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WEB ・ MOBILE
便利な世界を
この手で創る。

Web・
モバイル

Web・モバイルって
どんな業界?

Webやモバイルの業界は、スマートフォン・タブレット端末の急激な普及により、劇的に成長しています。ビジネスや実生活に欠かせないインフラ(基盤施設)としてそのサービス内容も多岐にわたっており、PC・スマートフォンといった端末を横断したインターフェースやアプリケーションの開発が求められています。著名な企業でいえば、Google、ヤフー、楽天、DeNA(モバゲー)、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、グリー、コロプラなどが挙げられます。

Web・モバイルを
めざすなら

IT業界の中でもっとも目まぐるしく新しい技術やサービスが展開されるWeb・モバイル業界。「新しい情報をキャッチしよう」「新技術を率先して修得しよう」という姿勢が大切になります。すでに多くのアプリケーションが世に出されているため、今までにない企画や提案ができる能力も必要です。近年特に、スマートフォン・タブレット端末のユーザーがビジネス用途だけではなく、私たちの生活レベルでも使われるようになってきているため、広い視野を持つことも重要になります。

Web・モバイルの
適性は?

いち早く新しい情報やトレンドをキャッチし、誰よりも早く取り入れている人。みなさんにもそんな情報通のお友達はいないでしょうか? このWeb・モバイル分野では、新しいことに恐れずチャレンジする気持ちと、面白さや利便性を追求し、柔軟に受け入れることのできる人物が適しています。

Course NEWS / Works

企画・デザイン・コーディング・プレゼンテーションを実践的に学習!!

総務省の調査によるとスマートフォンの世帯所有率は75.1%にのぼり、老若男女問わずスマートフォンを使う時代となりました。そんな時代だからこそ本校では、幅広いターゲット層に対応したサービスを、企画からデザイン、コーディング、プレゼンテーションに至る全工程をトータルで学習できるカリキュラムを展開しております。

卒業生作品がApp Storeにて
販売中!

スゴイ便利帳

日常生活で役に立ついろいろな便利な知識が40種類収録されているアプリ。

実物換算

「東京タワー○個分の高さ」等、実物の物75種類以上の物に置き換えて計算できるアプリ。

BLOSSOM
PEDOMETERS育成型歩数計アプリ

一定数歩くごとに植物に水をやるので、植物を育てながらウォーキングできる。

MUSICミュージック
プレイヤー
アプリ

音楽を再生すると画面中央の円盤が回る。シンプルだが視覚的に楽しい。

WANPICカメラアプリ

動き回る愛犬の写真撮影でも、このアプリならベストショットが撮りやすい。

学生スマートフォンアプリ
コンテスト
(主催情報処理学会・CDS/
MBL/UBI研究会)

[優秀賞]『Art Screen』
牧 凌平さんをはじめ 計4名
(モバイルアプリケーション開発科)

日本中の若者が技能を競う技能五輪全国大会。Webデザイン科ではこれまでに参加した学生たちが通算38個のメダル獲得という好成績を収めています。大会で優勝した学生は、国際大会の日本代表選手としての出場権利も勝ち取っています。

MESSAGE 01

「一人でできることは、
限られている。」
チームでのモノ作りで
見出す最適解と幸福

MESSAGE 02

「自分の付加価値は?」
エンジニアは一生成長できる

MESSAGE 03

急な方向転換は難しい
だからこそ、
しっかり学科を見極めよう

MESSAGE01

「一人でできることは、
限られている。」
チームでのモノ作りで見出す
最適解と幸福

チームラボ
リクルートメントチーム
山田 剛史

学生の間に養うべきは「チームマインド」

「チームラボ」という名前を耳にしたことのある方は、チームラボプラネッツ TOKYO DMMやデジタルアートミュージアムなど、アートの領域をイメージされるかもしれません。実際のところ、チームラボのプロジェクトには主軸が二つあり、「アート」に加えてもう一つ重要なのが「ソリューション」。後者では、お客様からいただく様々な課題に対して、エンジニアやデザイナー、カタリストなど様々な社内のスペシャリストたちが協力しながら解決策を提供しています。近年はWebやアプリが課題解決の最適案になることが多く、例としてデジタルの自動販売機を開発したり、小中一貫校のICT部分の開発や、あるアーティストのリスナー向けアプリ開発なども行っています。私がチームラボに参加した約7年前、従業員数は300人台でしたが、現在は1,000人を越える規模まで拡大しました。

これを成長の一つの目安とするならば、その要因は、変化や進歩が常に起こるIT業界で、特定の分野や業種に固執することなく、常に目の前の課題に対する最適解を追求してきたことにあると思います。チームラボは創業以来「チームでモノ作りをして、その中で発見した知識や価値を蓄積して、さらにより良いモノを作る」プロセスを大切にしてきました。そこに幸福を見出すメンバーが集うからこそのチームラボの現在の形であり、「アート」制作の場でも、これは共通した思想です。

IT業界全体においては、依然として人手不足は続いており、優秀な人材は常に求められています。そのうえで、チームラボが採用で大切にしているのがやはり「チームマインド」。 学生さんにはぜひ、チームでの開発経験を多く積んでほしいと思います。受験までは何事も椅子取りゲームになりがちですが、優秀な人であっても一人でできることは限られていて、本来はチームで協力する方が結果としてより良い成果が生まれやすい。このことに気付けると、学び方も変わってくると思います。

