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都庁舎プロジェクションマッピング

都庁舎で開催されているプロジェクションマッピングを見学してきました。
これは、夜間の観光振興の活性化に向けて、都庁第一本庁舎をキャンバスに
光と音で多彩なアートを表現するプロジェクションマッピングが通年で上映されています。

プロジェクションマッピングも珍しくはなくなってきたので、
見物人はそこそこ…だと思っていたら、すごい観客が集まっていました。
家族連れ、レジャーシートを敷いて寝転がっている人、カメラを構える人。
都庁舎前に、まるで花火大会の開始を待つかのような人、人、人…。

現在、今年で生誕70周年を迎える世界的に人気の高い「ゴジラ」が登場する上映が
行われています。土日・祝日の19:30~、20:30~、21:30~の3回の上映されています。
平日には、都庁舎の造形美を活かした、視認性が高いコンテンツを上映しています。

都庁の壁を破って、ゴジラの登場です。
常設の投映面積で「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示」として、
ギネス世界記録に認定されているそうです。

暴れるゴジラに対応するために自衛隊のスーパーX2改が登場します。
1984年公開の「ゴジラ」にはゴジラ対策兵器としてスーパーXが登場しました。
その後のシリーズには、スーパーX2、スーパーXⅢが登場します。
また1991年公開の「ゴジラVSキングギドラ」では、この都庁第一庁舎が登場しています。

ゴジラに対抗するために、メカゴジラが出撃します。都庁舎が基地のように見えました。

隣に座っていたファミリーの男の子がゴジラのソフビ人形を持っていたのが微笑ましかったです。

「ゴジラ -1.0/Godzilla Minus One」は、第96回アカデミー賞において日本映画で
初めて視覚効果賞にノミネートされました。VFX制作には11名の卒業生が携わっています。
841N(1986年卒業)システムエンジニア
85GD(1987年卒業)ミニチュアシューティングクルー
89GD(1991年卒業)3DCGディレクター
97AD(1999年卒業)エフェクトアーティスト
01AV(2003年卒業)システムエンジニア
02AD(2004年卒業)シニア3DCGアーティスト
02AD(2004年卒業)モデリングアーティスト
01AU(2004年卒業)シニア3DCGアーティスト&エフェクトアーティスト
08AD(2010年卒業)シニア3DCGアーティスト
15AD(2017年卒業)モデリングアーティスト
17AV(2019年卒業)3DCGアーティスト
※学科記号について
GD、AD⇒コンピュータグラフィックス科
AV⇒CG映像制作科(CG映像科)
AU⇒コンピュータグラフィックス研究科
N⇒情報処理科

ゴジラのコンテンツの後は、都庁の構造を利用してプロジェクションマッピングが上映されました。
「日本」「JAPAN」「和」のイメージの映像作品が音に同調しながら上映されました。

まだ知っている人が少ないかもしれませんが、これから夏にむけて解放感がある空間で、
世界最大規模のプロジェクションマッピングは話題になっていきそうです。

ゴジラは土日・休日のみですが、別のコンテンツを毎日上映しています。
上映内容も変わっていくと思うので、また訪れてみたいと思います。

◆コンピュータグラフィックス科 学科ニュース
https://www.jec.ac.jp/collegenews_cat2/ad/

(コンピュータグラフィックス科 栗田 浩司)

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