先日、特別講演会 CG/VFX クリエイターセミナーとして

FOUNDRY社より

　クリエイティブスペシャリストの 藤田 雅子様

株式会社 デジタル・フロンティアより

　CGディレクターの 下澤洋平氏様

　コンポジットリードの小野寺 丞様　をお招きして

『映画「竜とそばかすの姫」 メイキングセミナー』が行われました！

＊著作権保護のために画像を一部ぼかしております

第一部 “NUKEセミナー”では

VFX業界でデファクトスタンダードとされる Nukeについて

映画、コマーシャル、TV、アニメ、広告やデザインなど、幅広い分野での導入が進んでおり

なぜ Nuke なのか?どういったところで Nuke が活用されているのか

学生の皆さんが Nuke を学ぶメリットなども含めて、お話頂きました。

 

第二部 “映画「竜とそばかすの姫」メイキングセミナー”では

デジタル・フロンティアが3DCGを使い、どのようなアプローチで作品作りを進めていったか、

今作、全CGカットをNukeでコンポジットをすることにした理由や、制作上のこだわりなどについてお話頂きました。

セミナー後はQ&Aの時間を設けていただき

クリエイターの皆さんに直接質問をさせていただきました。

以下、学生レポートより感想を抜粋

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（1年・Hさん）

今回は貴重なセミナーをありがとうございました。映画を観る時は視聴者側として思っていたりしていたことが、このメイキングセミナーでは作る側として感じることができ、クリプトマットの調整ででmaya側のテクスチャの調整でレンダリングの時間を無くして時間を短縮したり、影や色の調整で映画で観た画になっていくのを見てカラーマネジメントも重要な作業なのだと改めて思いました。

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（1年・Sさん）

竜とそばかすの姫という映画自体個人的にかなり好きな映画だったので、このような機会を設けてもらえて、とても嬉しかったです。どうのようにして、合成、ライティングしているのか、どのようカットでどのようなことに気を使ったのか、色々貴重なことを聞くことができてとても有意義な時間でした。

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（2年・Yさん）

今までフォトリアルな作品作りをしてきましたが。今回の作品を視聴してグラフィックとしての美しさやそれに合わせたセルルックキャラが素晴らしくて映画という事で膨大なカットの中で効率良くコストを下げても品質を保つという事に関してnuke内でクリプトマットやワールドノーマルなどでライティングを完結させたりする事が出来るというのが分かり自分もフルCGアニメーションやセルルックキャラ、パーティクルを使用した作品に挑戦してみたいと思いました。

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（2年・Yさん）

今日は作品の裏側や制作工程など、勉強になることを色々教えて頂いて本当にありがとうございました。今回お話を聞いて、Uの世界にも夕方や夜など時間とともに背景が変わる演出や、アニメ作品にもNukeが使われていたということなど初めて知ったことが多くて聞いていて楽しかったです。特にNukeのコンポジット作業の話を聞いた時、授業でも習ったクリプトマットを使って色変えをしたり、色んな情報を取り出してコンプの映像を作っていることに、自分達が習っていることが実際の現場でも使われていて、嬉しく感じました。それと同時に初めて聞いた｢ワールドポジション｣などの単語があったので、今度自分が作品を作る時にも活用してみようかなと思いました。お話にもあった｢新しく出た機能などを活用して映像制作をすることが大切｣という言葉を胸に留めて、日々新しいことに挑戦するなど、成長していきたいなと思いました。

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今週から後期がはじまり、現在学園祭で上映する作品を絶賛制作中です。

今回のセミナーを聴き、更なるクオリティーアップを目指してがんばりましょう！

CG映像制作科　浅井

 

＊コロナウイルス感染症対策のためオンラインで行いました