チームで最大の成果をあげるために、自分一人のスキルやキャリアアップだけでなく、本当に必要なものを見極めること。常に大量のインプットとアウトプットを繰り返して、その目を養うことも大切です。授業はもちろん、ハッカソンなど学生ならではの時間と機会を活用しながら、没頭できるものを追求してみてくださいね。その先で、皆さん自身の幸福が見つかることを願っています。

【チームラボ PROFILE】
テクノロジーとクリエイティブの境界はすでに曖昧になりつつあり、今後のこの傾向はさらに加速していくだろう。そんな情報社会において、サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供している。

山田 剛史氏

前職で個人・法人営業を経験した後、新規インバウンド事業の立ち上げを担当。海外駐在を経て、チームラボへ。現在は採用チームのリーダーとして、採用に関わる全般を担当。

MESSAGE02

「自分の付加価値は?」
エンジニアは一生成長できる

株式会社TVer
フロントエンジニア
鈴木 白斗さん
ケータイ・アプリケーション科※卒業

※ケータイ・アプリケーション科は2024年4月にモバイルアプリケーション開発科へと学科名称が変わりました。

これまでの経験すべてが糧に。学生は「順算」を学ぼう

日本電子を卒業後、2社で合計9年ほどエンジニアリングやチームマネジメントに従事してから現在の会社に転職しました。「TVer」への参入を希望したのは、僕自身の結婚による価値観の変化に伴い「子どもが生まれた時に楽しませられるものに携わりたい」「自分自身が楽しめるものをやりたい」という想いが生まれたのがきっかけでした。

現職での役割は主に「TVer」Androidアプリ開発全般とメンバーのマネジメントです。入社時は外部ベンダーに委託をして開発していた部分を内製化し、より品質とスピードを上げやすい環境づくりに励みました。内製化自体初めてということもあり、計画は立てたものの、課題を見つけてはやり方を改善していくという日々を繰り返しながら進めていきました。現在は、Androidは内製化が完了し、iOSとQAチームの内製化も進めているため、そのお手伝いやAndroidアプリの改良、メンバーの育成も行っています。

困難もありますが、それだけにやりがいは十分にあります。僕自身、老若男女幅広い世代から愛される「TVer」というサービスには今も高い将来性を感じています。だからこそ多様なユーザーに快適に使ってもらえるよう、日々新しい技術のキャッチアップをしつつ最適な方法を模索しています。こうして前向きに取り組めるのも、これまでの経験で得た学びがあるからです。

日本電子で経験した基礎開発は、新入社員の時だけでなく、現在も役立っていて、あらゆる応用のもとになる礎をしっかり築けて良かったなと実感しています。新卒入社した会社では、業界1位に成長するために必要なタフネスや具体的な戦略を学べました。2社目では人間関係にも恵まれ、安定した環境でチームマネジメントを行う素地を得られました。今大切にしているのは、どんな時も自分なりの付加価値を提供すること。納期や仕様を守ることはマストですが、たとえば新機能を実装する上で他の既存機能と併せて最適化できることを提案したり、提案材料として先にサンプルを制作して動きを見せたり…その先の展開がどうであれ、自分なりの思考に落とし込んでアウトプットすることで生まれる価値を大切にしています。

日本電子に入る皆さんには、ぜひ学生時代に「順算」力を鍛えて欲しいと思います。エンジニアは納期がある以上、完成に至るまでの作業や期間を「逆算」する機会には恵まれます。しかし、まったく新しいことを始める場合、アイデアベースで0⇒1を形にしていくとなると、一つ一つ目の前の課題を解決していく「順算」力が求められるのです。僕自身その部分で苦労したことが多く、これを学生時代に身につけられると、きっと強いです。楽しんで頑張ってくださいね!

  • 株式会社TVer

【株式会社TVer PROFILE】
「テレビを開放して、もっとワクワクする未来を TVerと新しい世界を、一緒に。」をミッションに、ユーザーが自由に時間や場所、デバイスを選ぶことができる無料動画配信サービス「TVer」を展開。2024年1月時点での月間再生数4億回再生、アプリダウンロード数7,000万、MUB(月間のユニークブラウザ数)3,500万を記録。放送局も100社以上が参加し、約750番組のテレビコンテンツを配信。

鈴木 白斗さん

高等学校卒業程度認定試験合格
ケータイ・アプリケーション科※卒業
2016年4月、新卒でブラウザゲームのバックエンドとフロントエンドのエンジニアとして勤務開始後、事業譲渡によりEC事業部に異動し、Androidアプリ開発に従事。
大手不動産ポータルサービスに転職後、約7年間Androidアプリ開発に携わり途中からはチームリーダーとしても活躍。2023年4月より現職。
※ケータイ・アプリケーション科は2024年4月にモバイルアプリケーション開発科へと学科名称が変わりました。

MESSAGE04

急な方向転換は難しい
だからこそ、
しっかり学科を見極めよう

株式会社あとらす二十一
スーパーバイザー(Webディレクター)
長島 成希さん
Webデザイン科卒業

日本電子のオープンキャンパスで、将来の目標が明確に!

