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- 授業
- 2024/12/13
- コンピュータグラフィックス科
授業紹介「観察技法」④
「人物彫塑」のグループでは、彫塑用粘土を使って、彫塑の授業がスタートしました。
初めて粘土に触れる学生もいるので、手か足でまずは練習を行いました。
人物デッサンと同じように、自分の頭部か実在する人物をモデルにして彫塑を行います。
土台の上にベースを作って、粘土で盛り上げていきます。
1年生の作品になります。人物彫塑は初めての学生が多いので、けっこう苦戦している学生がいました。
デッサンは苦手でも、彫塑は楽しかったという学生が多かったようです。
こちらは、すでに卒業している学生の参考作品になります。
ペンタブレットを使用して、ZBrushでデジタル彫塑を行うことができます。
手とヘラをタブレットのペンに置き換えて、筋肉を盛り上げたり、窪みを押し込んだりします。
学生のZBrushでスカルプトした作品です。
スカルプトとは、彫刻するような感覚で、直感的に3DCGモデルの形状を制作する方法です。
スカルプトしたモデルデータを映像やゲームで使用する場合には、リトポロジーとよばれる処理を適用し、レンダリングに適したポリゴンの構成(トポロジー)へとデータを変換する必要があります。
コンピュータグラフィックス科では、1年時にはモデリングの授業で基本操作を勉強します。
2年時には、観察技法の選択授業でZBrushの授業が用意されています。
◆コンピュータグラフィックス科 学科ニュース
https://www.jec.ac.jp/collegenews_cat2/ad/
(コンピュータグラフィックス科 栗田 浩司)