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- 学生作品
- 2025/03/05
- コンピュータグラフィックス科
2024年度 進級制作発表会

2年生の卒業制作発表会から1週後の2月28日(金)に1年生の進級制作発表会が開催されました。

キャラクター、動物、背景、工業製品、モーション作品など、個性豊かな作品が上映されました。
進級制作は、1年生の授業の総活になります。学んだことをフル活用して、動画を制作しました。

1年生の進級制作記念BOOK「ADWORLD」が発行され、1年生全員に配布されました。

最初の学生プレゼンテーションは、「ADWORLD」の裏表紙制作の秘話で3人の学生が登壇しました。
3つの作品を合わせて、ラフから原稿完成までの制作過程を小ネタを挟みながら紹介しました。

学生プレゼンテーション2人目は、「必然の可視性」というテーマで、テクスチャの表現方法と
アルゴリズムを考慮したキノコの配置について紹介しました。配置は、手作業で配置するのではなく
AIを使用してスクリプトを生成して、それをMayaのPayMELで自動配置する説明を行いました。

学生プレゼンテーション3人目は、「好きなものを作る」というテーマで、3DCG初心者だけど、
音楽愛で覆面バンドの演奏シーンの制作工程を紹介しました。
無料音楽作成ソフトでオリジナル音源まで作成したので、作品に対する情熱を感じられました。

学生プレゼンテーション3人目は、リアルなキャラクター制作の紹介をしました。
ZBrushからMaya、そしてUnreal Engineまでのワークフローをしっかり考えて制作していました。
入学前に多少の3DCG経験がありましたが、入学してからの努力を感じられる作品になっていました。

全127作品の中から選ばれた25人の学生に表彰を行いました。

進級制作記念BOOK「ADWORLD」の制作担当者も登壇して、短期間での制作苦労などを話しました。

最後は、職業実践専門課程でお世話になっている梅垣幸治先生(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 背景モデリングチームリーダー)に総評をいただきました。
職業実践専門課程とは、専修学校における職業教育の水準の向上を目的として、企業等と連携して、実習、実技、実験又は演習の授業を行っていることで本科が認定されているものです。

最後は、「全員参加」のイベントということで、全員で集合写真を撮影しました。
1年後には、卒業制作になります。ゲームCG専攻とCGアニメ専攻に分かれます。
また就職活動もあるので、1年生時より大変だと思いますが、がんばってほしいと思います。
◆コンピュータグラフィックス科 学科ニュース
https://www.jec.ac.jp/collegenews_cat2/ad/
(コンピュータグラフィックス科 栗田 浩司)