがメインのため、自分の時間を有効に使えます。また、通勤不要で時間的負担が軽減され、仕事に取り組みやすい働き方として多くの企業が導入し、今後さらに導入が加速することが予想されるテレワークにも対応。
「産学連携」+「資格取得」で即戦力となる確かな技術がイチから身につく
実際の企業におけるDXの取り組みを産学連携授業で学ぶことや、DX推進の基礎となるIT全般の知識を証明する国家資格「ITパスポート」を取得することで、就職活動を優位に進めます。
学習環境・教材・機材
最新のノートPCを活用
いつでもどこでも学べる学習環境
自分専用のノートPCとクラウド環境
入学者全員に最新のノートPCを貸与。学校でも自宅でも、場所を選ばずに学習出来ます。また、学習に必要なツールや教材の殆どはクラウド環境にあるので、ノートPCやスマートフォンで、将来のテレワークを想定した実践的な学びを体験出来ます。
Microsoft Power Platform
業務改善や効率化のためのツール「Microsoft Power Platform」を導入。ノーコード、ローコード※によるアプリ開発ツール「Microsoft Power Apps」や業務プロセスの自動化ツール「Microsoft Power Automate」など、デジタル人材には欠かせないスキルを修得します。※ノーコード=プログラムコードを記述しないこと ローコード=出来る限りプログラムコードを記述しないこと
豊富な教材でDXを推進するデジタル人材になるための
知識、スキルが身につく
世界中の企業が導入しているクラウド環境Microsoft 365とコラボレーションツールMicrosoft Teams
日本においても多くの企業で活用されている「Microsoft 365」の修得は、DXデザイナーはもちろん、総合職、テクニカルサポートなど、幅広い職業において就職活動時のアドバンテージになります。
IT関連や就職対策の厳選された記事を閲覧できる日経パソコンEduをはじめとしたe-ラーニング教材を導入
IT関連や就職対策の厳選された記事を読むことができる「日経パソコンEdu」や資格取得や就職対策のe-ラーニング教材を導入。クラウド上にある教材なので、PCはもちろん、タブレットやスマートフォンなどで、いつでもどこでも、最新のデジタル技術やITパスポート、就職試験対策などの学習ができます。
カリキュラム・
時間割
「職業教育」と「キャリア教育」の バランスのとれた質の高いカリキュラム
「産学共同開発カリキュラム」の開発などによって、常に業界とチューニングできる最新のカリキュラムを更新しています。 また、専門性を効果的に身につけるために、年次を超えて発展科目や関連科目といった相関関係を明確にした カリキュラム構成になっています。
2024年度 カリキュラム
※2024年度に予定しているカリキュラムです。
科 目 | 必修/選択 | 年次 | 時間数 |
---|---|---|---|
DXリテラシー | |||
DX概論Ⅰ | 必修 | 1 | 30 |
DX概論Ⅱ | 必修 | 1 | 30 |
マーケティング基礎Ⅰ | 必修 | 1 | 30 |
マーケティング基礎Ⅱ | 必修 | 1 | 30 |
ビジネスプランニングⅠ | 必修 | 1 | 30 |
ビジネスプランニングⅡ | 必修 | 1 | 30 |
デジタルマーケティングⅠ | 必修 | 2 | 30 |
デジタルマーケティングⅡ | 必修 | 2 | 30 |
ネットビジネスⅠ | 必修 | 2 | 90(60) |
ネットビジネスⅡ | 必修 | 2 | 90(60) |
マネジメントⅠ | 必修 | 2 | 30 |
マネジメントⅡ | 必修 | 2 | 30 |
ビジネス経済Ⅰ | 必修 | 2 | 30 |
ビジネス経済Ⅱ | 必修 | 2 | 30 |
法務知識Ⅰ | 必修 | 2 | 30 |
法務知識Ⅱ | 必修 | 2 | 30 |
情報活用スキル | |||
情報基礎Ⅰ | 必修 | 1 | 90 |
情報基礎Ⅱ | 必修 | 1 | 90 |
科 目 | 必修/選択 | 年次 | 時間数 |
---|---|---|---|
情報活用スキル | |||
デジタル活用Ⅰ | 必修 | 1 | 90(60) |
デジタル活用Ⅱ | 必修 | 1 | 90(60) |
デジタルコミュニケーション | 必修 | 1 | 30(30) |
WebシステムⅠ | 必修 | 1 | 60(30) |
WebシステムⅡ | 必修 | 1 | 60(30) |
