去る10月23日（水）、公益社団法人 新宿法人会主催「はじめてのAI」と題したセミナーにおいて、高度情報処理科の菅原大翼教員が講師を務めました。

新宿法人会では、税務関連知識の普及や地域の企業発展を目的とした多彩なセミナーを定期的に開催しています。今回は、多くの会員から要望のあった「生成AI」のセミナーを実施するにあたり、同法人の会員でもあり、コンピュータ教育で定評のある本校に白羽の矢が立ちました。

そこで高度情報処理科のチーム制作科目において、AIを用いたシステム開発の指導を行っている菅原教員が講師を務めることとなりました。

セミナー当日は、新宿法人会に加盟する企業や団体から約30名が参加。本校の実習室はほぼ満席となり、AI導入への関心の高さがうかがえる盛況ぶりでした。

セミナーは、生成AIの概要や最新の活用事例の紹介から始まり、「ChatGPT」を使ったメール文案の作成や、グラフィックデザインツール「Canva」を用いたチラシや広告の制作を体験していただきました。
そのほかにも、実務でのAI利用におけるリスクや懸念点についても触れ、「生成AI」の理解を深めていただきました。

生成AIの活用について体験していただいた後、実務でのAI技術活用におけるリスクや懸念点についても紹介されました。

コンピュータスキルは身につけていて当然の時代に突入し、今後はAI技術のリテラシーや技術の重要性が益々高まっていくことを、企業の方々へ発信することができた貴重な機会となりました。

日本電子専門学校にとっても、本校と新宿法人会の連携を一層強化し、地域企業の成長を共に牽引する重要なステップとなりました。

日本電子専門学校は1987年に「人工知能科」を、その後2018年に専修学校としては初のAIシステム開発技術者の専門学科「AIシステム科」を設立、また「高度情報処理科」においてもAIを活用したシステム開発の授業を展開しています。

学園70年以上の教育ノウハウと、企業と連携した最先端教育によって、毎年多くの技術者を社会に輩出しています。

今後も社会で活躍する人材の育成・輩出に尽力いたします。

関連サイト

◆新宿法人会：新宿税務署管内の法人約3,000社が加入する区内有数の公益社団法人。会員のみならず一般の方にも役立つ税や経営の研修会を開催しています。さらに、異業種交流会、未来を担う子供たちへの租税教育活動などを通じて、社会に貢献しています。
https://www.shinjuku-hojinkai.or.jp/

◆高度情報処理科：上級システムエンジニア（SE）をめざし、現役SEの講義やインターンシップなど、積極的に企業と連携をしています。そして、ビッグデータやクラウド、AIなど、最先端の技術を導入。充実した環境で学習できます。また、オラクルのアカデミープログラムの導入や、産学連携でシステム開発をする卒業制作など、就職対策にも力を入れています。
https://www.jec.ac.jp/course/it/jz/