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渡邉 徹明監督の特別授業を実施しました!【アニメーション概論】

去る2024年6月7日(金)にアニメーション科・アニメーション研究科の『アニメーション概論』の授業にて、新進気鋭のアニメーション監督・渡邉 徹明監督にご来校いただいて特別授業を実施しました。

普段の授業だけでは学ぶことが出来ないアニメ業界のリアルを知ることができた特別授業。今回はその様子をお届けします!

渡邉監督は、株式会社プロダクション・アイジー(Production I.G.,Inc.)に入職後、制作進行や設定制作、演出としてアニメ「ハイキュー!!」などの人気作品に携わり、フリーランスに転向後は原作コミックスの累計発行部数3,000万部を突破している人気沸騰中のアニメ「ブルーロック」で初監督を務められて話題となりました。
更にはVTuberとして活躍中の『猫又おかゆ』氏の楽曲「ネコカブリーナ」のMV制作など、活躍の場を広げ続けている渡邉監督から今回はアニメ業界の話やご自身の経験談、学生との質疑応答に快く応じていただきました。

授業は、オンライン・対面どちらの参加でも可能でした!

渡邉監督の演出としてのキャリアがスタートしたのはアニメ「ハイキュー!!」。
当時、制作進行や設定制作として活躍していた渡邉監督が演出に関わったのは、たまたまだったとのこと。演出の担当者が抜けてしまい、「演出をやってみる?」と声を掛けられてチャレンジを決意。
監督を務めていた満仲 勧監督をはじめ、多くの先輩から指導を受けて着実にキャリアを積み重ねていったそうです。

満仲監督と並んで渡邉監督が師として仰ぐのは、国民的アニメ作品で2022年大ヒットを記録した「ONE PEACE FILM RED」で監督を務めた谷口 悟朗監督。
「純潔のマリア」では設定制作や演出として関わり、「(谷口監督を)師匠と呼んで良いですか?」とおそるおそる確認したエピソードには授業を受けている学生をはじめ教員までも笑いを誘われました。
なお、2023年に発刊された月刊アニメ雑誌「アニメージュ」では谷口監督と渡邉監督の『監督師弟対談』が実現しています。

初監督作品の「ブルーロック」に関わることが決まったのも、実はかなりタイミングが良かったと話されていました。
原作コミックスを読んで「面白い!」と感じ、制作進行時代から築き上げた人脈を活かして一緒に作品を作りたいと思うクリエイターに声を掛けて監督としてこだわりをもって制作へ打ち込んだそうです。

渡邉監督のお話のなかで印象深かったのは、準備を怠らなければ、いついかなる「タイミング」で「チャンス」が来ても掴むことができるという言葉。
「ブルーロック」の作中にも出てくるセリフと重なるようで、その言葉に学生たちはしきりに頷いていました。
渡邉監督のように準備を怠らずチャンスをものにするために、学生には何事も準備万端で前向きにチャレンジし続けて欲しいですね!!

渡邉監督からサインを頂戴して、学生は大興奮でした!

【関連URL】
■渡邉 徹明監督 公式X https://x.com/tetsuaki_w
■渡邉 徹明監督 公式Instagram https://www.instagram.com/tetsuaki0531/

【日本電子専門学校 学科紹介】
■アニメーション科(2年制) https://www.jec.ac.jp/course/animation/ac/
■アニメーション研究科(3年制) https://www.jec.ac.jp/course/animation/ar/

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