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[高度]若年者ものづくり競技大会で入賞しました!
高度電気工学科2年生の飯田君が、若年者ものづくり競技大会に参加してきました。
結果、見事敢闘賞を受賞することが出来ましたので、紹介させていただきます。
※若年者ものづくり競技大会の公式サイトは こちら です。
大会当日は、開会式、競技、エキシビジョンの順番に進行します。
開会式では、本大会の審査員の紹介、競技課題の説明、抽選が行われます。
審査員を務めて頂く方々は、現場の第一線で電気工事の技術を磨いてきた企業の社員様です。
また、本大会の競技課題は、大会当日の抽選によって決定されます。
開会式の様子
工具廻りの確認を済ませ、いよいよ、競技開始です。
まずは、墨出しと呼ばれる作業を行います。
墨出しとは、設計図の寸法通りの位置に、線を引くことです。
墨出しで書いた線に合わせて照明等を固定していくため、非常に大切な作業になります。
墨出しをする学生の様子
次に、材料の準備です。ネジを外す、プラスチック製の部材をカットする等まとめて行います。
一度持った工具でできる作業は、すべて済ませてから次の作業にあたると効率的です。
材料の準備をする様子
次に、電線を保護するための金属管の加工です。金属管の厚みは薄いですが、
綺麗に素早く曲げることは非常に難しいです。
金属管の曲げ加工
工事場所によっては、プラスチック製の管に電線を入れて保護することもあります。
配管が完了したら、管の中に電線を通し、電源~各電気機器を接続することで、
電気が送れる状態になります。
通線をする様子
課題が完了したら、最終確認です。配線の曲がり及び固定状況等手直ししていきます。
また、下の写真では、エアダスターを用いて配線の上に溜まったゴミを清掃しています。
このように、電気工事士として、現場の清掃まで終わって初めて施工完了です。
また、良い仕事をするために、作業中の整理・整頓・清掃が大切です。
3時間の競技時間に対して、およそ2時間で作品を仕上げることが出来ました。
本番のプレッシャーの中、大きなミスをせずに作品を仕上げた飯田君に成長を感じました。
学生の作品
競技終了後は、社会人によるエキシビジョンがあります。エキシビジョンでは、本大会の競技課題を
現場の第1線で働く技術者が施工する様子を見ることができます。
飯田君は、一流技術者の技を真剣な眼差しで観察していました。
以上が、ものづくり競技大会の紹介となります。結果は見事敢闘賞を受賞することが出来ました。
帰りの新幹線では、来年後輩に指導する内容を語る飯田君に大きな成長を感じました。
来年の大会も、教職員一丸となってサポートしていきます。
本校の高度電気工学科及び電気工学科では、学生が実務や現場で役立つ知識や技能を
一つでも多く習得できるよう、このような課外活動をサポートしています。
教室での座学だけではなく、課外授業で生きた電気の知識・技術を身につけたい方は、
是非、本校をご検討下さい。