高校2年生のときの進路相談をきっかけに将来について考え始め、そこで「やってみたいな」と思ったのがWeb制作でした。もともとモノづくりが好きだったこと、そしてちょうどスマホが社会に浸透し始めた頃で、今後さらに人材が求められそうな業界だと感じたことが背景にありました。3年生になりいくつかの専門学校のオープンキャンパスに参加し、そのなかでもっともピンと来たのが日本電子。というのも他の専門学校の先生はその学校のアピールポイントを中心に話していましたが、日本電子の先生は「何がやりたいの?」と僕の話を聞くことに徹してくれ、その姿勢に安心感を抱いたというのが理由として大きかったです。最初はぼんやりとしていた将来の目標も、日本電子の先生とじっくり会話ができたおかげで、入学する頃にはすっかり「プログラマーとして活躍する!」と明確になっていました。

ときに先生に、ときにライバルに。
切磋琢磨できる仲間がたくさんいる

クラスのみんなもほぼ僕と同じ未経験者でしたが、なかには経験者もいたので「出遅れたくない!」と、授業以外の課外活動にも積極的に参加するようにしていました。入学の3ヵ月後にはチームを組んで校内行事のサイト製作を担当。無謀な挑戦でしたが、挑戦したからこそ、それぞれの得意を活かしながら仲間と協力して作り上げる楽しさを知りました。チームで作った作品でとくに記憶に残っているのは、クラスメイト3人で作ったタスク管理のアプリケーションです。先生からも評価していただき、校内の成果発表会や、秋葉原で開催されたアプリ展示会にも出展。プレゼンテーションを行う機会も多く、あがり症の僕には試練の連続でしたが、先生が練習を見てくださったおかげで、プレゼン技術がずいぶん向上しました。授業と課題、そして課外活動と攻めの姿勢で取り組んでいたためずっと忙しかったのですが、それでもやり遂げられたのはやはり、同じ熱量で切磋琢磨し合える仲間がたくさんいてくれたから。放課後もみんなで学校に残り、パソコンの前でああでもない、こうでもないと話し合ったあの時間こそ、日電時代の宝物です。

何げない暮らしに関わる喜び。
ふとした幸せが仕事のやりがい

成果発表会で現在の会社から声をかけられたことをきっかけに内定に至りました。入社後、研修を経て、大手ECサイトのキャンペーンページの担当に。以来、タイムセールやポイントキャンペーンなど多種多様なキャンペーンページを手掛けてきました。やりがいはやはり、自分の仕事が多くの人々の暮らしとダイレクトに関わっているところ。利用者が多いECサイトのため、時折僕が作ったページを見ている人と出会うこともあり、そんなときは「お!」っと嬉しくなってしまいます。スーパーバイザーに就任してからは、プログラマの仕事よりも、ディレクターとしての仕事が増えました。チーム全体を見ながら、「みんなが働きやすい環境か」「スケジュールは守られているか」などを確認するのですが、「これ日本電子でやったな」と感じる場面も多く、日本電子での日々が、現在に直接繋がっていることを実感します。ただ現場に活きる学びが中心の分、「この道ではなかった」と思ったときの方向転換が難しいのもまた事実。これから入学を考えている人は、自分が何をやりたいのかしっかりと見極めたうえで、学校と学科を選んでほしいと思います。

【株式会社あとらす二十一 PROFILE】
1996年創立。インターネットの可能性にいち早く着目し、Webサイト構築事業をスタート。Webサイト構築・運用、インターネット広告、人材サービス、テレワーク支援など、Web関連の幅広い事業を展開。さらに、ブランディングやWebサイト運営管理のサポートもなども手掛けるなど、Web業界のリーディングカンパニーを目指し、日々躍進し続けている。

長島 成希さん

埼玉県立坂戸西高校出身
Webデザイン科卒業
日本電子を卒業後、Webサイトの構築やインターネット広告を事業とする企業に入社。入社から現在に至るまで、大手ECサイトのキャンペーンページを中心に担当している。4年目にスーパーバイザーに就任し、チームを牽引する立場に。

MESSAGE 01

「一人でできることは、
限られている。」
チームでのモノ作りで
見出す最適解と幸福

MESSAGE 02

「自分の付加価値は?」
エンジニアは一生成長できる

MESSAGE01

「一人でできることは、
限られている。」
チームでのモノ作りで
見出す最適解と幸福

チームラボ
採用チームリーダー
山田 剛史

学生の間に養うべきは「チームマインド」

「チームラボ」という名前を耳にしたことのある方は、チームラボプラネッツ TOKYO DMMやデジタルアートミュージアムなど、アートの領域をイメージされるかもしれません。実際のところ、チームラボのプロジェクトには主軸が二つあり、「アート」に加えてもう一つ重要なのが「ソリューション」。後者では、お客様からいただく様々な課題に対して、エンジニアやデザイナー、カタリストなど様々な社内のスペシャリストたちが協力しながら解決策を提供しています。近年はWebやアプリが課題解決の最適案になることが多く、例としてデジタルの自動販売機を開発したり、小中一貫校のICT部分の開発や、あるアーティストのリスナー向けアプリ開発なども行っています。私がチームラボに参加した約7年前、従業員数は300人台でしたが、現在は1,000人を越える規模まで拡大しました。

