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INFORMATION PROCESSING
知識ゼロから、
情報のプロになる。

情報処理

情報処理分野って
どんな業界?

技術進化がとまらないIT業界では、プログラマの人材不足が慢性的になっています。コンピュータ専門用語を使った「命令文(コマンド)」を打つ人をプログラマといいます。この「命令文=プログラム」はパソコン、ゲーム、ケータイ、クルマなど、世の中のあらゆる製品に組み込まれており、私たちの生活をより便利で快適な世界へと変化させています。今日において、IT・情報処理の業界は必要不可欠なものとなっています。

情報処理分野を
目指すなら

もって生まれた才能を活かした天才プログラマが活躍する一方、努力と実績を積み上げていくプログラマも、業界では数多く活躍しています。プログラマのフィールドに国境はなく、武器になる技術力はもちろん、技術者としてどれほど信頼されるかがプログラマとしての成功の秘訣です。

情報処理分野の
適性は?

職場ごとに仕事の流れや形態が異なる点がプログラム業界の特長です。共通していることは、時間を計画的に使える能力、情報や自分の仕事を整理できる能力。優れたプログラマやシステムエンジニアになるためには、「まじめにちゃんとやれる能力」を身につけておくことが大切でしょう。

Course NEWS / Works

『情報処理=日本電子』

長く続く安心の実績と業界からの信用で、求人倍率は驚異の約50倍が安定。就職にとにかく強い。

情報処理分野の初代学科設立から今年で55年。長い歴史の中で、優秀な学生を着実に輩出し続けてきたため、企業からの厚い信頼を獲得してきました。築き上げた信頼関係はより強固なものとなり、景気に左右されることなく、毎年多くの求人が届いています。学生一人あたりに約50件も紹介でき、ただ就職するのではなく“希望する企業への就職”が可能です。

情報処理科
1969

情報システム開発科
1987

高度情報処理科
2004

DXスペシャリスト科
2023

学生1人あたりの
毎年の求人倍率
50

求人者数
17000人分

実践的に学んで
ビギナーからプロをめざす!
安心の資格取得サポート体制


国家資格『基本情報技術者』試験の科目A試験を免除。必修科目としてカリキュラムにも導入し、実践的に学ぶことで、より現場に即した知識を習得できます。その他、資格取得サポートプログラムも充実しています。「eラーニングシステム」、「試験採点診断システム」、「直前対策講座」、「目標資格・習熟度別講座」を完備し、頼れるライセンスセンターも常設。学生のやる気に応える安心の環境づくりを徹底しています。

いつでもどこでも何度でも自分のペースで学べる「eラーニングシステム」

基本情報技術者、応用情報技術者などの資格に合格した学生たち

セミナーやコンテストなど、
学外活動を積極支援

第60回技能五輪全国大会で
在校生が銅賞と敢闘賞を受賞!!

(主催:
中央職業能力開発協会(JAVADA))


「若年者ものづくり競技大会」「技能五輪全国大会」をはじめ、「ETロボコン」など、学生の「挑戦したい!」という気持ちに応える環境を整えています。2022年11月に開催された「第60回技能五輪全国大会」では、高度情報処理科の学生がウェブデザイン職種にて銅賞と敢闘賞を獲得しました。

吉田 亘輝さん、鈴木 伊織さん(高度情報処理科)

【最優秀賞】『いきものパレット』
清水 亮佑さんをはじめ 計3名(高度情報処理科、Webデザイン科)

MCPCナノコン応用コンテスト

(主催:モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)


超小型軽量の指先にのる小さな IoTデバイス「ナノコン」を使った社会や身の回りの課題を解決したり、社会生活を豊かにする技術・アイデアコンテストで、企業や大学のチームもある中、高度情報処理科とWebデザイン科の学科を越えて編成されたチームが、“最優秀賞”を受賞しました。

ETロボコン

(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会)


プログラミング・コンテストへの参加・受賞や、学外セミナーでの先端技術習得など、学内にとどまらず学外との連携を積極的に支援。エンジニアの人財育成と技術教育の機会を提供することを目的としたロボットコンテスト「ETロボコン」(東京・北関東地区大会)では、エントリークラスで高度情報処理科の学生チーム「Re:JEC」が見事優勝しました。

