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授業紹介「セットアップ」③

前期、夏休み前からキャラクターのセットアップの授業が始まりました。
全員に同じキャラクターのモデルデータが配布されます。

同じテクスチャも配布されました。キャラクターはTポーズになっています。

このモデルデータに対して、骨の仕組みになるジョイントを作成します。

モデル(皮膚)とジョイント(骨)をバインドという関連付けを行います。
関節のジョイントを回転すると、腕や足、首を動かすことができるようになります。

ただバインドしただけでは、間接部分が萎んでしまうので、ウェイト調整を行います。

ウェイト調整の「修正前」と「修正後」です。膝の部分の形状がかなり違います。

ジョイントを回転させることで、キャラクターのポージングができるようになりました。

キャラクターのポージングと、背景や小物を追加してシーンを構成していきます。

ライティングを行い、レンダリングすると静止画が完成します。
今回の課題は、ポージングした静止画で、背景や小物は自由です。

「モデリング」「表現技法」「編集技法」「セットアップ」の授業で勉強した成果になります。
同じもモデルデータとテクスチャですが、学生によってさまざまに表現されています。
後期には、このキャラクターがモーションできるようにリギングを勉強します。
そして、「進級制作」では、モデリング~テクスチャ~セットアップ~モーションと1年生で
勉強したことを総動員して、動画作品を制作します。

◆コンピュータグラフィックス科 学科ニュース
https://www.jec.ac.jp/collegenews_cat2/ad/

(コンピュータグラフィックス科 栗田 浩司)

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