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授業紹介「表現技法」

■1年時に行う3DCG実習は、「モデリング」と「表現技法」、「セットアップ」、「モーション」の4科目です。今回は「表現技法」の授業についてご紹介します。

・この授業について

3DCG制作には様々な工程がありますが、3DCG 制作において重要な「質感」や「ライティング」、「レンダリング工程」などを自分の力で設定できるようになることを目的としています。

(教科書の抜粋:テクスチャ・表面の凹凸や色の調整)
(教科書の抜粋:ライティング関連)

3DCG を制作するには様々な操作と データが必要となりますが近年1つのCGソフトやツールだけを使って 3DCG 作品を制作することはほとんどありません。複数のツール に跨って作品制作をするのが一般的です。そのため、この授業も 複数のツールに跨ってデータを構築する内容になっています。 具体的には「Maya」をベースとして、「Photoshop」、「Mudbox」、 「After Effects」の各 DCC ツールを使用しながらお互いデータ を行き来きさせ3DCG 作品を完成させます。

(教科書の抜粋:レンダリング関連)

ものが見えるしくみから3DCGソフトやツールの使い方まで、オリジナルの教科書を使い、幅広く教わることが出来ます。

(教科書の抜粋:色がどうして見えるのか)

・履修した学生の感想

「難しいがとても興味深い」「自分で光や質感の調整が出来たことは、不思議で面白い」「やり方によっては非現実的な世界を作り出すこともできる」「今まで映像作品で(光や質感の調整を)どうやっているのか分らなかったが、やっと知ることが出来た」などの声が聞かれました。

コンピュータグラフィックス科 竹谷一平

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