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【情報システム開発科】ETロボコン全国大会出場!!
情報システム開発科の学生がETロボコンで全国大会に出場しました!!!
〇ETロボコンとは
ETロボコンは企業や学校が参加する大会で、ロボットを自動走行する様にプログラムし、いかに早く正確にコースを完走するかを競う大会です。実際にロボットを動かすだけでなく、その設計についても評価対象になるのが特徴です。
今年は、コロナウィルスの影響もありオンラインでの開催となりました。ロボットを仮想のコースで走らせるためのシミュレータが提供されて、このシミュレーター環境上で競技が行われました(これって凄いことですよね。)
実行委員の皆様、コロナ禍にも関わらず開催して頂きありがとうございました。
〇競技に向けた準備について
例年だと、教室にコースを設置し皆で集まって作業するのですが、今年はコロナウィルスの影響でシミュレータ上のコースで行いました。
準備には大きく分けて、設計図の作成とプログラムの作成があります。
・設計図の作成
まず、設計書の作成についてですが、限られた登校日では打合せやレビューができないため、オンライン授業で登校しない時にはZoomを使ってオンラインで実施しました。(写真はその時の様子です。)
設計書の書き方自体については、情報システム開発科の授業で一年次に学んでいますが、実際に書くとなると難しかったようです。何回もレビューを重ねながらブラッシュアップして完成度をあげていきました。次の写真は設計図の一部です。(B4サイズ5枚の設計書が出来上がりました)
・プログラムの作成
次にプログラム作成では自分のpc上でプログラムを作成しシミュレーターでロボットの動きを確認していきます。競技では、いかに早くゴールするまで到着するかを競うセクション(写真左)と、ペットボトルを避けたりガレージにぶつからずに入庫するというセクションがあります(写真右)。
そこで、オンラインで開催される試走会に参加してプログラムの調整を行っていきました。試走会ではプログラムをアップロードすると一定時間後に動画で走行の様子を確認することができます。
情報システム開発科のJYCJY1チームも直前の試走会では夜を徹して、試走を繰り返し調整をしていました。(夜のほうが試走会のサーバがすいているとのこと)
その時にも、メンバーは集まることができないので、Slackというチャットツールを使って情報交換しながらリモートで進めていました。試走会の夜にはSlackに200件以上のメッセージや走行動画が投稿され調整や準備が行われました。
〇全国大会の様子
今回は東京地区大会で4位になり全国大会への切符を手にしました!!!これまでも東京地区大会では入賞したことはあったのですが、全国大会に行くのは初めての快挙です。
全国大会は予選約100チームを勝ち抜いた28チームが参加しました。全国大会もリモートでの実施で、Zoomで行われる形でした。結果としては…12位!!!
全国大会の壁の厚さを思い知ったわけで、学生も悔しい思いをしたようです。ただ、力は出し切れたのではないかと思い
長い期間に渡って準備や競技にかかわった皆様、お疲れさまでしたー!