データサイエンス基礎Ⅰ | 必修 | 2 | 30 |
データサイエンス基礎Ⅱ | 必修 | 2 | 30 |
アプリ開発Ⅰ | 必修 | 2 | 90(60) |
アプリ開発Ⅱ | 必修 | 2 | 90(60) |
キャリアデザイン | |||
キャリアデザイン | 必修 | 1 | 60 |
コミュニケーション基礎 | 必修 | 1 | 30(30) |
プレゼンテーション技法 | 必修 | 1 | 30(30) |
社会人基礎力 | 必修 | 1 | 30 |
就職活動リテラシー | 必修 | 1 | 30 |
総合演習 | |||
ビジネスプロデュース | 必修 | 2 | 180(120) |
ホームルーム | |||
ホームルーム | 必修 | 1・2 | 120 |
※カリキュラム表の内容は一部変更になる場合があります。
※授業時間数のうち、( )内は実習時間です。
時間割
DXスペシャリスト科の
時間割例※2024年度に予定しているカリキュラムです。
教員紹介
谷口 英司 先生
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、簡単に言うと企業がビジネス環境の変化に対応するため、データやデジタル技術を活用して会社や業務などを変革することです。産業界ではこのDXの動きが加速しており、デジタル技術を活用して課題解決する“デジタル人材”への期待が年々高まっています。今や、どんな仕事でもICT活用スキルは欠かせません。本科では、デジタル技術やビジネスの基礎知識を学ぶことで、あらゆる業種で活躍できる力を身につけます。「新しいコトが好き」「将来は、パソコンを使う仕事がしたい」という方、未来を創る“デジタル人材”になるための第一歩を、今、ここから踏み出してみませんか?
在校生インタビュー
デジタルを活用して安心できるビジネスに!
Q今後、入学を考えている人へ
1年目は、基礎を幅広く学び、Webシステム構築などこれまで経験したことのない分野にも触れることができて楽しかったです。新設科で、どの業界にいっても通用する内容なので勉強のしがいがありました。将来は経理士として、紙媒体にたよりがちな業務をDXを活用して効率化したいと思っています。2年次から自分の関心ある分野を深めていくので、今からわくわくしています。
企業人インタビュー
DXを学ぶタイミングとしては今が絶好機
Q今後、入学を考えている人へ
現在、IT業界を代表する有名企業が先頭に立って世界がDXに舵を切り始め、社会そのものがデジタルによる変革の入口に差し掛かっていますが、現実としては多くの日本企業は、デジタルでの問題解決にたどり着いていません。だからこそ、皆さんがDXを学び、スペシャリストを目指すにはこれ以上ない好機です。また、DXは関わる領域の広さも魅力です。スポーツ、ゲーム、ものづくり、流通、医療、教育、介護、地方創生…あらゆる業界に横断的に求められます。世の中をより良く変えたい、好きな分野でデジタルの知識を活かしたいという方は、今から新しいモノ・コトに好奇心を広げて、多くのチャレンジをしてほしいと思います。
Course
NEWS / Works
よくある質問
- IT・情報処理について具体的には何を学ぶの?
- PCを使った実践的な授業(実習)を通じてシステム開発・プログラミング・スマートフォンのアプリ開発などを行い、様々な領域でプロフェッショナルとして活躍するためのITスキル習得を目指します。コンピュータの仕組みなどの基礎からWindows、LinuxといったOSについて学んだうえで、主要なプログラミング言語であるC言語やJavaを学習します。その他、Visual BasicやC#などのWindowsプログラミング、Webサーバ上で動くプログラミング(PHP言語)など幅広いプログラミング言語を習得できます。様々なプログラム言語を駆使してシステムを構築するプログラマやそのシステムを企画・設計するシステムエンジニアを養成します。また、プログラミング以外にもWebサイト制作技術、ネットワーク技術、インターフェイスデザインなどを学習します。開発プロジェクトや卒業制作展に向けた作品制作に取り組む学校もあります。理系出身者ばかりでもないので、文系だからといってITや情報技術について学ぶことを最初から敬遠する必要はありません。入学時にプログラミング言語や設計に関する知識がなくても、積極的に勉強に取り組むことで自分の実力を伸ばしITのエキスパートになることができます。
- IT・情報処理を学ぶとは?