これを成長の一つの目安とするならば、その要因は、変化や進歩が常に起こるIT業界で、特定の分野や業種に固執することなく、常に目の前の課題に対する最適解を追求してきたことにあると思います。チームラボは創業以来「チームでモノ作りをして、その中で発見した知識や価値を蓄積して、さらにより良いモノを作る」プロセスを大切にしてきました。そこに幸福を見出すメンバーが集うからこそのチームラボの現在の形であり、「アート」制作の場でも、これは共通した思想です。

IT業界全体においては、依然として人手不足は続いており、優秀な人材は常に求められています。そのうえで、チームラボが採用で大切にしているのがやはり「チームマインド」。 学生さんにはぜひ、チームでの開発経験を多く積んでほしいと思います。受験までは何事も椅子取りゲームになりがちですが、優秀な人であっても一人でできることは限られていて、本来はチームで協力する方が結果としてより良い成果が生まれやすい。このことに気付けると、学び方も変わってくると思います。

チームで最大の成果をあげるために、自分一人のスキルやキャリアアップだけでなく、本当に必要なものを見極めること。常に大量のインプットとアウトプットを繰り返して、その目を養うことも大切です。授業はもちろん、ハッカソンなど学生ならではの時間と機会を活用しながら、没頭できるものを追求してみてくださいね。その先で、皆さん自身の幸福が見つかることを願っています。

【チームラボ PROFILE】
テクノロジーとクリエイティブの境界はすでに曖昧になりつつあり、今後のこの傾向はさらに加速していくだろう。そんな情報社会において、サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供している。

山田 剛史

テクノロジーとクリエイティブの境界はすでに曖昧になりつつあり、今後のこの傾向はさらに加速していくだろう。そんな情報社会において、サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供している。

MESSAGE02

「自分の付加価値は?」
エンジニアは一生成長できる

株式会社TVer
フロントエンジニア
鈴木 白斗さん
ケータイ・アプリケーション科※卒業

※ケータイ・アプリケーション科は2024年4月にモバイルアプリケーション開発科へと学科名称が変わりました。

これまでの経験すべてが糧に。
学生は「順算」を学ぼう

日本電子を卒業後、2社で合計9年ほどエンジニアリングやチームマネジメントに従事してから現在の会社に転職しました。「TVer」への参入を希望したのは、僕自身の結婚による価値観の変化に伴い「子どもが生まれた時に楽しませられるものに携わりたい」「自分自身が楽しめるものをやりたい」という想いが生まれたのがきっかけでした。

現職での役割は主に「TVer」Androidアプリ開発全般とメンバーのマネジメントです。入社時は外部ベンダーに委託をして開発していた部分を内製化し、より品質とスピードを上げやすい環境づくりに励みました。内製化自体初めてということもあり、計画は立てたものの、課題を見つけてはやり方を改善していくという日々を繰り返しながら進めていきました。現在は、Androidは内製化が完了し、iOSとQAチームの内製化も進めているため、そのお手伝いやAndroidアプリの改良、メンバーの育成も行っています。困難もありますが、それだけにやりがいは十分にあります。僕自身、老若男女幅広い世代から愛される「TVer」というサービスには今も高い将来性を感じています。だからこそ多様なユーザーに快適に使ってもらえるよう、日々新しい技術のキャッチアップをしつつ最適な方法を模索しています。こうして前向きに取り組めるのも、これまでの経験で得た学びがあるからです。

日本電子で経験した基礎開発は、新入社員の時だけでなく、現在も役立っていて、あらゆる応用のもとになる礎をしっかり築けて良かったなと実感しています。新卒入社した会社では、業界1位に成長するために必要なタフネスや具体的な戦略を学べました。2社目では人間関係にも恵まれ、安定した環境でチームマネジメントを行う素地を得られました。今大切にしているのは、どんな時も自分なりの付加価値を提供すること。納期や仕様を守ることはマストですが、たとえば新機能を実装する上で他の既存機能と併せて最適化できることを提案したり、提案材料として先にサンプルを制作して動きを見せたり…その先の展開がどうであれ、自分なりの思考に落とし込んでアウトプットすることで生まれる価値を大切にしています。日本電子に入る皆さんには、ぜひ学生時代に「順算」力を鍛えて欲しいと思います。エンジニアは納期がある以上、完成に至るまでの作業や期間を「逆算」する機会には恵まれます。しかし、まったく新しいことを始める場合、アイデアベースで0⇒1を形にしていくとなると、一つ一つ目の前の課題を解決していく「順算」力が求められるのです。僕自身その部分で苦労したことが多く、これを学生時代に身につけられると、きっと強いです。楽しんで頑張ってくださいね!