見事優勝をしたチーム「Re:JEC」の3名

MESSAGE 01

24歳からの再出発。
”年齢は関係ない”
という言葉で進学を決意

MESSAGE 02

個性を尊重する日本電子
学生生活で得た経験は
大きな財産

MESSAGE01

24歳からの再出発。
”年齢は関係ない”
という言葉で進学を決意

株式会社ディー・エヌ・エー
システムエンジニア
森 悠介さん
情報システム開発科卒業

ビハインドを取り戻し、“好き”を仕事にするために

最初に入学した高校は1年で中退して、数年間働いていました。しかし20歳になる頃、このままではいけない、もっと楽しめること、自分が好きなことを仕事にしたいと一念発起。もともとゲームが好きだったことがきっかけで、システムエンジニアを目指して進学を決意しました。まずは通信制の高校で卒業資格を取得。24歳という年齢的なビハインドがあったため大学より専門、それも真剣に学べる学校に行きたかったのです。日本電子はちょっと硬派な第一印象が良くて選んだのですが、それは正解でした。真面目に、真摯に、一生懸命、勉強に打ちこめる環境が整っていました。しかも情報システム開発科は社会人経験者や留学生が多く、入学して来た経緯をとやかくいう人は誰もいません。「年齢が就職に不利になることはない」という先生の言葉も、背中を後押ししてくれました。

SEという目標に向かって、クラスの仲間が一致団結

日本電子に入学したのは24歳の時です。自分でいうのもおこがましいのですが、日本電子時代は真面目な優等生でした。2年間でSEを目指すのですから、とにかく必死です。情報システム開発科は“SE養成学科”ともいわれ、先生方は知識も経験も豊富。授業内容はもちろん充実していますが、さらに求めるとプラスαで個別に対応してくれました。より難しい問題を用意してくれることもあり、それを解くのは楽しかったですね。また国家資格「基本情報技術者」の取得のために、クラス全員が一致団結して頑張る。同じ目標に向かって励まし合い、成長できたことは得難くも楽しい経験で、一生付き合っていける友人もできました。何より思い出深いのは卒業制作です。初めてチームを組んでプロジェクトを完成させたのですが、期間内でやりきることが難しく、作り終えはしたものの何かやり残した感覚が未だ残っています。知識や技術はもとより、そういったほろ苦い思い出まですべて、日本電子で学んだことは自分の身になり、今の仕事でも大いに役立っています。

世界でも数少ないプラットフォーム「AndApp」を運用・開発

ゲームとWebサービスを提供する企業にSEとして就職したものの、31歳でDeNAに転職。現在は、スマートフォン向けのゲームをPCで遊ぶことができるプラットフォーム「AndApp(アンドアップ)」のサービス運用・開発に携わっています。前職も面白い仕事ではあったものの、蓄積したスキルをより有意義に活用すべく新しいフィールドに挑戦。転職に不安はつきものですが、思いの外、優しく受け入れてもらえました。しかし仕事となると舌鋒鋭く、妥協を許さない。エンドユーザーがいてこそという思いを強く持ち、常に新しい価値を提供していく。そんなDeNAの社風、文化の中で成長し、思いっきり仕事ができることに喜びを感じています。特に「AndApp」というプラットフォームの立ち上げに関われたことはまたとない貴重な経験でした。「グランブルーファンタジー」リリース時には大反響が巻き起こり、大きなやりがいを感じました。今後はよりサービスを成長させ、仕事に貢献できるよう頑張っていきたいですね。
※掲載の情報は取材時点のものです。

【株式会社ディー・エヌ・エー PROFILE】
「Mobage」「Yahoo! Mobage」「AndApp」などで知られるスマートフォン用ゲームの開発・配信を主業とする大手IT企業。傘下にはプロ野球の横浜DeNAベイスターズ、プロバスケットボールの川崎ブレイブサンダースを保有。「Pococha」「IRIAM」「SHOWROOM」などのライブストリーミングをはじめ、オートモーティブ事業、ヘルスケア事業にも注力している。自社開発に加えて任天堂、日産自動車、東京大学医科学研究所などとも積極的に協業し、広範囲における事業を展開。

森 悠介さん

八洲学園高校(新宿キャンパス)出身
情報システム開発科卒業
通信制の高校を卒業し、SEを目指して日本電子に入学。念願のSEとして就職した後、新しいステージを求めて転職。現在はDeNAで、注目のゲームプラットフォーム「AndApp」の運用・開発に携わっている。

