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1年生の学習成果

猛暑日が続いていますが、前期授業も残り2週間を切りました。
プリプロダクション~モデリング~表現技法と連携した学習成果を紹介します。

CG制作前の準備を行う「プリプロダクション」の授業では、モデリングのために
ノギスを使用して、けん玉の正確なサイズを測定しました。

測定しながら、上面図、正面図、側面図の三面図を書きました。

三面図を元にして、「モデリング」の授業で学習したことを復習しながらモデリングを行います。

次に「表現技法」で学習したライティングと質感設定を行い、レンダリングを行います。

今回は、オモチャのけん玉なので、プラスチックを想定して質感設定を行っています。

Blenderなどで3DCG経験がある学生は、テクスチャまで使用して木目を表現しています。

次は、目玉クリップの制作に入りました。
「プリプロダクション」」で、正確なサイズを測定します。構造も理解していきます。

小さい物ほど安易にモデリングしてしまうと、完成した時の見た目が違うことが多いです。
自分で測定できない物は、インターネットなどで図面やリファレンスを探すことが重要です。

「モデリング」では、長さを測るツールもあるので、正確にモデリングしていきます。

「表現技法」で学習した質感設定で、クリップの金属感を追求していきます。
同じ金属でも、ピカピカした金属、ザラザラした金属、錆びた金属などあります。
どんな質感にするかは、自分の目で判断して、自分で設定することになります。

「表現技法」で学習した三点照明などのライティングを施してレンダリングします。

モデリング、ライティング、質感設定の3つがしっかりできていないと完成しません。

◆コンピュータグラフィックス科 学科ニュース
https://www.jec.ac.jp/collegenews_cat2/ad/

(コンピュータグラフィックス科 栗田 浩司)

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