- あなたは「IT・情報処理」に対してどういうイメージを持っているでしょうか。「よく分からないけど何となく重要そう」「幅広い就職先があるらしい」「プログラミングとかできると便利だろうけど難しそう」「専門知識はあまりないけどコンピュータを使うのは好き」など色々あると思います。「自分は文系だから関係ない」と思っている人もいるかもしれませんね。情報化社会と言われている現在、情報技術(IT)はあらゆる所で活用され社会基盤の重要な一翼を担うようになっています。30年前はまだ個人がコンピュータを所有することすら珍しい時代でしたが、現在では当たり前のようにコンピュータが利用されていますし、近年ではスマートフォンの利用も一般的になってきました。スマートフォン向けのアプリ開発も急速に進んでおり、その恩恵に与っている人も多いことでしょう。しかし、情報技術の進展がこれだけ急速に進んでいるにも関わらず、ITの仕組みを理解したうえで使いこなしている人は未だに少数派です。多くの人がITについて学ぶ必要性を実感しつつも、「プログラミングとか難しそうだし…」と敬遠してしまうのです。こうしたプログラミングやシステム開発の技術を習得することがIT・情報処理の学びの中心になります。
- プログラマ/オープン系とは?
- ハード、Unix・LinuxやWindowsなど複数のコンピューターを使ってシステムを構築する仕事です。ウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム。使用する言語はC、C++、Javaなどですが、ブラウザを用いたシステムを構築する場合には、PHPやPerl、Pythonなどのウェブ系でよく使われる言語も使用されます。
オープン系の開発では、UNIXやLinux、Windows、.NET Framework等の開発環境の中で、Java、C、C++、C#、VBA、.NET、などの言語を使いながら、システム構築をおこないます。
汎用系の開発がハードウェアやOSなどの環境を特定のメーカーに限定した中で行われるのに対し、オープン系の開発では、開発環境に(適性はあるものの)基本的に制限はなく、様々なメーカーのハードウェアやOSを用います。
- プログラマ/通信系とは?
- ネットワーク機器(ルーター、モデム)やテレビ会議、IP電話を使ったシステム開発など、通信に関連したプログラムを開発します。コンピューター間のデータ送信・受信に関連した部分が主な仕事になります。言語はC・C++やJavaなどが用いられます。組み込み系・制御系ともかぶる部分があり、ネットワーク機器に組み込むプログラムを開発する場合には、両者の知識を身につけることができます。
- プログラマとは?
- 「プログラム言語」を用いてコンピュータープログラムを組み、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。各業種でよく使われる複数のプログラミング言語を修得していることが必要です。
(1)インターネットやLANでの動作を前提とするネットワーク系
・Web系プログラマ(Webコンテンツ系プログラマ)・XMLプログラマ・オープンソースプログラマ
(2)映像(映画、TV、CMなど)やゲームソフト、音楽などのエンターテイメント系
・CGプログラマ・ゲームプログラマ・マニピュレータ&サウンドプログラマ
(3)アプリケーションソフトなどの実用ツール系
・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(4)販売管理ソフトや会計ソフト、商品管理データベースなどの業務システム系
・システムエンジニア系・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(5)家電、携帯電話、プリンタ、デジカメ、ロボットなど、製品の中で動作する組み込み系
・組込みプログラマ(リアルタイムプログラマ)
- エンジニアとは?
- エンジニアとは、主に工学分野で、ものづくりやプロセス、システムの開発などをおこなう技術者の総称です。ソフトウェアの分野では、プログラマやシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロダクトマネージャーなどの職種が代表的です。
- システムエンジニア/略:SEとは?
- システムエンジニア(SE)とは、さまざまな業界で使用されるコンピューターで処理するためのシステムを設計、開発する人です。
クライアントの業務内容を分析し、内容に適したシステムをつくるため、どこをどのようにコンピューター化するかなどを検討、開発に取り組みます。技術的な知識と技術はもちろん、クライアントの要望を的確に捉える洞察力と、クライアントに専門的な内容を分かりやすく具体的に伝えられる能力も必要です。
仕事の立ち位置をイメージしやすい職種として、システムエンジニアは建築士の仕事に近いですね。クライアントから要望を聞き、システムの”設計図”を作成します。予算の組み立てや完成までのスケジュール策定、進行管理なども行います。
- ヘルプデスクとは?