MESSAGE03

個性を尊重する日本電子
学生生活で得た経験は
大きな財産

富士通株式会社
システムエンジニア
野島 洋平さん
情報処理科卒業

本当に興味あることを学びたくて、日本電子へ

私が通っていた高校は、いわゆる進学校だったのですが、毎月のように様々なスポーツの対抗戦が開催される風変わりな学校でした。しかも当時は半数近くの生徒が、その行事や部活動に熱中するあまり、当たり前のように浪人をするという、一風変わった伝統があったんです。それで自分もご多分に漏れず、高校生活を満喫した後、浪人生活をスタートさせたのですが、あるときふと「偏差値が高い、就職に有利というだけで選んだ大学に入って、何かいいことあるのかな?」と疑問を感じてしまって…。そのときに本当に自分が興味のあることを学ぼうと考え、出した答えが、ITの世界に進むこと。そして、すぐに専門的な知識や技術を身につけるために、大学ではなく専門学校へ進むという選択でした。

印象に残っているのは、一人ひとりにあった柔軟な指導

例えば、資格取得。意欲や、明確な目標がある学生がいれば、カリキュラムよりも学生のニーズを優先してくれました。短期間で取得できるよう個別に指導の時間を設けてくれたりと、かなり手厚いサポートだったと思います。C言語の知識を徹底して叩き込まれたのも、今思えば、有難かったですね。C言語は当時、「基本ではあるが、近い将来、役に立たなくなる言語」と言われていたのですが、実際は全然そんなことなくて。自分が現在、基幹系のシステム設計に携わっていることもありますが、学校を卒業して10年近く経った今も、日本電子で学んだ知識がしっかり役に立っています。またあの時期に、同級生たちが書く多様なプログラミングコードに触れられたのも貴重な経験でした。同じ条件で記述していてもプログラマによって書かれるコードが全然違うことはよくあります。そして違うことにはちゃんとプログラマごとの理由があるんです。そうしたことに対する理解を深められたのも、日本電子という個性を尊重してくれる環境で学ぶことができたおかげだと思っています。

プログラミングスキルに仲間。日本電子での経験が今に活きる財産に

現在は、気象情報やSNS情報などの幅広いデータを、日々の業務から災害対策にも活用できる企業向けサービスに携わっています。現在は、マネージャーとしてプロジェクト全体を管理する立場のため、責任は重大。しかしその分、企画や機能を含めて、大きな方向性を決められるようになり、仕事のやりがいやおもしろみは増しました。管理者になってより実感しているのが、日電でプログラミングを学んで良かったということ。何か起きたときも自分でソースコードを確認できますし、協力会社に依頼する際も“作る人”の視点で設計書を書くことができています。また日電時代の仲間との関係も今に活きています。仕事に集中しているとキャッチする情報の範囲が狭くなりがちですが、日電時代の仲間と話していると、いろいろな業界の情報に触れることができます。みんなとの会話が刺激になり、仕事のアイデアが生まれることも。ですから日本電子ではぜひ仲間と一緒に楽しみながら、プログラミングスキルを磨いてほしいと思います。その経験は社会に出てから大きな財産になるはずです。

【富士通株式会社 PROFILE】
コンピュータ・ネットワーク関連機器の開発・製造・販売を手掛け、ITシステムのコンサルティング、5G・クラウド・データセンター等のデータ通信サービスの提供、流通や金融など多岐にわたる事業を展開する日本屈指のIT企業。従業員は世界各地に約13万人。多様な領域の製品、サービス、ソリューションを提供するほか、社会・環境に関するサスティナブルな取り組みにおいて、外部団体・組織からの表彰や認定を受けるなど、世界的に高い評価を得ている。

野島 洋平さん

埼玉県立浦和高校出身
情報処理科卒業
日本電子での学業成績が評価され、学校推薦で富士通株式会社に入社。現在はSEとして、河川水位監視システムなどの設計業務に従事。要件定義のため全国を飛び回る日々を送っている。

MESSAGE 01

24歳からの再出発。
”年齢は関係ない”
という言葉で進学を決意

MESSAGE 02

個性を尊重する日本電子
学生生活で得た経験は
大きな財産

MESSAGE01

24歳からの再出発。
”年齢は関係ない”
という言葉で進学を決意

株式会社ディー・エヌ・エー
システムエンジニア
森 悠介さん
情報システム開発科卒業

ビハインドを取り戻し、
“好き”を仕事にするために

最初に入学した高校は1年で中退して、数年間働いていました。しかし20歳になる頃、このままではいけない、もっと楽しめること、自分が好きなことを仕事にしたいと一念発起。もともとゲームが好きだったことがきっかけで、システムエンジニアを目指して進学を決意しました。まずは通信制の高校で卒業資格を取得。24歳という年齢的なビハインドがあったため大学より専門、それも真剣に学べる学校に行きたかったのです。日本電子はちょっと硬派な第一印象が良くて選んだのですが、それは正解でした。真面目に、真摯に、一生懸命、勉強に打ちこめる環境が整っていました。しかも情報システム開発科は社会人経験者や留学生が多く、入学して来た経緯をとやかくいう人は誰もいません。「年齢が就職に不利になることはない」という先生の言葉も、背中を後押ししてくれました。