【株式会社TVer PROFILE】
「テレビを開放して、もっとワクワクする未来を TVerと新しい世界を、一緒に。」をミッションに、ユーザーが自由に時間や場所、デバイスを選ぶことができる無料動画配信サービス「TVer」を展開。2024年1月時点での月間再生数4億回再生、アプリダウンロード数7,000万、MUB(月間のユニークブラウザ数)3,500万を記録。放送局も100社以上が参加し、約750番組のテレビコンテンツを配信。

鈴木 白斗さん

高等学校卒業程度認定試験合格
ケータイ・アプリケーション科※卒業
2016年4月、新卒でブラウザゲームのバックエンドとフロントエンドのエンジニアとして勤務開始後、事業譲渡によりEC事業部に異動し、Androidアプリ開発に従事。
大手不動産ポータルサービスに転職後、約7年間Androidアプリ開発に携わり途中からはチームリーダーとしても活躍。2023年4月より現職。
※ケータイ・アプリケーション科は2024年4月にモバイルアプリケーション開発科へと学科名称が変わりました。

MESSAGE 03

急な方向転換は難しい
だからこそ、
しっかり学科を見極めよう

MESSAGE03

急な方向転換は難しい
だからこそ、
しっかり学科を見極めよう

株式会社あとらす二十一
スーパーバイザー(Webディレクター)
長島 成希さん
Webデザイン科卒業

日本電子のオープンキャンパスで、
将来の目標が明確に!

高校2年生のときの進路相談をきっかけに将来について考え始め、そこで「やってみたいな」と思ったのがWeb制作でした。もともとモノづくりが好きだったこと、そしてちょうどスマホが社会に浸透し始めた頃で、今後さらに人材が求められそうな業界だと感じたことが背景にありました。3年生になりいくつかの専門学校のオープンキャンパスに参加し、そのなかでもっともピンと来たのが日本電子。というのも他の専門学校の先生はその学校のアピールポイントを中心に話していましたが、日本電子の先生は「何がやりたいの?」と僕の話を聞くことに徹してくれ、その姿勢に安心感を抱いたというのが理由として大きかったです。最初はぼんやりとしていた将来の目標も、日本電子の先生とじっくり会話ができたおかげで、入学する頃にはすっかり「プログラマーとして活躍する!」と明確になっていました。

ときに先生に、ときにライバルに。切磋琢磨できる仲間がたくさんいる

クラスのみんなもほぼ僕と同じ未経験者でしたが、なかには経験者もいたので「出遅れたくない!」と、授業以外の課外活動にも積極的に参加するようにしていました。入学の3ヵ月後にはチームを組んで校内行事のサイト製作を担当。無謀な挑戦でしたが、挑戦したからこそ、それぞれの得意を活かしながら仲間と協力して作り上げる楽しさを知りました。チームで作った作品でとくに記憶に残っているのは、クラスメイト3人で作ったタスク管理のアプリケーションです。先生からも評価していただき、校内の成果発表会や、秋葉原で開催されたアプリ展示会にも出展。プレゼンテーションを行う機会も多く、あがり症の僕には試練の連続でしたが、先生が練習を見てくださったおかげで、プレゼン技術がずいぶん向上しました。授業と課題、そして課外活動と攻めの姿勢で取り組んでいたためずっと忙しかったのですが、それでもやり遂げられたのはやはり、同じ熱量で切磋琢磨し合える仲間がたくさんいてくれたから。放課後もみんなで学校に残り、パソコンの前でああでもない、こうでもないと話し合ったあの時間こそ、日電時代の宝物です。

また、この仕事は勉強する姿勢を身につけることが大切だと思います。私自身、色々な職種を経験する中で、1年、3年、5年、10年と、自分に求められる技術が変わっていきました。勉強する姿勢を身につけておくことで、どんな状況でも成長できる土台が自分の中に築き上げられていきます。それは、社会に出てからも必ず強みになるはずです。さらにもうひとつ、コミュニケーション能力も非常に大切です。映画のCG・VFXの制作現場は必ずチームでの制作になります。どれだけ技術が優れていても、みんなでいいものをつくるという意識がなければ、映画づくりはできません。

実は、私が独立する時、一緒に声をかけさせてもらったスタッフがいるのですが、その人たちは偶然にも日本電子出身者でした。技術力が高く、コミュニケーション能力もあり、勉強する姿勢を備えた人たちばかりです。日本電子には今後もそういう人を育成してほしいと期待しています。

何げない暮らしに関わる喜び。
ふとした幸せが仕事のやりがい

成果発表会で現在の会社から声をかけられたことをきっかけに内定に至りました。入社後、研修を経て、大手ECサイトのキャンペーンページの担当に。以来、タイムセールやポイントキャンペーンなど多種多様なキャンペーンページを手掛けてきました。やりがいはやはり、自分の仕事が多くの人々の暮らしとダイレクトに関わっているところ。利用者が多いECサイトのため、時折僕が作ったページを見ている人と出会うこともあり、そんなときは「お!」っと嬉しくなってしまいます。スーパーバイザーに就任してからは、プログラマの仕事よりも、ディレクターとしての仕事が増えました。チーム全体を見ながら、「みんなが働きやすい環境か」「スケジュールは守られているか」などを確認するのですが、「これ日本電子でやったな」と感じる場面も多く、日本電子での日々が、現在に直接繋がっていることを実感します。ただ現場に活きる学びが中心の分、「この道ではなかった」と思ったときの方向転換が難しいのもまた事実。これから入学を考えている人は、自分が何をやりたいのかしっかりと見極めたうえで、学校と学科を選んでほしいと思います。

【株式会社あとらす二十一 PROFILE】
1996年創立。インターネットの可能性にいち早く着目し、Webサイト構築事業をスタート。Webサイト構築・運用、インターネット広告、人材サービス、テレワーク支援など、Web関連の幅広い事業を展開。さらに、ブランディングやWebサイト運営管理のサポートもなども手掛けるなど、Web業界のリーディングカンパニーを目指し、日々躍進し続けている。