- 顧客、または社員などから、製品(おもにパソコン)の使用方法やトラブル時の対処法、クレーム処理など様々な問い合わせに対応する部門を指します。
一般的には前者を「ユーザーサポート」、後者を「社内ヘルプデスク」と呼称し、これらの総称が「ヘルプデスク」です。いずれもエンドユーザーに対して情報システム関連の技術的なサポートをおこなう業務です。ユーザーサポートは、IT関連ベンダーのコールセンターまたはサポートセンターに所属し、顧客からの製品やサービスの技術的な問合せやトラブルに対し、メールまたは電話にて対処します。一方、社内ヘルプデスクは企業の情報システム部などに常駐し、社内ユーザーからの技術的な問合せやトラブルに対応します。
- IT、情報処理の学びを活かした仕事って?
- ITや情報処理について学ぶことで目指せる職種として筆頭に挙げられるのが、システムエンジニア(SE)やプログラマでしょう。在学中に身に付けた実践的なスキルを活かし、Web制作やゲーム制作、情報処理関係(コンピューターメーカー、ソフトウェアサービス等)の会社でシステムエンジニアとして働く人が多いです。もっとも、ITは全ての産業の基盤となっており情報処理のスキルはあらゆる業界で応用することが可能なので、Webや情報系に限らず様々な業界で活躍することができます。実践的なITスキルを習得することで、多彩な業界への就職が可能です。代表的なのは医療機器関係で、医療IT技術者や医療情報開発エンジニアとして医療業界に携わる人もいます。その他にも官庁や商社、金融(証券会社)、食品、建設業界など情報処理スキルが求められる業界は枚挙に暇がありません。ただし、「情報処理を学べばどこにでも就職できる」訳では必ずしもありません。ITや情報処理のスキルはあらゆる業界で応用可能であるからこそ、在学中に自分の進む道をしっかりと見極めていくことが必要になると言えます。
- IT・情報処理を学ぶとどんな資格が取得できるの?
- 情報処理について学ぶと、IPA(情報処理推進機構)が実施している各種の情報処理技術者試験を受けて資格を取得することが可能になります。情報処理技術者試験とは、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準に達していることを経済産業省が認定する国家試験です。高度な情報処理技術を持った人材の確保が急務となっている現在、これらの情報系の国家資格を取得しておくことは就職にも有利になります。情報処理を学ぶ学生の多くが取得を目指す資格は基本情報技術者試験です。基本情報技術者の取得によって情報処理技術者としての基本的知識・技能を有していることが認められるため、ITエンジニアとしてキャリアをスタートさせるうえでの入口にあたる資格と言えます。また、在学中により高度なIT技術を身に付け応用情報技術者試験というワンランク上の国家資格を取得する人も少なくありません。なお、情報系の資格は国家資格に留まりません。情報検定や情報活用試験、Linux技術者認定、マイクロソフト認定プロフェッショナルといった資格を取得する人もいます。
- IT・情報処理を学ぶと何か良いことがあるの?
- ITや情報処理のスキル習得に対する世の中の関心は近年ますます高まっており、Life is Tech!(iPhone・Androidアプリ・ゲーム開発、プログラミング、デザインなどの最新IT技術を学ぶ中高生向けプログラム)が注目を集めていることからも関心の高さが窺えます。最近では大学卒業後(あるいは中退後)に「技術を身につけて就職したい」と考え情報系の専門学校に再入学する人も少なくありません。ITや情報処理のプロフェッショナルが現在でも求められているからこそ、専門知識とスキルを備えた人材が重視されるのです。ITや情報処理について学ぶことは、まさに現代の情報化社会を生き抜いていくための“武器”を身に付けることに他ならないと言って良いでしょう。「コンピュータが好きなので自分の強みにしたい」「システムエンジニアになるためにプログラムや設計など様々な技術を習得したい」「コンピュータについて学んで就職に役立てたい」「コンピュータスキルを活かして新しいビジネスの仕組みやサービスを考えてみたい」というあなた、ITや情報処理を学んで情報化社会を生き抜く実践的なスキルを身に付けてみませんか。
- プログラマ/Web系とは?
- インターネット上に公開されるプログラムや、会社や組織のLAN環境内でブラウザを使って利用するようなプログラムを開発します。PHPやRuby、Python、Javaなどを使ってプログラムを組むことが多いです。具体的な例としては、ウェブ上で占いをおこなうようなエンターテインメント系のプログラムであったり、ウェブ上で公開するデータベースの開発、企業や組織の予算や顧客管理データベースの開発などがあります。ネットに公開されているものであれば、検索によって簡単に見つけることができるでしょう。求人案件もとても多いです。
- プログラマ/制御系・組込系とは?