SEという目標に向かって、
クラスの仲間が一致団結

日本電子に入学したのは24歳の時です。自分でいうのもおこがましいのですが、日本電子時代は真面目な優等生でした。2年間でSEを目指すのですから、とにかく必死です。情報システム開発科は“SE養成学科”ともいわれ、先生方は知識も経験も豊富。授業内容はもちろん充実していますが、さらに求めるとプラスαで個別に対応してくれました。より難しい問題を用意してくれることもあり、それを解くのは楽しかったですね。また国家資格「基本情報技術者」の取得のために、クラス全員が一致団結して頑張る。同じ目標に向かって励まし合い、成長できたことは得難くも楽しい経験で、一生付き合っていける友人もできました。何より思い出深いのは卒業制作です。初めてチームを組んでプロジェクトを完成させたのですが、期間内でやりきることが難しく、作り終えはしたものの何かやり残した感覚が未だ残っています。知識や技術はもとより、そういったほろ苦い思い出まですべて、日本電子で学んだことは自分の身になり、今の仕事でも大いに役立っています。

世界でも数少ないプラットフォーム「AndApp」を運用・開発

ゲームとWebサービスを提供する企業にSEとして就職したものの、31歳でDeNAに転職。現在は、スマートフォン向けのゲームをPCで遊ぶことができるプラットフォーム「AndApp(アンドアップ)」のサービス運用・開発に携わっています。前職も面白い仕事ではあったものの、蓄積したスキルをより有意義に活用すべく新しいフィールドに挑戦。転職に不安はつきものですが、思いの外、優しく受け入れてもらえました。しかし仕事となると舌鋒鋭く、妥協を許さない。エンドユーザーがいてこそという思いを強く持ち、常に新しい価値を提供していく。そんなDeNAの社風、文化の中で成長し、思いっきり仕事ができることに喜びを感じています。特に「AndApp」というプラットフォームの立ち上げに関われたことはまたとない貴重な経験でした。「グランブルーファンタジー」リリース時には大反響が巻き起こり、大きなやりがいを感じました。今後はよりサービスを成長させ、仕事に貢献できるよう頑張っていきたいですね。
※掲載の情報は取材時点のものです。

【株式会社ディー・エヌ・エー PROFILE】
「Mobage」「Yahoo! Mobage」「AndApp」などで知られるスマートフォン用ゲームの開発・配信を主業とする大手IT企業。傘下にはプロ野球の横浜DeNAベイスターズ、プロバスケットボールの川崎ブレイブサンダースを保有。「Pococha」「IRIAM」「SHOWROOM」などのライブストリーミングをはじめ、オートモーティブ事業、ヘルスケア事業にも注力している。自社開発に加えて任天堂、日産自動車、東京大学医科学研究所などとも積極的に協業し、広範囲における事業を展開。

森 悠介さん

八洲学園高校(新宿キャンパス)出身
情報システム開発科卒業
通信制の高校を卒業し、SEを目指して日本電子に入学。念願のSEとして就職した後、新しいステージを求めて転職。現在はDeNAで、注目のゲームプラットフォーム「AndApp」の運用・開発に携わっている。

MESSAGE02

個性を尊重する日本電子
学生生活で得た経験は
大きな財産

富士通株式会社
システムエンジニア
野島 洋平さん
情報処理科卒業

本当に興味あることを学びたくて、日本電子へ

私が通っていた高校は、いわゆる進学校だったのですが、毎月のように様々なスポーツの対抗戦が開催される風変わりな学校でした。しかも当時は半数近くの生徒が、その行事や部活動に熱中するあまり、当たり前のように浪人をするという、一風変わった伝統があったんです。それで自分もご多分に漏れず、高校生活を満喫した後、浪人生活をスタートさせたのですが、あるときふと「偏差値が高い、就職に有利というだけで選んだ大学に入って、何かいいことあるのかな?」と疑問を感じてしまって…。そのときに本当に自分が興味のあることを学ぼうと考え、出した答えが、ITの世界に進むこと。そして、すぐに専門的な知識や技術を身につけるために、大学ではなく専門学校へ進むという選択でした。