長島 成希さん

埼玉県立坂戸西高校出身
Webデザイン科卒業
日本電子を卒業後、Webサイトの構築やインターネット広告を事業とする企業に入社。入社から現在に至るまで、大手ECサイトのキャンペーンページを中心に担当している。4年目にスーパーバイザーに就任し、チームを牽引する立場に。

スマホ・モバイルについて学ぶ意味とは?
スマホ・モバイルについて学ぶ意味とは?
スマホ・モバイルの業界はIT業界の中でも特に目まぐるしく、新しい技術やサービスが続々と展開されています。アプリ開発の市場は今後も伸び続けるのではないかという推測もあり、新しい情報や技術をキャッチしようとすることが絶えず求められます。スマホの普及に伴い、情報処理やアプリ開発は業種を問わず必要とされるようになっています。Life is Tech!(iPhone・Androidアプリ・ゲーム開発、プログラミング、デザインなどの最新IT技術を学ぶ中高生向けプログラム)が注目を集めていることからも、アプリ開発に対する世間の関心の高さがうかがえます。しかし、多くの人が「プログラミングとか難しそうだし…」と敬遠してしまっており、アプリに詳しい人材が現在でも不足しているのが実情です。スマホの仕組みやアプリ開発について学ぶことは、スマホが普及した現代社会を生き抜いていくための“武器”を身に付けることに他ならないと言えます。「スマホの最先端を知りたい」「アプリの開発とかちょっと面白そう」「アプリ開発を通じて新しいビジネスの仕組みやサービスを考えてみたい」というあなた、最先端のアプリ開発技術を学んで、スマホ市場の最先端を担ってみませんか。
スマホ・モバイルの学びを活かした仕事って?
スマホ・モバイルの学びを活かした仕事って?
スマホ・モバイルの学びを活かした仕事は多岐に渡ります。最初に思い付くのはSoftbankやYahoo、NTTドコモといったWeb・モバイル関係の企業だと思いますが、前述の通りプログラミング技術やアプリ開発技術はどの企業でも求められているため、Webやモバイルに限らず様々な業界への就職が考えられます。アプリ開発のために学んだスキルを活かし、ソフトウェア開発やWebとの連携をはかったアプリ制作など複数の部署で活躍することが可能です(iOSとAndroid両方のアプリ開発が可能な人は依然として少ないため、どちらもできると重宝されるようです)。ただし、「スマホ・モバイルについて学べばどこにでも就職できる」という訳ではありません。アプリ開発のスキルはあらゆる業界で応用可能であるからこそ、在学中に自分の進む道をしっかりと見極めていくことが必要になると言えます。
スマホ・モバイルを学ぶとは?
スマホ・モバイルを学ぶとは?
突然ですが、現在の日本におけるスマートフォン所有率は何%くらいだと思いますか。また、携帯電話所有率はどうでしょうか。総務省が発表した「平成26年版 情報通信白書」によると、全世代での携帯電話所有率は約95%、スマートフォン所有率だけで見ると約60%(10代や20代では80%以上)だそうです。「意外とスマホの普及率低いかも?」と思ったかもしれませんが、僅か5~10年でこれだけ急速に普及したことはやはり驚くべきでしょう。このように今やお馴染みとなったスマホですが、「なぜこんな小さい端末にこれだけの機能が詰まっているのだろう?」「今後どういう機能が搭載されるようになるのかな?」と思ったことはありませんか。当たり前のように利用しているがゆえに、意外とその仕組みについては知らない人が多いのではないでしょうか。こうした仕組みを理解し、プログラミングやアプリ開発の技術を具体的に学んでいくことはこれから益々重要になります。
Webデザイナーとは?
Webデザイナーとは?
Webデザイナーとは、インターネット上で閲覧するホームページをデザインする人です。主に、ディレクターなどの指示に従い、クライアントの要望をふまえてホームページをデザインしていきます。雑誌や広告などの印刷物とは違う、動的な要素があるため、見る人のこと考えてデザインを提案する必要があります。インターネットの知識や専用ソフトの操作スキル、デザインセンスなど幅広い知識と能力が必要です。
Webプログラマーとは?
Webプログラマーとは?
Webプログラマーとは、仕様書に基づいてシステムを構築する人です。クライアントの要求を聞き仕様書を作成し、その仕様書にもとづきWeb用のシステムを作る仕事をします。近年、人気が急上昇したコミュニティサイトなどにより、Web専用のシステムも多様化しました。新しいシステムを考案するために、プログラミング言語とインターネットに関する幅広い知識とスキル、応用力も必要となります。
プログラマ/オープン系とは?
プログラマ/オープン系とは?
ハード、Unix・LinuxやWindowsなど複数のコンピューターを使ってシステムを構築する仕事です。ウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム。使用する言語はC、C++、Javaなどですが、ブラウザを用いたシステムを構築する場合には、PHPやPerl、Pythonなどのウェブ系でよく使われる言語も使用されます。
オープン系の開発では、UNIXやLinux、Windows、.NET Framework等の開発環境の中で、Java、C、C++、C#、VBA、.NET、などの言語を使いながら、システム構築をおこないます。
汎用系の開発がハードウェアやOSなどの環境を特定のメーカーに限定した中で行われるのに対し、オープン系の開発では、開発環境に(適性はあるものの)基本的に制限はなく、様々なメーカーのハードウェアやOSを用います。
プログラマ/通信系とは?
プログラマ/通信系とは?
ネットワーク機器(ルーター、モデム)やテレビ会議、IP電話を使ったシステム開発など、通信に関連したプログラムを開発します。コンピューター間のデータ送信・受信に関連した部分が主な仕事になります。言語はC・C++やJavaなどが用いられます。組み込み系・制御系ともかぶる部分があり、ネットワーク機器に組み込むプログラムを開発する場合には、両者の知識を身につけることができます。
