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WorldSkills Lyon2024(技能五輪国際大会)参加

WorldSkills2024 Lyon (技能五輪国際大会)の開会式についてお伝えしましたが、今回は競技についてお伝えします。先月の9月11日~14日の4日間にフランスのリオンで開催された国際大会でした。70もの国と地域の若者が集まり様々な職種で競技を行いました。

本校から日本代表としてコンピュータグラフィックス科の木村美保さんが参加した職種は、「3Dデジタルゲームアート」です。

3Dデジタルゲームアート職種では、コンセプトアート、モデリング、スカルプティング、テクスチャリング、リグ・アニメーション、そしてゲームエンジンまでと3Dゲームのビジュアル面での全ての工程を4日間のうちに1人で行なう競技です。

毎日当日の朝と午後に課題が渡されそれに合わせて決めれられた時間内に作業を行ないます。時間の制限があるため何を大切にするか何をそこそこの作業にするかの判断も選手にとっては重要ですね。そして、得意な事ばかりでなく、あまり得意でないところも作業をしないといけません。出された課題に動揺せず冷静な判断も問われます。なかなかハードな内容になっています。

↑↑朝のミーティングの様子 

(作業に集中している木村さん)

Photo: courtesy of WorldSkills International 

会場にはたくさんの観客が見ており、子供たちのヤジがあり騒がしく、集中力を乱される場面もあります。しかし選手達はそんな外野にもめげず集中して作業をしています。

今回この職種からは、16カ国と地域からの代表選手が参加、熱い闘いが行なわれました。始めは知らない国の選手達でお喋りもしたりはしないのですが、4日間一緒に闘っていると、なぜか不思議な連帯感が生まれ、ライバルが同志になり、大会が終わるころには仲良くなります。不思議ですね。

WorldSkills Lyon2024 公式ページ (英語・仏語)

(コンピュータグラフィックス科 高橋圭子)

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