印象に残っているのは、一人ひとりにあった柔軟な指導

例えば、資格取得。意欲や、明確な目標がある学生がいれば、カリキュラムよりも学生のニーズを優先してくれました。短期間で取得できるよう個別に指導の時間を設けてくれたりと、かなり手厚いサポートだったと思います。C言語の知識を徹底して叩き込まれたのも、今思えば、有難かったですね。C言語は当時、「基本ではあるが、近い将来、役に立たなくなる言語」と言われていたのですが、実際は全然そんなことなくて。自分が現在、基幹系のシステム設計に携わっていることもありますが、学校を卒業して10年近く経った今も、日本電子で学んだ知識がしっかり役に立っています。またあの時期に、同級生たちが書く多様なプログラミングコードに触れられたのも貴重な経験でした。同じ条件で記述していてもプログラマによって書かれるコードが全然違うことはよくあります。そして違うことにはちゃんとプログラマごとの理由があるんです。そうしたことに対する理解を深められたのも、日本電子という個性を尊重してくれる環境で学ぶことができたおかげだと思っています。

プログラミングスキルに仲間。日本電子での経験が今に活きる財産に

現在は、気象情報やSNS情報などの幅広いデータを、日々の業務から災害対策にも活用できる企業向けサービスに携わっています。現在は、マネージャーとしてプロジェクト全体を管理する立場のため、責任は重大。しかしその分、企画や機能を含めて、大きな方向性を決められるようになり、仕事のやりがいやおもしろみは増しました。管理者になってより実感しているのが、日電でプログラミングを学んで良かったということ。何か起きたときも自分でソースコードを確認できますし、協力会社に依頼する際も“作る人”の視点で設計書を書くことができています。また日電時代の仲間との関係も今に活きています。仕事に集中しているとキャッチする情報の範囲が狭くなりがちですが、日電時代の仲間と話していると、いろいろな業界の情報に触れることができます。みんなとの会話が刺激になり、仕事のアイデアが生まれることも。ですから日本電子ではぜひ仲間と一緒に楽しみながら、プログラミングスキルを磨いてほしいと思います。その経験は社会に出てから大きな財産になるはずです。

【富士通株式会社 PROFILE】
コンピュータ・ネットワーク関連機器の開発・製造・販売手掛け、ITシステムのコンサルティング、5G・クラウド・データセンター等のデータ通信サービスの提供、流通や金融など多岐にわたる事業を展開する日本屈指のIT企業。従業員は世界各地に約13万人。多様な領域の製品、サービス、ソリューションを提供するほか、社会・環境に関するサスティナブルな取り組みにおいて、外部団体・組織からの表彰や認定を受けるなど、世界的に高い評価を得ている。

野島 洋平さん

埼玉県立浦和高校出身
情報処理科卒業
日本電子での学業成績が評価され、学校推薦で富士通株式会社に入社。現在はSEとして、河川水位監視システムなどの設計業務に従事。要件定義のため全国を飛び回る日々を送っている。