- デジタル家電をはじめとした電子機器・自動車や計測器やFA機器といった各種装置などの機器を制御するためのシステムを開発するプログラム。
炊飯器やエアコンなどの機械の中にもプログラムが組み込まれていて、ご飯の炊き具合や部屋の温度の調節を行っています。このように家電製品や携帯電話、デジカメなど、機械の中に組み込むプログラムを開発する仕事です。製品ごとにカスタマイズして組み込まれることが多いです。使われるプログラミング言語は、C、C++、アセンブラが主になります。
- プログラマ/汎用系とは?
- 開発言語としては、「C言語」や「JAVA」が主流で開発されることが多いみたいですね。
オープン系との違いがわかりにくいことがありますが、銀行の金融システムなど企業の基幹システム(メインフレーム)に使われることが多いです。データ量が多かったり、安全性や高い信頼性が要求されるような業務で使われます。独自の言語仕様を持っていたり、文字コードを使うこともあります。他のコンピューターシステムとは互換性が無く、閉じた世界を構築します。言語としては、「COBOL」などが使われます。
汎用系の開発では、IBM、富士通、日立製作所、NEC、ユニシスなどの汎用コンピューターを用い、COBOL、PL/Iなどの言語を使いながら基幹システムの構築をおこないます。
近年の業務としては、生命保険・損害保険・銀行・クレジットカード会社など大手金融機関や大企業の基幹システムの再構築、運用保守が多く、大手有名企業の大規模システムに携わる中で自分の実力を発揮でき、汎用系エンジニアにとって大きなやりがいが得られます。
汎用系システムは、汎用コンピューターまたはホストコンピューターと呼ばれるハードウェアを使用します。
ハードウェアに特化した開発であるため、そのホストコンピューターについての知識が必要になります。
そのため、オープン系のようにシステム開発や変更、他に応用することは容易に出来ないことが多いです。主に開発で使われる言語は、COBOLなどの言語で開発されることが多いです。汎用系システムでのソフトウェア開発は、マシン語に近い言語にコンパイルされるため高速処理が可能です。
- プロジェクトマネージャー・PMとは?
- プロジェクトマネージャー(PM)は期日までに成果物を完成させる人です。
必要な人材、資材、費用を計画してチームを結成し、プロジェクトの終了までを管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
近年、ITシステム開発プロジェクトは、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダー化などによって、幅広い知識が求められています。このため、プロジェクトマネージャ(PM)の役割は益々重要となり、スポンサー、ユーザの期待は大きくなってきています。
- システムアナリスト・コンサルタントとは?
- システム開発における上流工程で、既存の情報システムとクライアントの現状を調査・分析・評価をおこない、新しいシステムの方向づけをおこなう人です。
組織構造、経営戦略、各業務の流れ、そして既存の情報システムを調査し、新しいシステムを開発するうえでの改善案や提案をおこないます。そのため、クライアントに対して、分かりやすく、説得力のあるプレゼンテーションが求められています。
システムアナリストは、既存の情報システムを分析し、機種、台数、手順においてメリット・デメリットを評価します。
システムコンサルタントは、新たな情報システムの導入にあたって、社内の業務や経営上の問題点を探り、その改善案を提案していきます。
- プリセールスとは?
- プリセールスは、顧客との商談や打ち合わせなど営業現場で活躍するエンジニアです。
営業担当者に同行し、技術的な知識を活用してお客様の潜在的なニーズを吸いあげることがミッションとなります。さらにプレゼンテーション資料作成のサポートや客先や商談で得た情報を技術側にフィードバックすることも業務に含まれます。ときには業務改善やシステムデザイン等のコンサルティング領域から、要件定義や設計といった通常SEが担当するようなシステム導入における現場の管理を任されるなど、多様な業務を担当します。エンジニアと営業の両方の気持ちが分からなければできない仕事なので、信頼が集められるような存在でなければなりません。
- セールスエンジニアとは?
- 「技術面で責任を持ち」かつ「営業と同様に売上に責任を持つ」職務、というのがセールスエンジニアの基本的な定義です。
セールスエンジニアとは、お客様が自分たちの製品を正しく活用できるよう情報を提供していき、営業が製品・サービスを販売するのを助ける仕事です。お客様への製品紹介と提案が主要業務ですが、その方法は様々です。お客様の要望を満たすようなサンプルプログラムを数日で書くといったような、品質よりも速度を要求される開発も必要となります。