プログラマとは?
プログラマとは?
「プログラム言語」を用いてコンピュータープログラムを組み、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。各業種でよく使われる複数のプログラミング言語を修得していることが必要です。
(1)インターネットやLANでの動作を前提とするネットワーク系
・Web系プログラマ(Webコンテンツ系プログラマ)・XMLプログラマ・オープンソースプログラマ
(2)映像(映画、TV、CMなど)やゲームソフト、音楽などのエンターテイメント系
・CGプログラマ・ゲームプログラマ・マニピュレータ&サウンドプログラマ
(3)アプリケーションソフトなどの実用ツール系
・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(4)販売管理ソフトや会計ソフト、商品管理データベースなどの業務システム系
・システムエンジニア系・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(5)家電、携帯電話、プリンタ、デジカメ、ロボットなど、製品の中で動作する組み込み系
・組込みプログラマ(リアルタイムプログラマ)
エンジニアとは?
エンジニアとは?
エンジニアとは、主に工学分野で、ものづくりやプロセス、システムの開発などをおこなう技術者の総称です。ソフトウェアの分野では、プログラマやシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロダクトマネージャーなどの職種が代表的です。
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア/略:SEとは?
システムエンジニア(SE)とは、さまざまな業界で使用されるコンピューターで処理するためのシステムを設計、開発する人です。
クライアントの業務内容を分析し、内容に適したシステムをつくるため、どこをどのようにコンピューター化するかなどを検討、開発に取り組みます。技術的な知識と技術はもちろん、クライアントの要望を的確に捉える洞察力と、クライアントに専門的な内容を分かりやすく具体的に伝えられる能力も必要です。
仕事の立ち位置をイメージしやすい職種として、システムエンジニアは建築士の仕事に近いですね。クライアントから要望を聞き、システムの”設計図”を作成します。予算の組み立てや完成までのスケジュール策定、進行管理なども行います。
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
アプリケーションプログラマとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどソフトウェアを作る人のことです。
コンピューター上でおこなう作業の目的に応じて使うソフトウェアの総称を「アプリケーション」といいます。このアプリケーションを作るのがアプリケーションプログラマの仕事です。クライアントやユーザの要求を把握し、ハードウェアとソフトウェアに関する幅広い知識をもって、的確なシステム設計を行なう能力が必要です。
スマホ・モバイルについて具体的には何を学ぶの?
スマホ・モバイルについて具体的には何を学ぶの?
アプリ開発をはじめ、ビジネスマネジメントやデザインなどクリエイターに必要な技術や知識を幅広く身につけます。中心となるのは、Android開発とiOS開発です。Java言語やObjective-C言語の基本文法を学習したうえでアプリ開発の実践を行い、App StoreやGoogle Playで販売できるアプリケーションの開発を目指します。また、HTML言語やJavaScript、LinuxなどWebページやWebアプリケーションの開発技術についても学習します。情報系の資格取得に向けた授業も多いです。加えて、企業の経営構造やキャッシュフロー、事業計画、収益見通しなど、ビジネススキル・ビジネス企画について学習することも新規事業を広く社会で受け入れてもらううえでは重要です。
スマホ・モバイルを学ぶとどんな資格が取得できるの?
スマホ・モバイルを学ぶとどんな資格が取得できるの?
スマホ・モバイルを学ぶことで取得できる資格としては、情報関係の資格があります。最も一般的な「情報処理技術者試験」は、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準であることを経済産業省が認定している国家試験です。さらに、Javaプログラミング能力認定試験やAndroidアプリケーション技術者認定試験といった実践的な資格を取得することも可能です。高度IT人材の確保が急務となっている現在、こうした情報系の国家資格やベンダー資格(IT関連製品のユーザーが適切な操作技術や管理技術を満たしていることを認証する民間資格制度)を取得しておくことは就職の際にも有利になります。
プログラミングについて知らなくても大丈夫?
プログラミングについて知らなくても大丈夫?
上記の学習事項を見て、「面白そう」と思った人もいれば「イメージと違って結構難しそう」と感じた人もいるでしょう。「プログラミングについて全然知らないし、授業についていけないかも…」と心配する人もいるかもしれませんがその必要はありません。実践的な教材を使って学習を積み上げることで、こうしたスキルは入学後に段階を追って身に付けていくことができます。重要なのは、アプリ開発のスキルを積極的に習得しようとする姿勢です。発展のスピードが非常に速い分野なので、貪欲にスキルの習得に取り組んでいく向上心と熱意が求められると言えます。
ディレクターとは?
ディレクターとは?
ディレクターとは、さまざまな現場で専門技術に関する部門についての責任者です。さまざまな業界・業種があるため、具体的な職務内容は異なりますが、その分野に関する専門知識をもち、適切な判断のもと、デザイナーやプログラマーなど現場のクリエイターたちに指示を出します。作品を制作するスケジュールの管理なども行います。