プログラマとは?
プログラマとは?
「プログラム言語」を用いてコンピュータープログラムを組み、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。各業種でよく使われる複数のプログラミング言語を修得していることが必要です。
(1)インターネットやLANでの動作を前提とするネットワーク系
・Web系プログラマ(Webコンテンツ系プログラマ)・XMLプログラマ・オープンソースプログラマ
(2)映像(映画、TV、CMなど)やゲームソフト、音楽などのエンターテイメント系
・CGプログラマ・ゲームプログラマ・マニピュレータ&サウンドプログラマ
(3)アプリケーションソフトなどの実用ツール系
・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(4)販売管理ソフトや会計ソフト、商品管理データベースなどの業務システム系
・システムエンジニア系・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(5)家電、携帯電話、プリンタ、デジカメ、ロボットなど、製品の中で動作する組み込み系
・組込みプログラマ(リアルタイムプログラマ)
エンジニアとは?
エンジニアとは?
エンジニアとは、主に工学分野で、ものづくりやプロセス、システムの開発などをおこなう技術者の総称です。ソフトウェアの分野では、プログラマやシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロダクトマネージャーなどの職種が代表的です。
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア(SE)とは、さまざまな業界で使用されるコンピューターで処理するためのシステムを設計、開発する人です。
クライアントの業務内容を分析し、内容に適したシステムをつくるため、どこをどのようにコンピューター化するかなどを検討、開発に取り組みます。技術的な知識と技術はもちろん、クライアントの要望を的確に捉える洞察力と、クライアントに専門的な内容を分かりやすく具体的に伝えられる能力も必要です。
仕事の立ち位置をイメージしやすい職種として、システムエンジニアは建築士の仕事に近いですね。クライアントから要望を聞き、システムの”設計図”を作成します。予算の組み立てや完成までのスケジュール策定、進行管理なども行います。
データベースSE(データベースシステムエンジニア)とは?
データベースSE(データベースシステムエンジニア)とは?
データベースSEとは、データベースを扱う各種業務システムの設計・構築・管理・保守をおこなう人です。
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどソフトウェアを作る人のことです。
コンピューター上でおこなう作業の目的に応じて使うソフトウェアの総称を「アプリケーション」といいます。このアプリケーションを作るのがアプリケーションプログラマの仕事です。クライアントやユーザの要求を把握し、ハードウェアとソフトウェアに関する幅広い知識をもって、的確なシステム設計を行なう能力が必要です。
ヘルプデスクとは?
ヘルプデスクとは?
顧客、または社員などから、製品(おもにパソコン)の使用方法やトラブル時の対処法、クレーム処理など様々な問い合わせに対応する部門を指します。
一般的には前者を「ユーザーサポート」、後者を「社内ヘルプデスク」と呼称し、これらの総称が「ヘルプデスク」です。いずれもエンドユーザーに対して情報システム関連の技術的なサポートをおこなう業務です。ユーザーサポートは、IT関連ベンダーのコールセンターまたはサポートセンターに所属し、顧客からの製品やサービスの技術的な問合せやトラブルに対し、メールまたは電話にて対処します。一方、社内ヘルプデスクは企業の情報システム部などに常駐し、社内ユーザーからの技術的な問合せやトラブルに対応します。
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー(PM)は期日までに成果物を完成させる人です。
必要な人材、資材、費用を計画してチームを結成し、プロジェクトの終了までを管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
近年、ITシステム開発プロジェクトは、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダー化などによって、幅広い知識が求められています。このため、プロジェクトマネージャ(PM)の役割は益々重要となり、スポンサー、ユーザの期待は大きくなってきています。
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システム開発における上流工程で、既存の情報システムとクライアントの現状を調査・分析・評価をおこない、新しいシステムの方向づけをおこなう人です。
組織構造、経営戦略、各業務の流れ、そして既存の情報システムを調査し、新しいシステムを開発するうえでの改善案や提案をおこないます。そのため、クライアントに対して、分かりやすく、説得力のあるプレゼンテーションが求められています。
システムアナリストは、既存の情報システムを分析し、機種、台数、手順においてメリット・デメリットを評価します。
システムコンサルタントは、新たな情報システムの導入にあたって、社内の業務や経営上の問題点を探り、その改善案を提案していきます。
データサイエンティストとは?
データサイエンティストとは?
ビッグデータを分析し、その分析結果をもとに、ビジネスやシステム開発時に適切な提案をする人です。
ネットワークの拡張とデジタルインターフェースのモバイル化により、不可能とされてきた膨大なデータ収集が可能となりました。その膨大なデータ(ビッグデータ)を活用し、確度の高い将来予測などが可能になると言われ、専門性の高いデータサイエンティストの存在が不可欠となってきています。
プリセールスとは?
プリセールスとは?
プリセールスは、顧客との商談や打ち合わせなど営業現場で活躍するエンジニアです。
営業担当者に同行し、技術的な知識を活用してお客様の潜在的なニーズを吸いあげることがミッションとなります。さらにプレゼンテーション資料作成のサポートや客先や商談で得た情報を技術側にフィードバックすることも業務に含まれます。ときには業務改善やシステムデザイン等のコンサルティング領域から、要件定義や設計といった通常SEが担当するようなシステム導入における現場の管理を任されるなど、多様な業務を担当します。エンジニアと営業の両方の気持ちが分からなければできない仕事なので、信頼が集められるような存在でなければなりません。
セールスエンジニアとは?
セールスエンジニアとは?
「技術面で責任を持ち」かつ「営業と同様に売上に責任を持つ」職務、というのがセールスエンジニアの基本的な定義です。
セールスエンジニアとは、お客様が自分たちの製品を正しく活用できるよう情報を提供していき、営業が製品・サービスを販売するのを助ける仕事です。お客様への製品紹介と提案が主要業務ですが、その方法は様々です。お客様の要望を満たすようなサンプルプログラムを数日で書くといったような、品質よりも速度を要求される開発も必要となります。