Webディレクターとは?
Webディレクターとは?
Webディレクターとは、ホームページ制作において、制作チームのリーダーとしてスタッフをとりまとめる人です。クライアントが要求するコンセプトやニーズを把握した上で、制作スタッフに適切な指示を出し、仕上がったWebサイトを細かくチェックしたりします。ホームページ制作における知識や技術はもちろん、プロジェクトの全体をみて制作の進行をコントロールできる能力を必要とします。
Webプランナーとは?
Webプランナーとは?
Webプランナーとは、クライアントと一緒に広告やイベントを計画していく人です。Webサイト制作における企画・コンセプト作りが主な仕事です。たくさんのユーザーに見てもらえるホームページにするための企画を考え、クライアントに提供していきます。クライアントやデザイナーに、プロジェクトの方向性を伝えられるだけのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が必要です。デザインや営業力以上に、Web業界に関する豊富な知識と企画力が要求されます。
コーダーとは?
コーダーとは?
コーダーとは、Webデザイナーのデザインプランに則って、HTML、CSS、Javascriptなどを活用してコーディングを行う人です。指示通りに作成できる専門的なスキルを有している事や、クライアント・Webデザイナーの要望を汲み取る能力も求められます。
プログラマ/Web系とは?
プログラマ/Web系とは?
インターネット上に公開されるプログラムや、会社や組織のLAN環境内でブラウザを使って利用するようなプログラムを開発します。PHPやRuby、Python、Javaなどを使ってプログラムを組むことが多いです。具体的な例としては、ウェブ上で占いをおこなうようなエンターテインメント系のプログラムであったり、ウェブ上で公開するデータベースの開発、企業や組織の予算や顧客管理データベースの開発などがあります。ネットに公開されているものであれば、検索によって簡単に見つけることができるでしょう。求人案件もとても多いです。
プログラマ/制御系・組込系とは?
プログラマ/制御系・組込系とは?
デジタル家電をはじめとした電子機器・自動車や計測器やFA機器といった各種装置などの機器を制御するためのシステムを開発するプログラム。
炊飯器やエアコンなどの機械の中にもプログラムが組み込まれていて、ご飯の炊き具合や部屋の温度の調節を行っています。このように家電製品や携帯電話、デジカメなど、機械の中に組み込むプログラムを開発する仕事です。製品ごとにカスタマイズして組み込まれることが多いです。使われるプログラミング言語は、C、C++、アセンブラが主になります。
プログラマ/汎用系とは?
プログラマ/汎用系とは?
開発言語としては、「C言語」や「JAVA」が主流で開発されることが多いみたいですね。
オープン系との違いがわかりにくいことがありますが、銀行の金融システムなど企業の基幹システム(メインフレーム)に使われることが多いです。データ量が多かったり、安全性や高い信頼性が要求されるような業務で使われます。独自の言語仕様を持っていたり、文字コードを使うこともあります。他のコンピューターシステムとは互換性が無く、閉じた世界を構築します。言語としては、「COBOL」などが使われます。
汎用系の開発では、IBM、富士通、日立製作所、NEC、ユニシスなどの汎用コンピューターを用い、COBOL、PL/Iなどの言語を使いながら基幹システムの構築をおこないます。
近年の業務としては、生命保険・損害保険・銀行・クレジットカード会社など大手金融機関や大企業の基幹システムの再構築、運用保守が多く、大手有名企業の大規模システムに携わる中で自分の実力を発揮でき、汎用系エンジニアにとって大きなやりがいが得られます。
汎用系システムは、汎用コンピューターまたはホストコンピューターと呼ばれるハードウェアを使用します。
ハードウェアに特化した開発であるため、そのホストコンピューターについての知識が必要になります。
そのため、オープン系のようにシステム開発や変更、他に応用することは容易に出来ないことが多いです。主に開発で使われる言語は、COBOLなどの言語で開発されることが多いです。汎用系システムでのソフトウェア開発は、マシン語に近い言語にコンパイルされるため高速処理が可能です。
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー・PMとは?
プロジェクトマネージャー(PM)は期日までに成果物を完成させる人です。
必要な人材、資材、費用を計画してチームを結成し、プロジェクトの終了までを管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
近年、ITシステム開発プロジェクトは、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダー化などによって、幅広い知識が求められています。このため、プロジェクトマネージャ(PM)の役割は益々重要となり、スポンサー、ユーザの期待は大きくなってきています。
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システムアナリスト・コンサルタントとは?
システム開発における上流工程で、既存の情報システムとクライアントの現状を調査・分析・評価をおこない、新しいシステムの方向づけをおこなう人です。
組織構造、経営戦略、各業務の流れ、そして既存の情報システムを調査し、新しいシステムを開発するうえでの改善案や提案をおこないます。そのため、クライアントに対して、分かりやすく、説得力のあるプレゼンテーションが求められています。
システムアナリストは、既存の情報システムを分析し、機種、台数、手順においてメリット・デメリットを評価します。
システムコンサルタントは、新たな情報システムの導入にあたって、社内の業務や経営上の問題点を探り、その改善案を提案していきます。